日本でパンダが見られる場所は三箇所しかありませんが、そのうちの一つ「神戸市立王子動物園」に行ってきました。
ちなみに残りの2つの場所は、東京の上野動物園、和歌山のアドベンチャーワールドです。
入場ゲートの上にはパンダのキャラクター。入場料は大人600円、中学生以下は無料と格安です。
ゲート前の顔出し看板にもパンダ。ちなみにパンダとコアラが見られる動物園は、日本でここだけだそうです。
入場して真正面にもパンダデザインの植木が。ちょっと怖いですが。
すぐ近くのフラミンゴの展示の前では、当動物園のパンダ旦旦(たんたん)と背比べができるボードがあります。130センチちょっとで、サイズ感からして可愛らしいです。期待が膨らみます。
「←パンダ」の道路標示。「止まれ」とかと違って、ここまでテンションの上がる道路標示もなかなか無いんじゃないでしょうか。
パンダのいるパンダ館への案内表示と、パンダのオブジェ。オブジェのタイトルは「だいすき」と直球です。
パンダ館に到着。一瞬、どこだ?と目を凝らしますが、サワサワと揺れる笹の向こうに居ました!
一心不乱に笹を食べています。次に食べる笹の枝を左手でキープしているのが可愛らしい。
しかし、パンダってこんな風に、まるでくまのプーさんがハチミツを食べるような座り方をするんですね。
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こういう格好ってアニメ的表現なのかと思っていました。おじさん感のある座り方です。
お客さんに背を向けてもたれかかっているので、正面からの姿をとらえられないのがもどかしい。枝ぶりの感じからしても向こうのほうがもたれやすそうなので、出来ることならこの木の向きを180度変えたくなっちゃいます。でも、背後から見る耳も可愛らしい。
一旦パンダを離れて他の動物達を見ていたのですが、帰り際、最後にもう一度見ておこうと再度パンダ館へ。もう外にはおらず、室内に入ってしまっているようです。室内展示の方に行ってみます。
いました!ていうか、嘘だろ?みたいな格好をしています。
この顔です。
動かないかと思わせておいて、ときおり手で目を押さえたりして、可愛いポイントは心得ているようです。
そして足はこんな感じに。
今度はうつ伏せに。うつ伏せはいいけど何その右足。
まとめ
訪れたのは月曜日。人もまばらで存分にパンダを楽しむことが出来ました。おかげでほぼ同じパンダの写真を何十枚も撮ってしまいました。
パンダは一度くらいは見ておきたいなとは思っていたのですが、どうせあんまり動かないんだろうなって期待していなかったので、結構意外な驚きがありました。しかもこんなに愛嬌があるとは。動くたびに「嘘だろ?」とか「まじか!」とか一人つぶやきたくなってしまうほどの可愛らしさです。見た目の可愛らしさだけでなく、動きまで可愛らしいとなると、そりゃ人気あるわと思ってしまいました。
中国からレンタルするためにパンダごときに数億払うのはどうなんだ?という意見もあって、これまではそれに同調しなくもない自分がいたのですが、今ではこんなカワイイなら全然ありでしょ、とレンタルの全面的な支持に方針転換しました。やっぱ一回ぐらいは実物を見ておくべきです。
王子動物園のパンダはこの旦旦(たんたん)一匹のみ。そして、95年生まれと平均寿命20年とされるパンダとしてはかなりの高齢。
神戸のパンダいなくなる? 中国側、貸与に難色 :日本経済新聞
この動物園からパンダがいなくなる可能性も取り沙汰されていて、なかなか厳しい状況のようです。せめて、旦旦には長生きしてもらいたいものです。
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