きび六

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仔羊の丸焼きも!モンゴル系ガチ中華が楽しめる【ジンギスカン焼肉 友家】@赤磐

赤磐市にあるモンゴル系のガチ中華が食べられる「ジンギスカン焼肉 友家(ゆうや)」に行って来ました。

 

場所は、吉井川沿いを走る国道374号線沿い。赤磐市北部の美咲町寄りにあります。美作岡山道路の吉井ICから車で5分の距離。

 

 

「ジンギスカン焼肉 友家」は、岡山市北区今保にある「中華料理 友家(ゆうや) 岡山今保店」の系列店のようです。

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外観

和風ぽい大きな建物。駐車場はお店の前にあります。

 

外に明るい店内の光は漏れていますが、建物自体の照明は地味なので、夜はこの道路側に立つ赤い大きな看板が目印です。

 

敷地の奥にはモンゴルの移動式住居ゲル(パオ)が並んでいました。

 

ここは個室として使えるようです。真ん中の少し大きなゲルではカラオケなども用意されているそうで、宴会とかしたら楽しそうです。

 

店内

店内入ってすぐ左側には、襖で仕切られた小あがりの座敷席。

 

そのまま右側に進むと、左右に焼肉用のロースター付テーブル席が並んでいます。各テーブルには排煙フードも設置されています。

 

テーブル席はほぼ4人席ですが、右奥だけが8人席。

 

振り返った入り口側の窓際にはカウンター席もありました。

 

各テーブルには焼肉用のトングやハサミなどが備え付けられています。

 

入り口付近では、中国茶やモンゴルのお菓子などの販売もしていました。

 

メニュー

焼肉メニュー。上ミノやヨメナカセといったホルモン系もあります。

 

羊肉もいろいろ揃っています。ラムチョップやラムの生ウィンナーなどもありました。

 

こちらはラム肉ラーメンやモンゴル焼きそばといった麺類メニュー。

 

そしてこちらがガチ中華メニュー。羊の内臓ミックス鍋などあまり見慣れないメニューが並んでいます。メニューに時々おかしな日本語が混じっているのが可愛い。逆に本場度が高そうでグッと期待が高まります。この他、薬膳火鍋もありました。

 

そして何といっても注目なのは、「仔羊の丸焼き」がある事です。要予約で結構な値段がしますが、なかなか食べることが出来ないものなので、大人数で宴会するときに注文すれば盛り上がりそうです。

 

ちなみに肉はお店の外に設置されているこの設備で焼くみたいです。しかし丸焼きは14kgあるそうですが、平らげるのに何人必要なんでしょうか。全然想像がつきません。

 

ランチメニュー。通常メニューにはないレバニラ炒め、麻婆豆腐などの定番中華の定食もあります。お昼は焼肉、ラーメン、中華と各種食べられるので使い勝手が良さそうです。

 

さらにランチメニュー。

 

昼はセットメニューで、夜は焼肉、火鍋、ガチ中華のいずれかを楽しむ感じでしょうか。この他の紹介しきれなかったメニューは別記事にて紹介しています。

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モンゴルミルクティー(850円)

 

まずはモンゴルミルクティー(ツァイ)。モンゴルっぽい柄の大きなポットで運ばれてきました。一緒にやって来た器に入っていたのは炒った粟(あわ)。これをカップに少し入れてからミルクティーを注ぐのだそうです。

 

ミルクティーはミルク菓子みたいな甘い匂い。だけど飲むと結構塩分強めです。甘ったるくないので食事にもよく合いました。プチプチとした粟(あわ)の食感も良いです。

 

ポットにたっぷり入っているので何杯でも飲めます。しかもいつまでも温かい。

 

ラム肉串焼き(180円/本)

 

クミン香るラム肉串焼き。焼肉もやっているくらいなので当然ラム肉も美味しいです。そして後から結構な辛さがやってきました。唐辛子が効いています。

 

干し豆腐の青唐辛子炒め(850円)

 

トロみが美味しい干豆腐の炒めもの。唐辛子がとてもフレッシュで、時々とんでもなく辛いのがいるので要注意です。外のゲルの近くに小さな家庭菜園みたいな場所があったので、おそらく唐辛子はそこで作ったものなんじゃないかと思います。

 

羊の胃いっぱい肉(750円)

 

そしてちょっと冒険して頼んでみたのが「羊の胃いっぱい肉」。小林製薬みたいな分かりやすいネーミングが可愛いです。

 

食べ物とは思えないようなビジュアル。

 

そのままかじりつくべきものなのか、食べ方がよく分かりませんが、結構大きいのでとりあえずキッチンバサミで切ってみました。このオロオロする感じもまた楽しいです。中にはたっぷりのラム肉が詰まっていました。

 

さらに細かく切ってスープに戻し入れました。あっさりとした味ですが、肉の旨味が凝縮されていて美味い。例えるなら高級なソーセージみたいですが、考えてみれば作り方がほぼ一緒なので当然かもしれません。スープにも旨味たっぷりのいい出汁が出ていました。

 

中華パン(150円/本)

 

ごはん代わりに注文したのは中華パン。餡の入っていないマントウを焼いたものですが、クミン風味で焦げ目が香ばしい。

 

これが先ほどの「羊の胃いっぱい肉」のスープとよく合いました。スープに浸して食べちゃったりなんかすると洋風な感じもしますが、モンゴルとヨーロッパはシルクロードでつながっているだけに意外と似てたりします。

 

他のテーブルのお客さんたちが焼肉を楽しむ中、唯一、ガチ中華をメインに頼むテーブルだったからか、お店の方がサービスで出してくれた一皿、モミジ(鶏足)の冷菜です。

 

今までモミジはビジュアルでビビって食べたことがなかったので、差し出された時に一瞬固まってしまったのですが、キッチンバサミで原型が分からない感じにカットしてもらって思い切って食べてみました。コリコリした食感です。そしてパクチー、レモン等を使った中華風の南蛮漬けみたいな味付けが爽やか。お酒によく合いそうでした。

 

ただ、まだ原型のモミジにかじりつくのは無理そうです。美味しくてみんな大好きらしいですけどね。

 

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ジンギスカン焼肉 友家(ゆうや)

住所:赤磐市周匝654−1

営業時間:11:00~21:00

定休日:月曜 *祝日の場合は営業、火曜休業

駐車場あり/禁煙

 

 

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