
東中央町にある台湾屋台料理のお店「士林夜市(シリンヨイチ)」に行ってきました。
場所は大雲寺交差点の一角で、近くには「岡山芸術創造劇場ハレノワ」などがあります。路面電車「大雲寺前」駅から徒歩3分、岡山駅からなら徒歩25分ほどの距離。
外観

赤い提灯が吊り下げられた賑やかな外観。店名の「士林夜市」は台湾の有名な夜市と同じ名前ですが、まさに夜市の屋台のような雰囲気があります。
外にもテーブル席が設けられていて、これからの季節は特に良さそうです。駐車場なし。
店内

厨房を囲むようにL字型のカウンター席があり、窓側にもカウンター席があります。外の席を足してもそれほど席数はなさそうです。
常連さんが多いようで、店員さんを交えてワイワイと賑やかになる時間帯があったりしました。これもまた屋台ぽい。
メニュー

冷菜や豚肉・鶏肉メニューなど。麻婆豆腐や油淋鶏など馴染み深い中華メニューと並んで、「塩酥肉(台湾ポークソテー)」「スペアリブの果実がらめ」など台湾料理らしいメニューもあります。

飲茶やご飯・麺類メニューなど。メジャーなルーロー飯(魯肉飯)もあります。


スープメニュー。薬膳スープなど色々あります。

ドリンクメニュー。アルコールと共にジャスミン茶などの中国茶もいくつかあります。

生ビール(中)(638円)
まずは生ビール。
皮蛋(台湾ビータン)(440円)
おつまみはピータン。ねっとりとした食感で、独特の風味が楽しめます。ビールがすすみます。

三杯鶏(鶏肉の台湾バジル炒め)(1155円)
そして固形燃料を使ったコンロで運ばれてきたのは、本日のおすすめの「三杯鶏(サンベイジー)」。
グツグツと煮込まれて湯気がもくもく、熱々の状態で提供されます。台湾バジルの香りが食欲をそそります。

ニンニクと生姜の香りも良いアクセント。唐辛子が入っていますが辛くはなく、エキゾチックな風味です。鶏肉がジューシー。

台湾大根もち(605円)
続いて大根餅。表面はカリカリ、中はもっちり。そしてケチャップのようなソースと醤油を組み合わせたタレを付けると、今まで食べたことがない味になって面白い。
この少しピリッと辛い赤いソースは「甜辣醤(テンラージャン)」というものらしいです。

名物台湾赤味噌トンカツ(935円)
こちらは名物の台湾赤味噌トンカツ。「排骨(パイコー/パイグー)」というやつでしょうか。思っていたよりも小ぶりでしたが、衣がカリッとしていて、肉の旨味もしっかり出ています。
これまた甜辣醤と醤油のソースにつけると、不思議な味わいが楽しめます。このソースで食べるとジャンクな雰囲気が出て、屋台ぽくなります。

包包パイ(ニラと豚肉のパイ)(715円)
そしてニラと豚肉のパイ。春巻っぽいですが、バター風味なのが意外です。これに肉とニラが絶妙に組み合わさって美味しい。皮はサクサクとした食感で、おやつにもぴったり。
いかにも屋台に売ってそうで、食べ歩きしたくなります。気に入りました。

菊花茶(カモミール)(605円)
ひと段落して注文したのは菊花茶。茶器セットと共に運ばれてきました。最初の一杯はお店の方が作ってくれます。ふわっと菊の香りが漂います。

ポットも用意されて、何杯も楽しめるのが嬉しい。

茶葉はこんな感じ。
この筒を透明の筒状のグラスにセットしてお湯を注ぎ、良い色になったら外して、茶碗に注ぎます。
しっかりとした菊の風味で、ほっこりと気持ちが和らぎます。

魯肉飯ルーロー飯(士林名物)(715円)
そして〆はルーロー飯。エキゾチックな五香粉の香りが食欲をそそります。柔らかな肉にパクチーが効いて美味い。ちなみに注文時にパクチーを入れるかどうか確認してくれるので、苦手な人も安心です。

甘辛味に添えられた豆板醤の辛味と塩味が絶妙なアクセント。ぺろりと平らげてしまいました。
普通の中華料理とは少し違った台湾屋台の味が楽しめるお店。なんだか新鮮で楽しいです。これからの季節、外のテーブルで食べるとより夜市の気分が味わえそうです。
台湾屋台料理 士林夜市
住所:岡山市北区東中央町1−14
営業時間:18:00~23:00
定休日:月曜
駐車場なし

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