きび六

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賃貸でも大丈夫!跡が目立たないフックでペンダントライトの位置を簡単に変更する方法

ダイニングテーブルからズレた場所にあるペンダントライトを、賃貸でも大丈夫な跡が目立たないフックを使って移動させてみました。

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Before

こちらが元のペンダントライトの位置。ドアを避けて左側にダイニングテーブルを設置しているので、ライトとテーブルがかなりズレています。テーブルの右側に人が座ると影が出来て、食卓が薄暗くなってしまっていました。

 

変更方法の検討

なんとかしなければと思いつつ放置していたのですが、ようやく重い腰を上げてやる気になりました。で、その方法をいろいろ検討してみました。

 

 

候補1 コードハンガー

一番手っ取り早いのは、吊り金具であるコードハンガーを取りつけること。ただ、ネジを打ち込むので天井に穴を空けることになり、賃貸では避けたいところです。

 

候補2 ペンダントサポーター

次の候補はペンダントサポーター。これだと天井を傷つけずに済みます。何度も位置を変更できるのもメリット。しかしそれなりのコストがかかり、変更できる範囲も限定されてしまうのがデメリットです。

 

候補3 跡が目立たないフック

最後はJフック。こちらはコードハンガーとほぼ同じですが、跡が目立たないのが特徴です。これだと賃貸でも大丈夫そうで、コスト的にも数百円で出来るのでお手軽です。

 

跡が目立たないフックに決定

というわけで、跡が目立たないフック「MJ-020W Jフック セミトライアングル」を使うことに決定し、購入しました。2個入りで耐荷重は2.7㎏。ペンダントライトの重量は870gプラス電球で1㎏未満。十分です。

 

実はこのシリーズには耐荷重5kgのフックもあります。耐荷重2.7㎏の方は2個入りで1個不要だし、耐荷重5㎏の方がより安心なのでこちらにしようかと思ったのですが、色がシルバーしかなく、白色の天井で悪目立ちしたら嫌だなと耐荷重2.7kgの白色のフックを選ぶことにしました。

 

MJ-020W Jフック セミトライアングル

中身

パッケージの中身はこんな感じ。フックが2セット(フック、キャップ、取付ピース)と予備のピンが3本です。左上のコインはサイズ比較のためのもの。想像していたよりも小さかったです。

 

どうでもいいですが、パッケージを開けようとしたらこんな感じになって、イラっとします。うちはなんでもがっつり固定しますよ、簡単には取れませんよ、というアピールなのかもしれません。

 

取付方法

フックの取付方法はまず、設置したい場所にフックをセットします。

 

続いてフックに取付ピースをセットします。この際、ピンを押し込むときにフックと干渉しないようなポジションになるよう注意します。

 

そしてコインでピンを一本ずつ押し込みます。

 

ピンを押し込むのはコインで十分ですが、専用クギ打ち「クギ押しくん」「プッシュマジック」というものもあります。大量に取り付ける予定なら、あってもいいのかもしれません。

 

最後にキャップをかぶせて取付完了です。

 

これを逆向きにして天井に取り付けることになります。高く不安定な場所でずっと上を向いての作業。途中で手を離せば当然パーツは落ちてしまうので、思っているよりは多少大変かもしれません。しっかりと安全を確保してから作業を行いたい所です。

 

取付作業

フックの取り付け位置を決める

まずはテーブルの位置をしっかり決めてから、テーブルの中心を確認するために対角線上に紐を張ります。

 

そして何でもいいのですが、紐の先に重りをつけたものを用意します。

 

この紐を天井からぶら下げてみて、テーブルの中心に来る位置を探ります。

 

テーブルの中心となる天井の位置が見つかったら、マーキングします。今回は写真を撮るためにマスキングテープで貼り付けましたが、写真を撮っているうちに重みでテープが剥がれてきて正確な位置が分からなくなってしまうので、場所が分かったらさっさと鉛筆などでマークしてしまった方がいいです。

 

こんな大げさなことをしなくても適当でいいだろうと思っていたのですが、いざ目分量でやろうとするとズレまくって全然位置が決められませんでした。結局この方法が手っ取り早い気がします。目測だけで上と下の中心を合わせるのは案外難しいです。

 

フックの取り付け

いよいよフックの取付です。マークした位置にフックと取付ピースをセットし、三本のピンを一本ずつ押し込んでいきました。フックと取付ピースを合わせるのに手間取るので、事前に少しピンを押し込んでフックと取付ピースを一体化しておくと楽です。

 

ピンはコインで押し込むとスッと簡単に入っていきました。ネットのレビューには「全然ピンが刺さらなかった」みたいなのもありますが、簡単に刺さらないのは、そもそも天井の素材が石膏ボードではないからのような気がします。このフックは「クロス張りの石膏ボード壁」用で、「コンクリートなどの固い壁」「吸音ボード(石こう・ロックウール)」には使えません。

 

天井の素材の見分け方は、目立ちにくい所でピンを刺してみて白い粉が付いてきたら石膏ボード、ということらしいです。ただ分かりにくいので、スッと刺せたら使えると判断していいような気がします。簡単に刺さらないようなら別の方法を探すべきかと思います。

 

最後にキャップを取りつけて、フックの取付完了です。

 

ペンダントライトのコードをフックに引っ掛ける

あとはペンダントライトのコードを引っ掛ければ完成…なのですが、コードの太さに対してフックが小さく、そのまま引っ掛けるのは心許ない感じです。

 

なので間にS字フックをかませることにしました。家にあった適当なS字フック、おそらく百均で買ったものをまず引っ掛けます。ステンレスなので耐荷重は大丈夫だと思います。

 

そしてペンダントライトのケーブルを引っ掛けて完成。本当はコードの良きところで輪っかを作って結束バンドで縛り、それをフックに引っ掛けて、中間のコードはゆったりと垂れるような感じをイメージしていたのですが、全然長さが足りませんでした。勝手にコードは長いものだと思い込んでいたので、むしろギリギリで焦りました。これは事前に確認しておくべきでしたね。

 

見た目はコードがピンと張りつめて窮屈な感じですが、実際はゆったりと余裕があるので、変な負荷はかかっていないはずです。

 

After

移動後は、テーブルの中央に照明が当たるようになり、食卓が一気に明るくなりました。今までちゃんと光が当たらない薄暗い中で食事をしていたので、妙に料理がくっきりはっきり見え、慣れるまではなんだか気恥ずかしさがありました。意味わからないですが。

 

せっかくテーブルの中央に照明が来るようにきっちりセッティングしたのですが、実はS字フックが引っ張られて若干ズレてしまっています。特に気にならないのでそのままにしていますが、もしアレならテーブルをその分だけ動かせばOKです。

 

ピンの跡はどれくらいか?

念のため、ピンの跡がどれくらいつくのか、予備を使って試してみました。

 

天井に刺して引き抜いてみました。間近で見ると跡はこんな感じです。分かると言えば分かります。

 

床に立って見上げるとこんな感じ。パッと見では気付かず、意識して見れば何とか分かる感じでしょうか。実際は1本ではなく使用した3本のピンの跡が残ることになりますが、そこまで目立つことはなさそうです。

 

まとめ

フックを取りつける位置決めに少し時間がかかりますが、30分もかからない感じであっという間に出来てしまいました。フックは数百円なので、コストも大してかかりません。

 

ペンダントライトがちゃんとした位置にあるだけで、全然気分が違って生活の質が一気に上がりました。こんなことならさっさとやればよかったなと、今さら後悔してしまいました。

 

 

 

 

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