倉敷市児島と玉野市の境にある王子が岳。その山頂近くにある眺望抜群のカフェ「belk(ベルク)」に行って来ました。
まずは車で王子が岳を登り、パークセンターの駐車場へ。駐車場は広いです。
パークセンターへの案内板の横には小さな「belk」の看板も出ています。
ちなみにこの駐車場には野犬がいます。面倒を見ている人がいるようでおとなしく、人を襲うような感じはなさそうですが、ちょっと野犬は怖い。この時は一匹でしたが、何匹かいるみたいです。気を付けてください。
王子が岳パークセンター周辺は散策コースとなっています。
散策路を歩いてパークセンターに向かいます。
散策路だけあって途中の景色は最高です。写真の左に見えるのは王子が岳のシンボルともいえる「にこに岩」です。その名の通り、にこにこしているようにみえる岩。左上に見えるのは香川の高松市。すごく近く感じます。
さらに歩くとパークセンターの建物が見えてきました。
これが「王子が岳パークセンター」。奥に見えるのが「belk」です。
外観
全面ガラス張りの外観。
小さな地味目の看板が掛けられています。
店舗横にはテラス席。そして、この眺望です。
狭いですが手すり沿いに店舗の前を通り抜けることも出来ます。
店内
冷房がよく効いた店内。手前にカウンターがあります。
そして眺望の良い窓際にテーブル席。
そしてカウンター席です。窓際は時間帯によっては若干、日差しが強すぎる感がありますが、だからと言って日よけのブラインドなどをつけてしまうとせっかくの眺望が台無しになってしまうので、難しいところです。
真ん中に大きなテーブル席。席数はそれほど多くありません。コンクリート打ちっぱなしの床や天井にシンプルな木の家具で、一番の目玉である景色を邪魔しないすっきりとした店内です。店内禁煙。携帯の電波は若干つながりにくいです。
コンクリート打ちっぱなしのせいか、店内は良く響き、カウンターにはカメラのシャッター音に関する注意書きがされていました。色々と撮りたい写真があるのでついパシャパシャとやってしまいがちですが、やりすぎないよう気を付けたいです。店内撮影不可という事ではないと思います。
メニュー
メニューはドリンク類と、トーストとケーキの軽食のみで種類は少ないです。月曜の16時くらいに訪れましたがすでに食べ物系はすべて売り切れでした。わりと売り切れはよくあるので、トーストやケーキが気になる人は早い時間帯に訪れるのがよさそうです。
トーストやケーキは玉野市の宇野駅近くにある「BREAD&DOUGHNUT HOHO(ブレッド&ドーナツ ホホ)」のもののようです。
カフェオレ アイス(550円)アイスコーヒー(520円)
カウンターで注文、会計後に席で待っていると、運ばれてきた大き目なグラスに入ったアイスコーヒーとカフェオレ。アイスコーヒーは酸味が少し強くて美味しいです。
コーヒー豆は岡山市の「武蔵野珈琲」や「キノシタショウテン」が焙煎したものを使用しています。
その他
この投稿をInstagramで見る
基本的には18:00までの営業ですが、満月の夜だけ夜喫茶(18:00-21:00)をしているみたいです。明かりが灯り、昼とはまた違った雰囲気でムード満点ですね。
belk(ベルク)
住所:倉敷市児島唐琴町7
営業時間:10:00-18:00
定休日:無
駐車場あり/禁煙
周辺案内
せっかくなので周辺の紹介も。カフェがある王子が岳パークセンターの2階は展望台となっています。
外の階段から上ります。階段にすべり台がついているのが面白いです。
2階は階段状になっていて一番上が展望ポイントです。意外と展望ポイントが狭いので、人が多いと気まずかったりします。
見えるのは瀬戸内海とその島々。瀬戸大橋も見え、その先は四国です。讃岐富士や金比羅山も見えています。
そして王子が岳周辺の露出した岩もすごいです。最近ではボルダリングの聖地にしようという動きもあるみたいです。
ニコニコ岩のような面白い形の岩も多いです。これは王子が岳パークセンター1階に掲示された奇岩の紹介。だいぶ色褪せていますが、インスタ映えだSNSだと言われている昨今なので、きれいに作り直せばいいのにと思っちゃいます。
ちなみに遊歩道を通って崖の先端にも行けるので、ここで撮った断崖絶壁感のある写真がよくSNSにあがっています。三脚と本格的なカメラを持った人たちもよく見かけます。
パークセンターの隣にはポツンとベンチが。絶景を独り占めです。
別の日に撮った写真ですが、夕暮れ時は「天国か!」と言いたくなるような、えもいわれぬ景色になります。ただ日が沈みきると暗くてなんか怖いので、撤退する時間を間違えないようにしたいところです。
こちらも色あせてよく読めませんが、パラグライダーの発着場にもなっています。
まとめ
王子が岳山頂の目前に絶景の広がるカフェ。風景や奇岩を楽しみながら周辺を散策する合間に寄るのに最適です。
また宇野港から渋川海岸、王子が岳の前を通って児島へとつながっている海岸沿いの道路は、ドライブするにはもってこいのルート。ドライブがてら立ち寄るのも良いプランかもしれません。
このカフェが出来る以前は、この周辺は見捨てられたような荒廃した雰囲気が漂っていて、せっかくいい場所なのにもったいないなと思っていたので、いいカフェが出来て良かったです。
核となるカフェは出来たので、周辺の整備をさらに頑張って、どんどんいい場所にしていってもらいたいところです。ただ、倉敷市と玉野市の市境ということで、いろいろ難しいのかなと思ったりもしますが。