以前購入したアウトドアチェアの脚のキャップが破損してしまったので交換してみました。
破損状況
破損状況はこんな感じ。見事に壊れています。普段は靴下みたいな脚カバーをして室内で利用しているので全然気づかなかったのですが、ゴロゴロする違和感に気付いてカバーを外してみたらこんなことになっていました。しかも4本すべて。
4年前に購入して、家の中で過ごすことが多かったこの数年はかなり酷使していたので妥当なところです。消耗品ですし。
交換用のキャップ探し
使っていたアウトドアチェアは「Viaggio+(ヴィアッジオプラス)」のもの。メジャーなヘリノックスには純正の交換パーツがあったりしますが、このブランドにはないようなのでなにか代用できるものを探す必要があります。
色々調べてみると、トレッキングボール用のラバーキャップで代用できることらしいことが分かってきました。ポールの太さはだいたい12mmだったので、それに合いそうなキャップを探しました。
トレッキングポール用なので椅子足の数に合うような4個入りが基本じゃないのと、サイズの確認がしづらい商品紹介ばかりで検索が若干大変でしたが、下記に決定、注文しました。
注文したのは「(TC-select) トレッキングポール ラバーキャップ 交換用 先端 ハイキング 登山 ストック スティック ノルディック 4個セット」です。
商品到着
数日後に注文した商品が到着しました。長3封筒でポスト投函。お手軽でいいです。
ちなみに裏側はこんな感じ。ガムテで雑に封をしているところがワイルドです。ただ精密品でもないし、逆に雑に扱っても大丈夫じゃないと困るものなので全然気にしません。
キャップの確認
中身はこんな感じで、ひとつ15グラム程度の重さ。ゴム製ですが結構固いです。
ポールを差し込む穴の奥には金具が見えています。これによって強度が出そうです。
穴の内径は11ミリで、商品説明通り。
元の壊れたキャップと並べて比較してみました。元のものは12ミリ、これは11ミリで1ミリの違いしかないのですが、意外とその違いは大きく見えます。
装着開始
さっそく装着してみます。
サイズが1ミリ違うことが響いて、全然奥まで入っていきません。ゴムだし、ちょっと小さいくらいがぴったりフィットするのかなと思ったのですが、目論見が外れました。
それでも座っているうちに奥まで押し込まれていくだろうと、一旦座ってみてから確認するとこんな感じになっていました。真上から力をかけているわけじゃないので、途中で折れてイヤな感じがします。
ゴムハンマーを使う
このままではマズそうなので、ゴムハンマーで叩いて奥まで押し込みます。奥の金具とポールが当たるような音がしたので、たぶんキッチリとハマったと思います。
装着完了
脚4本分キャップを装着して完了です。サイズが違うので若干膨らんでいる感じがします。
前脚の接地面
後脚の接地面
前脚・後脚の接地面は上記のような感じになっています。どちらも斜めに力が加わっていて面で設置していませんが、座り心地的には何の問題もありませんでした。
まとめ
ちゃんと役目は果たしているし、当分は大丈夫だと思うので、とりあえず今回はこれで良しとしますが、本当ならば内径が同じキャップを選んだ方が賢明だと思います。無理やり押し込むのは結構大変でした。
それからちゃんとキャップが面で接地するためには上記のようなものが良さげですが、角度がちゃんと合うのかは不明です。
ポールはキャップに対して真下ではなく斜めに力を加える構造なので、どちらにしてもそこから劣化していくような気がします。元々の純正キャップもそれで破損したっぽい。長持ちさせるにはポールを回して時々接地面を変えるのが良いのかもしれません。