きび六

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昭和レトロな商店街!【サンロード中町】を散策@井原市

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井原市にある昭和レトロな商店街「サンロード中町」を散策してきました。

 

「サンロード中町」は井原駅の北東、小田川沿いにある桜の名所「井原堤」と並行するように南北に走る商店街です。

 

 

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美袋井原線(みなぎいばらせん)(県道166号)を少し北上した所から散策スタート。北に向かいます。

 

道路は車がギリギリすれ違うことが出来るくらいの道幅なので、歩行時は注意が必要。結構スピードを出した車が通り過ぎていきます。

 

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店頭の文字が賑やかな傘屋。横文字がないからか、それだけでなぜかレトロな感じ。「雨ガッパ」の書体がなんか好きです。その上の「?のテラチ」の?部分は「傘(かさ)」の異体字だそうです。読めませんでした。

 

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見るからに品ぞろえが豊富な手芸店「カナリヤ」。店名の看板が渋いです。

 

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よく見ると外壁のタイルが凝っている冷菓屋さん。オープン当時は涼やかな外観だったに違いありません。今は「杉原お好み焼店」として営業していて、かき氷もあるようです。

 

そして何気に隣のラジオ店も良いです。「ラジオ店」という響きが。

 

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三階建ての旅館「花月本館」。宴会や仕出しが中心のようで、今も宿泊できるかどうかは分かりませんが。

 

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その隣の建物は洋風の外観が施されています。こういう装飾の建物は何風と言うんでしょうか。

 

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さらにその先の建物にも同じような装飾が施されています。

 

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一階の上部にはたくさんの電球。今は何もやっていませんが、昔は何だったんでしょうか?パチンコ屋か映画館だったのかな、などと色々と想像してしまいます。

 

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吸い込まれていきそうな凝った造りのお店。今は営業していません。

 

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こちらも洋風の外観。一時期この手の建物が流行ったのかもしれません。もしくは同じ人が手掛けたのか。

 

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小さな祠。「中町の地蔵」だそうです。

 

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そしてあらわれる「サンロード中町」の商店街ゲート。まるで映画のセットのようなレトロな光景が広がっています。正式にはここからがサンロード商店街で、これまでは「下町商店街」というようです。

 

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このいかにも昭和な色合いの街灯がなんともいえず素敵です。

 

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少し行くと総合福祉センターの駐車場があり、井原堤で桜まつりが開催される時期には臨時駐車場として利用できます。

 

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酒蔵の瀧本酒造。清酒「一品」が代表銘柄で、井原ワインやだし醤油も製造しているそうです。

 

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昭和46年(1971年)の社会を明るくする運動の標語が掲示されていました。ほぼ50年前。まるで時が止まっているかのよう。

 

ちなみに、かすれてほぼ読めなくなっている標語は「みんなの手で非行のない社会」。

 

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建物と建物の狭い隙間に「大仙院参道口」の文字。

 

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覗いてみると、その先には細い路地が続いていて、なんかワクワクします。大仙院は、この先にある小田川に架かった橋を渡り、さらに山を少し上ったところにあるようです。

 

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更に商店街ゲートがあって、その先にもゲートが見えています。

 

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このあたりはお店が多いです。営業していない店もあるかもしれませんが。

 

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どれも看板に歴史を感じます。

 

 

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でかでかとした「本」「文具」の文字。書体が昭和っぽい。

 

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一階部分もたまらない感じになっています。

 

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ふとん店の店頭にあった井原のゆるキャラ「でんちゅうくん」がデザインされた井原デニムのトートバッグ。キャラクターグッズのくせにというと失礼ですが、意外とカッコいい。

 

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こちらは1751年創業の金物屋さん。テレビ番組「鶴瓶の家族に乾杯」でも取り上げられたことがあるそうで、店内にはサインが飾ってありました。

 

 

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この金物屋と隣の郵便局の間の路地を入っていくと、「商店街お客様用駐車場」があります。

 

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ご当地マンホールの蓋のデザインは桜。桜の名所「井原堤」はこの商店街のすぐ東なので、セットで散策するのがおすすめです。

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さらに商店街を歩くと図書館があり、その敷地内にあった彫像。井原市出身で日本を代表する彫刻家・平櫛田中(ひらくし でんちゅう)の作「姉ごころ」。いい表情をしています。

 

近代の美術55 平櫛田中

近代の美術55 平櫛田中

  • 発売日: 1979/11/01
  • メディア: 雑誌
 

先ほどの井原のゆるキャラ「でんちゅうくん」は、この平櫛田中の代表作「鏡獅子」をモデルにしているそうです。

 

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その向かいにはなまこ壁が見事な建物。かつてこの地は街道(東城往来)の陣屋町で、山陽道とも近かったことから交通の要衝として栄えたのだそうです。当時を偲ばせるような建物も所々に見られます。

 

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モダンな建物の衣料品店「ヤマモト」。この先にもグッとくる建物がまだまだある気配がびんびんにしますが、今回はここで散策終了しました。

 

まとめ

歴史的価値や観光的価値を理解して保護してきたのではなく、ただナチュラルに残っている商店街。観光地によくあるお土産を買ったり、飲食をして楽しむ場所はほとんどありませんが、その分、よそ行きの顔をしていないリアルさがあって面白いです。

 

各年代の建物が建ち並び、レトロな建物だなと思ったその隣にもっと古そうな建物があったりと、予想外な展開が起きたりして楽しい。このあたりのGoogleストリートビューは2014年の撮影ですが、今回と比較すると、その間に街灯や商店街ゲートの一部が取り外されたり、お店の看板が撤去されたりしていることが分かります。

 

少しずつですが味のあるレトロ感も失われつつあるという事なので、その姿を写真に収めるのは今のうちかもしれません。また訪れて、今回行かなかったその先の通りも写真を撮りながら散策したいと思わせるような、ワクワク感がある場所でした。

 

サンロード中町商店街

住所:井原市井原町

*地図は商店街お客様用駐車場

 

 

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