女木島へのアクセス
女木島への船は本州側からは出ておらず、高松港からのアクセスになります。高松港からは8:00から約2時間毎(最終18:10)に船が出ており、約20分で島に到着します。なお、8/1~8/20の期間は船が増便され1時間に1本の割合で出港します。
今回8:00の船に乗ったのですがかなり混雑していて座ることができませんでした。
鬼ヶ島 女木島 おにの館 公式ホームページ on Strikingly
女木島の攻め方
移動
島内の作品は中心部、鬼ヶ島大洞窟、西浦エリアにて展示されています。港から鬼ヶ島大洞窟までは徒歩30~40分、西浦エリアまでは徒歩約50分、しかも一山超えることになるので徒歩はちょっと厳しいかもしれません。
作品が多い中心部は、最も遠い展示(No.043)が港から徒歩15分の所にあります。中心部を回るようなバスはありません。
各エリア間の移動はバスかレンタサイクルを利用するのがいいかと思います。今回は電動のレンタサイクルを利用しました。
レンタサイクル
電動自転車は港すぐにある「鬼ヶ島おにの館」内で借りることができます(700円/4時間)。全25台なので借りられない可能性もありますが、当日は到着後すぐに自転車を借りる人は他にはいないようでした。
出発する前に念のため周辺を軽く走ってみることをオススメします。ギアの調子が悪かったり、フル充電でないかもしれませんので確認しましょう。西浦や大洞窟へは山を登ることになるので、変な所で調子が悪くなると悲惨です。
ちなみに電動自転車での山上りはちょっとしんどい、くらいのレベルでした。そして下りはとても気持ちよかったです。
鑑賞順
まずは一番遠い西浦の作品を見て、大洞窟へ行き、それから戻ってゆっくり港周辺を見るのが効率的かと。3会場ある「鬼の家」(No.49)も第1会場から見ることができます。
レンタサイクルも4時間の制限があるのでまず遠いところを見て、港から近い所は自転車返却後、徒歩で見に行けば良いかと思います。
作品鑑賞の終盤に差し掛かったら帰りのフェリーの時間を意識して回るようにしましょう。時間が余ったら「鬼ヶ島おにの館」内の鬼の間で流れているナウィン・ラワンチャイクン+ナウィン・プロダクションの映像作品を見ながらフェリーを待つといいと思います。涼しいですし、流れる曲がしばらく頭から離れません。
所要時間
8:20に到着して、4時間は電動自転車、おにの館で休憩・軽食後、徒歩で港周辺を見て15:20のフェリーで女木島をあとにしました。約7時間の滞在でした。
食事
女木島は食事をするところは少ないです。観光案内所となっている「鬼ヶ島おにの館」内の食堂、作品No.47に併設された「レストラン イアラ 女木島」、おにの館近くの出店屋台のような所くらいです。何も食べられないってことはなさそうですが、ここでは軽食で済ませて高松港に戻ってから食事をするのも手です。
おでん(玉子、すじ肉)、缶ビール 「鬼ヶ島おにの館内」の食堂
暑さ対策
暑さ対策で帽子や水を常備する必要はありますが、女木島の展示会場は冷房が利いた涼しい所があるので要所要所で涼むことができます。鬼ヶ島大洞窟も涼しいです。
E10
パスポートの「E10」はMEGI HOUSEで行われるコンサートで、複数回開催されるようです。公式サイトでは分かりづらいですが一応確認できます。
愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチーム | 瀬戸内国際芸術祭 2016
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女木島中心部
040 木村崇人 / カモメの駐車場
女木港周辺の防波堤で見ることができます。
思ってたよりも広範囲に展開されていて写真を撮りまくってしまいます。風によってその向きを変える仕組みですが、あまり風がないので殆ど動きません。
鬼の灯台までの防波堤にもありますが、ゴキブリと見間違うほどのでかいフナムシがいてビビります。
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041 禿鷹墳上 / 20世紀の回想
船とピアノが合体したような作品。
かっこいいです。
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042 愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチーム / MEGI HOUSE
様々な作品が展示されています。
柱にヘッドフォンがつながっている作品が面白かったです。建物自体も良い。
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043 愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチーム / 「NANAIRO+」
こちらも様々な作品が展示されています。マックブックに煙草の吸殻を乗せたオブジェがなんか気に入りました。
隠れてタバコを吸いそうな場所にこっそりと設置してある感じも面白いです。目の前に広がる瀬戸内海とその向こうの屋島の景色も素晴らしいです。
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044 平尾成志×瀬ト内工芸ズ。 / 香川県盆栽生産振興協議会 / feel feel BONSAI
様々な盆栽が展示されています。
香川県は松の盆栽の日本一の産地。会場は栗林公園から移築されたものだそうで建物自体もなかなか趣があります。
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045 大竹伸朗 / 女根 / めこん
休校中の小学校での展示。
作品が展示されている校舎の一室は狭いですが、冷房がガンガンにきいています。作品を鑑賞しながら涼めます。
校庭にも展示があり、大きな赤いブイがインパクトが有ります。この校庭は大竹ワールド満載で別世界にいるような気分になります。
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(その2へ続く)