3匹の看板猫たちに会いに、湯原温泉街の「湯原観光情報センター」に行ってきました
場所は砂湯のある旭川に合流する田羽根川沿いにあります。湯原ICより車で5分強、湯原温泉の砂湯からは徒歩で10分弱の場所。
ちなみに以前訪れた際の記事はこちらです。まだこの時は看板猫はいませんでした。
温泉肌水 お裾分け御宮
建物前の敷地は数台停められる駐車場となっていますが、その片隅にあるのが小さなお宮。中にボトルが入っていて、下に湧き出ている温泉水を入れて持ち帰ることが出来ます(有料)。ちなみに以前あった足湯は撤去されていました。
そして、注目はその下のはんざきを背負った男の像。
以前は、はんざきセンターのはんざき大明神の所にたくさんあったやつです。今回も勿論?はんざきセンターを訪れましたが、この像は1体だけになっていたので、そこから持ってきて街のあちこちに配置しているようです。
久々に訪れた湯原温泉街は、はんざき推しが良い意味でヒドくなっていて、個人的にはますます好きになりました。これからの観光地はこれくらい個性が強くないと。
館内
館内入るとまずは観光案内所があります。そこに置かれていた小さなはんざきのオブジェ。
これの実物ははんざきセンター前にあります。座っても良いみたいですね。
お土産やはんざきグッズの販売などもやっています。
こちらは鯉のぼりならぬ、はんざきのぼり。これも以前はんざきセンターで見かけ気になっていましたが、商品化されたようです。はんざきグッズも以前よりかなり増えていい感じ。
古本市場 湯原温泉はんざき店
その奥が卓球台のある娯楽室のようなスペース。漫画などがたくさん並ぶ一角が出来ていましたが、これは古書店「古本市場」の湯原温泉はんざき店。ここで自由に本が読めて、気に入れば買って帰ることが出来るシステムのようです。
温泉娘
最近一部界隈で話題になっていた温泉むすめのパネルも置いてありました。このキャラは湯原砂和と言うそうです。ちなみに左端は、「古本市場」のキャラクター、ふるもと一葉。関係ないのにしれっと居るのが面白いです。
はんざきクラフト体験
クラフト体験もできます。こちらははんざきだるまで、これに絵付けが出来ます。
こちらははんざき革細工。これは刻印が出来るのでしょうか。この時点で既にいいヴィジュアルをしています。
はんざきたたき
モグラ叩きならぬ「はんざきたたき」。
プレイしたい場合は、まず自分でコンセントを差さなきゃいけないのがなんかいいです。こういうのを確か、SDGsと言うんですよね、きっと。最先端です。
それから以前あったコマやけん玉が出来るコーナーはなくなっていました。
看板猫
そして、ここには3匹の保護猫、看板猫がいます。…いるはずなのですが、最初はあたりを見回してもどこにもおらず、かなり落ち込みました。
あきらめて帰ろうとしましたが、少しバックヤード感のある場所も含めて最後にもう一度だけじっくりと探してみると…。
いました!のんきな顔で日なたでくつろいでいました。
テンションが上がって、しばらく夢中で写真を撮っていると…。
後ろの猫がすごい顔で睨んできました。
マロ(メス)
手前にいたのがメスのマロ。こんな感じで見つめてくる少し警戒心が強い猫です。
右目の上の眉のような模様もいいですが、体を一文字に横切る模様がカッコいい。白地に大胆な一本線が入った着流しを身にまとうカブキ者みたいです。
シロ(オス)
すごい顔でこちらを睨んできたのは、目力がすごいシロ。
でも「卓球やりませんか?」と誘ってきたりもするサービス精神のある猫です。顔で損するタイプなのかもしれません。そして、黒々とした頭頂部がカツラみたいで面白い。
そしてこの猫も模様が面白いです。
ちょっと耳の向きを変えただけでも面白い。
そして真後ろを向いただけでも面白い。本人、分かっててやってるんじゃないか疑惑が持ち上がります。
ウラ(メス)
模様の似ているマロとシロとは離れた場所にいたウラ。両者はあまり相性がよくないようで、時々近づいてはピリついた空気を出していました。
この猫はつかず離れずの距離感をキープして、こちらの様子を窺うタイプ。
でも急にこちらをじっと見つめてくるので何だと思っていたら、ブラブラするカメラストラップの端が気になったようです。よく見ると目線が少しずれています
「お前じゃねーよ」という顔でこちらを見られました。
しばらくすると飽きたのか、じっと外を見ていました。
まとめ
猫たちはめちゃくちゃ人懐こいわけではなく、こちらから行くと拒まずに相手をしてくれる感じ。もうだいぶ大人なのと散々色々な人に触られまくっているからかもしれません。猫たちのご機嫌を窺いつつ、絡んだ方が良さそうです。
ちなみにここには2日連続で訪れましたが、初日は日なたから動かず、2日目は入り口のドア前で待ち受けている感じでした。事務室の方にいる事もあるようなので、期待しすぎると居なくて落胆する事もあるかもしれません。それから、脱走しないように建物を出入りする際のドアの開け閉めには注意が必要です。
コマやけん玉のコーナーがなくなってしまったのは残念ですが、その代わりに読書コーナーができて看板猫もいて、相変わらずだらだらと時間を潰すには最適の場所でした。湯原に来たら必ず寄りたい場所です。
湯原観光情報センター
住所:真庭市湯原温泉124
営業時間:10:00~18:00
定休日:無休
駐車場あり