岡山市南区の「児島湖花回廊」に河津桜を見に行ってきました。
訪れたのは児島湖の北側、岡南飛行場と阿部池の間にある「阿部池土手」。阿部池の南側の部分です。
車は短時間であればこの土手沿いに停めても大丈夫だと思います。この日も結構停まっていました。この土手の反対側は「グランドグランドピリ 浦安多目的広場」となっていて、飛行場側から入れる駐車場もあるので、こちらに停めてもいいかと思います。
訪れたのは3月24日。河津桜は普通の桜よりも早く、2月上旬から3月上旬まで咲く桜ですが、まだ咲いていました。
でもよく見ると葉桜です。
木によっては、まだ葉っぱが出ておらず、いい感じの桜もあります。
土手沿いに一キロほど河津桜が植えられていて、なかなか見事です。この道沿いに池の周りを沿うように進めば、そのまま児島湾締切堤防に出ることが出来ます。
そして桜もいいのですが、それよりも気になってしまったのが土手の向こう側の景色。
一面に太陽光発電のソーラーパネルが並んでいます。ここは本来は池なので、その水上にソーラーパネルが並んでいることになります。なかなかえげつない光景ですね。
調べてみると、ため池を活用した水上型メガソーラーとしては日本一の規模とか。3月より運用を開始している模様です。
そんなソーラーパネルの合間をぬうように、アオサギがウヨウヨといます。
まるで監視のために巡回しているようでもありますが、実際のところはただ餌を探しているだけなんでしょうね。
そして土手沿いには春らしく、いろいろな花が咲きはじめています。
全然、花の名前がわからないのが悲しいところですが。
これはたんぽぽですよね、たぶん。
池の反対側、南の児島湖方面には岡南飛行場が見えます。この飛行場の存在は知っていたのですが、どういう位置づけの飛行場なのか、個人的には謎です。
調べてみたら、ジェット機以前の時代は、定期旅客路線の空港だったが、ジェット機の登場後は滑走路が短すぎるので小型機の拠点となったそうです。
小型のセスナ機が何台か停まっているのも見えます。
実際に離陸して飛んでいく飛行機もあります。
まとめ
見頃は過ぎてしまった河津桜ですが、真っ直ぐな土手沿いに続く桜並木はなかなか圧巻でした。児島湖周辺を河津桜の名所にする「児島湖花回廊プロジェクト」として、DOWAホールディングスと地域の人たちで今も植樹、育成活動を行っているようで、これからもっとすごい事になりそうです。
毎年3月中旬にイベントやステージ、飲食店の出店などが行われる「児島湖花回廊さくらまつり」が開催されるので、その時に出かけるのも楽しそうです。普段はなかなか入れない「花回廊ゴルフコース」内もカートに乗りながら花見ができるそうです。
桜だけでなくその他の植物だったり、池の鳥だったり、セスナ飛行機だったり、ソーラーパネルだったりと、色々なものがあるので、写真を撮るのもなかなか面白い場所となっています。
児島花回廊 阿部池土手