きび六

岡山県発、地域情報を発信するブログです。

肉汁ほとばしる名物カラアゲ!個性あふれるあっさり系のラーメン店【若大将】@赤磐

f:id:kibi6:20220216235614j:plain

赤磐市にある唐揚げが名物のラーメン屋「若大将」に行ってきました。

 

場所は赤磐市の中心部、近くに市役所などがある県道253号(可真上山陽線)沿いにあります。山陽本線 瀬戸駅から車で10分、赤磐市役所から徒歩10分弱の場所。

 

 

外観

f:id:kibi6:20220216235622j:plain

三階建てビルの一階左にある店舗。店名と同じ大きさで「カラアゲ」と書かれた黄色い看板が目印です。お店の前には「牛骨ラーメン」などののぼりもいくつか立っていて賑やかです。

 

f:id:kibi6:20220216235630j:plain

駐車場はお店の前にあります。店の前2台分の場所には停めていいと思いますが、さらに右のほうにあるスペースにも停めていいかのは不明。もしかしたら同じビルの他の店舗の駐車場かも知れないので要確認です。

 

県道から見やすい位置に「ラーメン」などと書かれた看板が出ているので分かりやすい。ちなみに西側から向かうと、この手前に似たような感じで「揚げたて からあげ」と書かれた黄色い「元祖からあげの中津家」の看板があって、間違えがちなので気をつけてください。

 

f:id:kibi6:20220216235639j:plain

この他、左隣の建物の脇にある小道を奥に進んだ所に「第2駐車場」があります。駐車場自体は広くて10台ほど停められるようですが、そこに至る小道は狭いので大きな車だと少しアクセスしづらいかもしれません。

 

店内

f:id:kibi6:20220216235649j:plain

お店に入ってすぐ正面にカウンター席があり、その手前に4人掛けのテーブル席が2つあるだけのスペース。あまり広くありません。

 

f:id:kibi6:20220216235655j:plain

ただしカウンター席はコの字型になっているので、カウンターだけで全部で15人くらいは座れるんじゃないかと思います。

 

f:id:kibi6:20220216235725j:plain

カウンター席の上にはサインや写真などが飾られていいました。「金バク」や「ヒルペコ」、「シアワセ気分」などのテレビ番組で紹介されたことがあるようです。

 

f:id:kibi6:20220216235733j:plain

f:id:kibi6:20220216235743j:plain

そして店内の両サイドには、壁一面を埋め尽くさんばかりの手書きの掲示物。主にメニューや食材の紹介なのですが、カラフルなイラストも付いていて情報量の多さに圧倒されてしまいます。

 

f:id:kibi6:20220216235752j:plain

店内禁煙。ちなみにお手洗いは店の外。ビルの外階段の横からお店の真裏に回り込んだところにある仮設トイレです。夜は暗いのでちょっと怖いかも。

 

メニュー

f:id:kibi6:20220216235801j:plain

卓上にメニューはなく、壁メニューのみ。初めてだと情報量が多すぎて、どこを見ればよいのか分からず焦りますが、メニュはカウンターに向かって左側の壁面にあります。右側の壁にはありません。こちらはどれだけ探しても不毛な時間が過ぎていくだけなので、注文の際には気をつけたいところです。

 

中華そばや塩ラーメンなどの麺類とチャーハンの単品メニュー。さらにラーメンにカラアゲ、ライスやチャーハンなどを組み合わせる定食メニューもあります。このメニュー表は読解力を試されているような難易度が高いものなので、メニューはここにあるのだなと安心してしまうとやられます。

 

f:id:kibi6:20220216235810j:plain

名物のカラアゲは単品でも頼めます。テイクアウトも可(要容器代)。外の看板には「やきとり・ぎょうざ・ローストチキン」とも書かれていましたが、今はメニューにないようですね。

 

情報の海をかき分けて何とか注文をすませても、今度はラーメンスープの濃さや麺の硬さを尋ねられるので油断禁物です。スープはあっさり・中間・コッテリ、麺はナンバーワン(普通)、ハード(固め)から選択します。それぞれの詳細は上記写真から探して参照ください。

 

f:id:kibi6:20220216235829j:plain

なぜかベスト電器65周年記念のコップ。可愛らしいです。定食メニューにあった2種類の「ラーメン・カラアゲ・ライス」の値段の違いについて考えながら料理を待ちます。

 

f:id:kibi6:20220216235839j:plain

カモカモラーメン(800円)

 

注文したのはカモカモラーメン。スープはあっさり、麺は普通でお願いしました。

 

f:id:kibi6:20220216235855j:plain

チャーシューや玉子、かまぼこなどは別皿です。まずは鴨ラーメンの味をシンプルに楽しんでほしいという事でしょうか。こだわりを感じます。

 

f:id:kibi6:20220216235847j:plain

まずはスープを一口。鴨の旨味がよく出ており、脂の甘みも感じられて奥行きがあります。弾力のある鴨肉は臭みもなく、しかも量も多いのが嬉しい。たっぷりの長ネギとの相性ももちろん抜群です。その他、ワカメも入っています。

 

自家製だという麺は中細のストレート麺。少しやわらかめですが、スープともよく合っています。途中で、別皿の玉子なども加えるとまた雰囲気がちょっと変わっていい感じでした。

 

f:id:kibi6:20220216235903j:plain

卓上の調味料たち。

 

f:id:kibi6:20220216235912j:plain

カラアゲラーメン(860円)

 

こちらはカラアゲラーメン。もしかしたらラーメンの中にカラアゲが入ってやってくるのかと危惧していましたが、ちゃんと別々で運ばれてきました。カラアゲ用のモンゴルの塩とブラックペッパーを焼き塩にした小鉢もついてきます。

 

f:id:kibi6:20220216235946j:plain

まずはラーメン。選べるスープと麺は、ともに普通でお願いしました。「牛骨ラーメン」とのぼりが立っているくらいなので、スープは牛骨スープなのだと思いますが、飲んでも「牛」と感じるようなクセの強さはなく、とてもあっさりとしています。店内の掲示にはスープに鯛を使っているようなことも書いてあるので、色々と調合しているのかもしれません。

 

具材はネギにワカメにチャーシュー、ゆで卵にレタス、もやしとたっぷりで、野菜も多くヘルシーです。レタスのシャキシャキ感がなんか良かったです。

 

f:id:kibi6:20220216235954j:plain

麺は中細のストレート麺で、カモカモラーメンと同じ。全体的にあっさりとした味わいなので、途中でコショウなど調味料で味変しても良さそうです。

 

f:id:kibi6:20220217000002j:plain

そして名物のカラアゲ。写真で伝わっているのか分かりませんが、運ばれてくるとそのデカさが想定外で、ちょっと笑ってしまいます。しかも3つ。

 

f:id:kibi6:20220217000010j:plain

隣の普通サイズのラーメン鉢と比較するとその大きさが伝わるでしょうか。箸で持つとずっしりとした感触が伝わってきます。そのままかぶりつくと熱々の肉汁がほとばしって驚きました。ジューシーで柔らかで、名物というのも納得の味です。パンチのある焼き塩もいいです。

 

この唐揚げ3つとラーメンでかなりお腹いっぱいに。この組み合わせにライスが付いた定食もありますが、それだと食べきれる自信がないくらいボリューミー。小食の人はトリカラを何個か持ち帰りにしてもいいかもしれません。

 

ちなみに唐揚げは注文後に揚げ始めるので出来上がるまでに少し時間がかかりますが、壁に掲げられた情報を一つずつ処理していたら特に気になりませんでした。そのための掲示なのかもしれません。おかげで出来たてほやほや、熱々のカラアゲが食べられるのですから何の不満もありません。

 

掲示の中には、カラアゲ530個の注文が入ったことがあるとの情報もあったりして、読み込んでいくと面白いです。トリカラ目当てにまた訪れたいと思います。

 

若大将

住所:赤磐市高屋405−32

営業時間:11:30~17:00

営業時間:17:00~20:30*

定休日:無

駐車場あり/禁煙

 

*今回のまん防中の営業時間は20:00までで、アルコールの販売はしていません。

f:id:kibi6:20220217000018j:plain

 

 

kibi6.hatenadiary.jp

kibi6.hatenadiary.jp