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目盛りが便利!スムーズにお湯が注げるタイガーの電気ケトル【PCL-A101-AS】を購入

タイガー魔法瓶の容量1リットルの電気ケトル「PCL-A101-AS」を購入しました。

 

 

ちなみに以前使っていた電気ケトルは下記記事のもの。

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注文・到着

購入はオンラインショップ。ネットで注文・到着しました。箱が思っていたよりも小さくて、まちがえて容量が少ないものを注文してしまったのかと、一瞬不安になってしまいましたが大丈夫でした。どうでもいいですが、箱のトラの絵が可愛いです。

 

開封

箱の中身は本体と電源プレート、そして説明書。シンプルです。

 

本体

本体は丸みのある曲線のデザイン。前回はシュッとしたデザインがいいなとシンプルな筒型にしたのですが、今回は逆にこちらのデザインが魅力的に見えたのでこれを選びました。まあ前のを見慣れて飽きたということなんでしょうね。

 

 

色は「スレートブルー」という名前ですが、これを「青」という人はいないような気がします。自分的にはマットなブラックに見えます。この型番はこの他、マットホワイト、サンドベージュ、クラウドブルーの全四色での展開。悪く言えば煮え切らないはっきりしない色、良く言えばどんなキッチンにもなじみそうな、淡い色のラインナップです。嫌いじゃないです。

 

色合いといい、形といい、なんだかペンギンみたいでキュートです。

 

箱自体が小さくて驚きましたが、本体もかなりコンパクトです。以前使っていた電気ケトルと比較してみました。これまでのは容量0.8リットル、これは1リットルと容量が増えたにもかかわらず、大きさはほぼ変わらないように見えます。

 

ちなみに同タイプの0.8リットルタイプはこちら。

 

本体内部は、底はステンレスで、その他はプラスチック。中に変な突起や複雑な構造もなくスッキリとしているので、手入れはしやすそうです。上部が少し狭くなっていますが、拳が何とか通るくらいの大きさ。

 

蓋は左右の開閉レバーをつまんで外します。中央にあるのは給湯ロックボタン。ボタンを押し込むとロックがかかって給湯できなくなり、万が一倒してしまっても熱湯がこぼれない安心設計です。

 

取っ手部分にあるスイッチ。スイッチをオンにするとランプが点灯し、湯沸かしを開始します。沸騰が完了するとランプが消え、カチッという音と共にスイッチが元に戻ります。

 

本体にはケトル内の水の量を確認できる水目盛がついています。しかも取っ手の左右に二つあるので、どんな置き方をしても見やすいかと思います。

 

電源プレート

電源プレート。中央の突起にケトル底部の凹んだ部分を差し込むようになっています。

 

底面は電源コードを巻きつけられる構造になっており、コードの長さを調節できます。

 

本体と電源プレートをセット

本体と電源プレートをセットするとこんな感じになります。前に使っていたものより突起が大きいからか、若干差し込むときに中心を探らなければいけない感じがありました。組み合わせてもスッキリとしていて、デザイン的におさまりが良いです。

 

特徴

このケトルの特徴は写真の通り。左の5つの安心・安全設計は「5SAFE+」と呼ばれています。タイガーの上位機種には「6SAFE+」「7SAFE+」のものがあり、この5つに「蒸気レス」「傾斜ふたロック」の機能が加わります。

 

注意点

使用上の注意点は写真の通り。特殊なことは何もなく、普通の感覚で使っていれば、特に問題はなさそうです。

 

しばらく使ってみた感想

しばらく使用して気づいた点などを挙げていきたいと思います。これまで使用していた電気ケトルとの比較となります。

 

水目盛が便利

まず何よりも実感するのが、ケトル内の水の容量を確認できる水目盛の便利さです。これまで使っていたものには外から確認できる目盛りがなかったので、

 

  1. お湯を沸かそう。ケトルの中に水は入っていたっけ?と蓋を開ける。
  2. (必要な量の水が入っていても、入っていなくても)せっかく蓋を開けたのだからとりあえず、次回はわざわざ蓋を開けて確認しなくてもいいように満タンに水を入れておこう、とマックスまで水を入れる。
  3. お湯を沸かす。
  4. お湯が沸き、お茶などを作る。
  5. たっぷりのお湯を沸かしたことを忘れる。

(以下ループ)

 

と、必ず満タンでお湯を沸かすことになってしまっていました。だけどこれはお湯を沸かす前に目盛を見て、蓋を開けずにケトル内の水の量を確認することができるので、必要な水の量があればそのままお湯を沸かす、なければ必要な分だけ水を入れる、と無駄に大量のお湯を沸かすことがなくなりました。毎回必ず蓋を開けるという小さなストレスがなくなり、わずかでしょうが電気代も節約できているはずです。

 

かなり便利なのですが、上位機種ほど目盛が無かったりするので何かの機能とトレードオフの関係なのかもしれません。「蒸気レス」機能ですかね。ちなみに象印からも目盛付きのケトルは出ています。

 

蒸気は気にならない

この機種は上位機種にある「蒸気レス」機能はなく、おそらくそれよりは劣る「省スチーム設計」となっているのですが、蒸気は全然気になりません。以前使っていたケトルには「蒸気レス」機能がありましたが、それと比べても遜色ないと言ってもいいと思います。

 

お湯が沸いたのに気付きにくい

これまで使っていたものはお湯が沸くとうるさいくらいピーピーと電子音が鳴っていたのですが、これはランプが消え、スイッチが元に戻る音がするだけ。非常に気付きにくいです。時々、そういえばスイッチオンにしたっけ?と思ってしまうくらいでした。

 

サラリーマンだったら、有能なのに出世しないタイプの静けさです。大きな声でアピールしながら仕事をする無能にどんどん抜かれていくやつ。ただこれは慣れの問題で、そういうものだと分かれば、ちゃんと適応して気付くようになりました。

 

給湯ロックボタンの解除が面倒くさい

お湯を注ぐときは給湯ロックボタンの解除しなければなりません。以前はレバー式で、レバーを押しながらお湯を注ぎ、離すと自動でロックされていたので、ひと手間増えた感覚です。お湯を入れた後にロックをするのも忘れがち。

 

先ほどのお湯が沸いた時に電子音が鳴ったりしないのもそうですが、これらはシンプルな機構ゆえだと思います。だから機能盛りだくさんのものより壊れにくいのかなとポジティブに考えています。

 

お湯をなめらかに注げる

以前のケトルで不満だったのはお湯が不自然に出てくること。自動ロック機構のデメリットだったと思いますが、これはケトルの傾け方でお湯が出てくる量を調節できます。要は普通のやかんと同じですが、これもシンプル機構のおかげですね。

 

そのためコーヒーのドリップも上手く出来そうです。一応、注ぎ口は工夫が施され、「ドリップロジック構造」と呼ばれるものになっています。ちなみにドリップケトルへの買い替えも検討したのですが、なべ用などで大量のお湯を使いたいときにチロチロとしかお湯が出ないとダルそうなのであきらめ、一般的なケトル型にしました。

 

まとめ

前の機種よりグレードは落ちているのですが、外から目盛で確認できるなど使い勝手が良く、今のところかなり満足しています。というか、身も蓋もないことを言いますが、電気ケトルなんて何でもいいのでは?と思ってしまいました。欲しい機能があるものの中から、あとはデザインで決めてしまっても全然満足できるような気がします。

 

 

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