岡山県井原市の桜の名所「井原堤(いばらづつみ)」を散策してきました。
訪れたのは三月最終の日曜日。「いばらさんさん交流館」の対岸あたりから堤防に上りました。
堤防を上がったあたりの桜。
桜の開花状況はこんな感じ。
7,8分咲きといった所でしょうか。
まだつぼみの状態のものもあってまちまちです。満開にはあと一週間ほど必要でしょうか。
下流に向かって歩いて見ました。道路の白線がまじめに桜の木を避けているのが面白い。でもそうしないとぶつかる車が続出しそうです。
歩いていると、時々この堤防上を車が通るので少し注意が必要なのですが、堤防から駐車場に入る建物もあるみたいなので、仕方がないです。
印象的だったのは、ところどころにベンチが設置してあること。市民からの寄贈のようです。
桜の他にも、土手にはチューリップなどの花が植えられていて、周辺の住民の方に大切にされている場所なんだなという事が良く伝わってきました。
対岸にも桜並木。その向こうは公園(桜橋公園)となっていて、子どもたちの元気な声がこちら側まで聞こえてきます。
どこまでも桜並木が続いていて、満開になれば壮観な景色に違いありません。
桜越しに見える水辺の景色に心が癒されます。
反対側の奥の「文具」と書かれた看板が見える通りは「サンロード中町」という商店街で、昭和レトロな雰囲気が溢れています。この商店街も散策におすすめの場所です。手前に見えるのがその商店街の無料駐車場。
今年は諸事情により中止になりましたが、例年この時期は「井原桜まつり」が開催されていて、「いばらサンサン交流館 」「総合福祉センター」「井原小学校駐車場」「井原市役所西及び南第一駐車場」が臨時駐車場(無料)になっています。
*今年も期間中の臨時駐車場の利用は可
屋根につきささる柱。普通こういうのって自然物の木とかがやるやつですよね。
河原方面に下りることも出来ます。水面までは行けませんが。この角度で見る桜もいいです。
ただし、こちらは途中で道が途切れています。
両岸に桜並木が続く小田川にかかった橋。
その名も櫻(桜)橋。途中まで渡ってみます。ちなみにこの先の山を少し上ったところに「井原大仙院」というお寺があって、この橋はその参道となっています。
橋の上から見た桜並木。右奥に見える「デニム屋」の看板が気になります。デニムは井原の特産品。
これは上流方向の景色。桜まつりの期間中はライトアップを行うので、きっと夜はまた別の幻想的な景色になるんでしょうね。
*今年はライトアップを行っていません。
川に設置された消波ブロックがなんかいいです。
こちらは十字の形。
元の堤防に戻って振り返った所。橋越しの対岸の桜が見事です。
桜だけでなく、あちこちで色んな花も咲いています。オヒョウモモ(シベリアザクラ)?
まだまだ桜のトンネルは続きます。桜橋を中心に両岸に2キロほど桜並木が続くそうです。
ユキヤナギ。
ムスカリ(グレープヒヤシンス)?色々咲いています。春です。
桜まつりが開催されていれば大混雑だったと思いますが、この日は近所らしき犬の散歩をする人や連れだって散歩する家族の姿が多く見られて、のんびりとした空気が流れていました。この近所の人がうらやましいです。
ここらで散歩は終了。堤防を下りる道の先にはいい感じの路地が続いていました。
降りて振り返った所。
井原堤(いはらづつみ)
住所:井原市井原町3616番地付近
臨時駐車場あり