HPの32インチQHDディスプレイ「HP Pavilion 32 QHD（4WH45AA#ABJ）」を購入しました。
購入の経緯
現在のPC環境は15.6インチのHPのノートパソコン。家で使うことが多いので、大画面＆デュアルディスプレイにしたいということでディスプレイの購入を検討しました。
購入の条件
画面サイズ
現在使っている机は横幅90センチで、それに収まる範囲の大画面を考えると大体27インチ～32インチが適当かと。横幅は27インチだと60cm強、32インチだと70㎝強。
デスクトップオーディオにすることも考えていて、27インチだとディスプレイの両サイドに15センチ幅の小さいスピーカーが置けるかなと構想していました。
解像度
フルHD以上は欲しいですが、せっかくの大画面なのでノートパソコンと同じフルHDではなくそれ以上が欲しい。ネットを見ていると27－32インチで４Kは文字が小さくなりすぎて見づらいらしいので、その中間をとってWQHD（2560x1440）を。
念のため、ノートPCの外部ディスプレの出力をネットのカタログで確認すると「最大3840×2160/最大1677万色 」ということなので、WQHDでも大丈夫ということが分かりました。
その他
あとは、パネルはTN液晶以外、ノングレア（非光沢）ぐらい。意外とこだわりがなくて自分でもびっくりです。
ゲームをする人は応答速度など、写真や映像加工をする人は色再現性など、その他にこだわるべき点が出てくるかと思います。
購入商品の絞り込み
この条件で調べてみたら、ViewSonicやIODATAが安い。今は手ごろな価格のものはなくなってしまいましたがPIXIOのディスプレイも評価が高いようでした。意外と価格コムに載っていない商品もたくさんあって、情報収集は簡単ではありません。
I-O DATA モニター 27インチ WQHD ADS非光沢 HDMI×3 DP×1 スピーカー付 3年保証 土日サポート EX-LDQ271DB
- 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
- 発売日: 2017/12/06
- メディア: Personal Computers
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![Pixio PX7 ディスプレイ モニター [ 27 インチ 165hz IPS HDR 2560×1440 広色域 sRGB カバー率100% FreeSync G-SYNC Compatible対応 高さ調整 ] ゲーミング モニター ベゼルレス 27型 display monitor 【正規輸入品】](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51rFMOWprLL._SL160_.jpg "Pixio PX7 ディスプレイ モニター [ 27 インチ 165hz IPS HDR 2560×1440 広色域 sRGB カバー率100% FreeSync G-SYNC Compatible対応 高さ調整 ] ゲーミング モニター ベゼルレス 27型 display monitor 【正規輸入品】")
年度末や春、改元、夏のボーナス時期とその時々で瞬間的に安い商品が現れては、その度に買い時を逃してきました。結構ディスプレイは時期によって値段が変動するみたいです。
購入商品の決定
何度も買い時を逃し、いい加減にしないとと、消費税アップ前の期末にお得な感じの商品があったら今度こそ買おうと待ち受けていたら、出てきたのがHPのPavilion 32 QHD（4WH45AA#ABJ）です。
Pavilion 32 QHD（4WH45AA#ABJ）HP Directplus -HP公式オンラインストア-
HPはアマゾンや楽天市場でも販売していますが、サイトごとに価格が違ったりします。
[rakuten:directplus:10001870:detail]
今回、安かったのは公式のオンラインショップ。自分の調べる限り、瞬間的に最安値でした。
Pavilion 32 QHD（4WH45AA#ABJ）HP Directplus -HP公式オンラインストア-
事前チェック
一年くらいウォッチしてきた割にはこのディスプレイの事を知らなかったので、少し調べてみました。
2019年5月に発表された製品で、スペック的には条件に合っています。
気になるのはスピーカーがついていないこと。これはデスクトップオーディオを考えているので何とかなるかと。ヘッドフォン出力は出来ます。
それからスピーカーを置く前提で、27インチサイズの購入に気持ちは傾いていたのですが、次は15センチ以下という制限でスピーカーを探すのもしんどいので、一旦それは忘れることにしました。（27インチよりも32インチの方が安くなっていました。）
購入
ネット上にほとんど情報や口コミがなくて困りましたが、大きな問題はなさそうだと購入を決定です。しかし、ややこしい型番といい、判別しにくい商品名といい、あまりHPは検索したり、調べたりしてほしくないのかなと思ってしまいます。
公式オンラインショップで購入手続き。表示価格は税抜き価格なので、税込みにすると思ってたよりは高くなるので注意です。
既にノートPCを購入しているので住所は登録したはずなのに、再度、住所などを入力させられたりして若干、イライラしました。
結果としてHP製のノートPCとディスプレイになりましたが、HP好きとか信者とかの扱いをされたら否定したい気持ちはあります。嫌いではないですけど。
納期の確定・配達
クレカで購入したので翌日正式受注され、数時間後に納期の連絡が来ました。発注から9日後の配達との事。結構、時間がかかります。
大型商品という事で、ヤマトなどの宅配業者ではない運送業者による配送。最初は不在で受け取れなかったのですが、HPの担当者と直接の電話・メールでのやり取りで再配達の手続きをしました。運送業者との直接のやり取りでも出来るようでしたが。
荷物の到着・開梱
到着した箱は、ほぼディスプレイのサイズ。でかい。重量は持てなくはないけど…といった重さです。（梱包サイズ 約 890 x 245 x 586 mm / 約 14.3 kg）
開梱
早速カッターで開梱。いきなりケーブルが現れてギョッとしました。カッターで傷つけてしまっていないかと一瞬焦りました。
変わった梱包だなと思ったのですがそんなわけはなく、ちゃんと梱包されずケーブルが飛び出してしまっていたようです。発泡スチロールにケーブルが食い込み、ケーブルにも発泡スチロールがベッタリとついてしまっています。テンションだだ下がりです。
クレームを入れるべきか迷いますが、圧倒的にめんどくさい。全部つなげてみて異常があれば連絡するという事で、そのまま開梱作業を続行です。
付属品
ディスプレイとその台座以外の付属品は、電源ケーブル、ACアダプター、VESAマウント拡張ブラケット、HDMIケーブル、保証規定が書かれたサポートガイド。シンプルです。ACアダプターは結構でかい。
セッティング
台座は裏からネジを付属のレンチで2本締めて、ディスプレイへの取り付けが完了です。ネジが一本余りますが多分予備ということでしょう。
説明書通りに各種コードをつなげてセッティング完了です。無事に映って問題はなさそう。
各種機能
取り立てて特殊なものはありませんが、主な機能は写真の通り。
位置調節
ディスプレイの位置の調節は縦方向の角度調節のみ。結構な角度をつけられます。その他の高さ調節や回転、横方向の角度の調節は出来ません。
このサイズだとあまり動かそうという気にはならないし、複雑な機構になって見た目がゴツくなってもしょうがないので、全然これで問題なしです。最初に位置をちゃんと決めてしまえば大丈夫だと思います。
背面
背面はこんな感じ。全体的には画面の厚みは薄いですが、下部分だけが出っ張っています。
インターフェイス
インターフェイスは、HDMI x 1, DisplayPort × 1、USB Type-C 3.1 Gen1 アップストリーム x 1、USB 3.0 ダウンストリーム x 2 (USB Type-A)、ヘッドフォン出力ポート×1、電源入力 x 1です。
ノートパソコンとはHDMIでつなげました。USB Type-CはDP Alt modeに対応しているので出力元のデバイス、ケーブルも対応していればType-Cでの映像出力は可能です。ただUSB PDには対応していないので、電力供給は別途必要。
USBの規格は調べれば調べるほど訳が分からなくなってしまいますが、このディスプレイのUSB Type-Cは給電機能はないそうです。Type-Aのポートではスマホの充電が出来ました。
HDMI端子が一つしかないので、その他にゲーム機などを色々つなげたい人は困るかもしれません。それからやはり背面にあるので、コネクタの抜き差しはやりづらいです。たくさんつなげると見栄えが良くないというのもありますが、それは仕方がないところ。
画質調整
画面調整の操作は背面のOSD操作スティックで行います。背面にあるのでやりづらいかと思いきや、立体的な背面の構造のおかげでスティックの位置が手探りでも簡単に分かって使いやすい。よく考えられています。
ちなみに操作スティックの下の方にある横に細長いボタンは電源ボタン。
操作スティックを押すとメニューが現れます。
スティックを上下左右に動かし、メニューを選択することで各種調整が出来ます。自分で調整した設定は「カスタムモード」として保存されるので、他のモードからすぐに復帰できます。
ただ、オリジナルの画質に特に不満がなかったので、調整は明るさを下げた程度。それを記憶したカスタムモードと動画モードの切り替えぐらいしかしていません。
元々、設定画面は英語表示でしたが、フォントがアレですが日本語表示に変更できました。
QHD
ブラウザChromeを二つ横に並べてみても、余裕がある感じです。フルHDよりも作業領域が広く視認性が高いので、ブラウザに限らず左右に画面を並べても窮屈さを感じず、快適に作業が出来ます。
デュアルディスプレイ
ディスプレイの前にノートパソコンを置いて、縦に並べてデュアルディスプレイにしています。
基本的には大型ディスプレイで作業、ノートの画面は音楽ソフトやTwitterなど、時々見るようなアプリの画面を表示し、サブ的に使っています。かなりいい感じ。
設置のポジション
ノートパソコンが高さ70センチ、ディスプレイが高さ90センチのテーブルに置いているので、ディスプレイの上部が目線より高く、最初は慣れないせいもあって首が痛くなりました。
両方を高さ70センチにするべきかなとも考えましたが、そうするとノートパソコンの画面がディスプレイと被りそうだしなと、悩んでいるうちにいつの間にか慣れてきたので当分はこのままでいこうかと思っています。視線を高くしようとするせいか、妙に姿勢が良くなった気がします。
サウンド
気になっていたディスプレイにスピーカーがない件。コントロールパネルのサウンドの設定で、出力デバイスをノートパソコンのものを選択すればノートから音が出てくるので問題なしです。
ディスプレイのヘッドフォン出力を使う場合は切り替えなければいけませんが、ノートパソコンのヘッドフォン出力を使えば、その必要はありません。
＊その後、簡単なデスクトップオーディオを導入しました。
まとめ
１か月ほど使用しましたが、特に不満もなく満足して使っています。デュアルディスプレイと表示領域の拡大で格段に作業効率が上がりました。
そしてTN液晶のノートとは違ってVAパネルというのが、思ってた以上に画質が良くて嬉しい。今まで映画はChromecastでテレビに飛ばして見ていたのですが、最近はそのままこのディスプレイで見ています。32インチでデスクの前で見る分には十分大画面に感じるし、ヘッドフォンを使えば周りの騒音にかき消されることなく細かい音も拾えて没入できます。ちょっとこれは購入する前には想定していませんでした。IPSパネルと比べてどうだ、とかは分かりませんが。
次にPCを購入するときは、11インチとか13インチの持ち運びやすいサイズのノートPCにして、外ではノートPC、家に帰れば大型ディスプレイにつないでデュアルディスプレイで作業、というのがいいのかもと思っています。
Pavilion 32 QHD（4WH45AA#ABJ）HP Directplus -HP公式オンラインストア-
[rakuten:directplus:10001870:detail]
スペックPDF
https://jp.ext.hp.com/lib/jp/ja/products/monitors/personal/spec_pdf/pavilion32qhd.pdf
PHILIPS モニターディスプレイ 326M6VJRMB/11(31.5インチ/MVA/4K/DisplayHDR600/HDMI/DisplayPort/5年保証)
- 出版社/メーカー: Philips(フィリップス)
- 発売日: 2019/09/20
- メディア: Personal Computers
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