きび六

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大正ロマンあふれる和洋折衷の建築!豪奢なインテリアも見どころの【ポート アート&デザイン津山】

津山市にある大正ロマンあふれる建築「ポート アート&デザイン津山」を見に行って来ました。

 

場所は、津山城の東側で、吉井川と並行して走る国道53号線の北側にある出雲街道沿い。津山観光センターから車で6分、東津山駅から徒歩で15分ほどの場所です。

 

 

駐車場

建物前の出雲街道を西に90mほど行ったところに駐車場があります(5台分)。ここが満車の場合は、その北側にある津山東公民館にある枠線のないフリーの駐車スペースに停めていいようです(車でのアクセスは西側の大通りから)。

 

駐車場から建物に向かって歩くと、赤いレンガ塀と大きな木造建築が見えてきました。

 

ポート アート&デザイン津山

ポート アート&デザイン津山に到着です。和洋折衷の佇まいがカッコいい。

 

全体像はこんな感じ。木造建築の形から以前はお寺だったのかなと思ってしまいましたが、元々は銀行だったそうです。1920年(大正9年)に妹尾銀行林田支店として建築され、その後、市に譲渡されて津山洋学資料館となった後、2018年に現在の「ポート アート&デザイン津山」となりました。

 

コーヒースタンド

建物右側にあるレンガ造りの小さな建物はコーヒースタンド。こちらの詳細は下記記事で。

kibi6.hatenadiary.jp

 

コーヒースタンドの前は身障者用の駐車スペースです。ここから見る意匠を凝らした赤レンガ塀と鉄柵の感じも良いです。

 

正門

正門からの眺め。玄関は神社の拝殿のような雰囲気があります。

 

門の表札も洒落ています。

 

その奥に見えていたのは、ビーズで作られたアート作品「ポートタワー津山」(右下誠(mako))。

 

玄関前を右に行けば先ほどのコーヒースタンド。

 

トイレ

左側にはトイレがあります。

 

本館棟

本館入ると正面すぐに横長のカウンターがあり、昔の銀行の雰囲気が確かにあります。その前には年季が入っていそうな革張りのソファー。後ろには周辺の観光情報やアートイベントのチラシが多数置かれていました。

 

カウンターの向こう側にはアート作品が並んでいました。訪れた時は全然気づいていなかったのですが、このカウンターは約8メートルある欅の一枚板を使っており、今ではなかなか見られない貴重なものだそうです。

 

本館ラウンジ

奥にはテーブル席が並び、ソファー席もあるラウンジスペースとなっています。観光情報やアート情報をチェックしたり、コーヒースタンドで買ったドリンクを飲みながら休憩したりできます。

 

Wi-Fiあり。

 

折上格天井

そしてこの本館ですごいのは、高級ホテルかと思ってしまうような豪華な折上格天井。吉野杉を使っており、装飾もめちゃくちゃ凝っています。

 

壁面には屋久杉と尾州檜が使われているそうです。贅沢で見事なつくりに惚れ惚れとしてしまい、ずっと見ていられそうです。なんでも当時の市役所よりもお金をかけて建てられたとか。

 

この建物は、同じ津山の旧中島病院本館(現在の城西浪漫館)などを手掛けた棟梁・池田豊太郎によるもの。かなりのハイセンスです。

 

金庫棟

本館の背後にはレンガ棟があり、そこをつなぐ渡り廊下の途中に石造りの金庫棟があります。

 

鉄格子扉の奥の金庫棟内はそれほど広くありませんが、現在はギャラリースペース(金庫ギャラリー)として使用されています。

 

中庭

渡り廊下の前には赤レンガ敷きの中庭スペース。左が洋風、右が和風の建物に挟まれた面白い空間です。

 

突き当りを右に行けばコーヒースタンド。購入したドリンクを中庭で飲むのも良さそうです。

 

ここの塀沿いの建物の壁にある丸窓は見落としがちなので要注意。こんなところのデザインまで抜かりがありません。

 

レンガ棟

レンガギャラリー1

渡り廊下の先はレンガ棟。木造の本館とは全く違う雰囲気です。

 

こちらはギャラリースペース(レンガギャラリー1)となっていて、訪問時は「金重愫 × 梶浦徳雄 二人展」が行われていました。本館や金庫ギャラリーにあったアート作品も展示の一部。

 

ホワイトギャラリー

そのまま奥に進むとホワイトギャラリー。

 

レンガ―ギャラリー2

右にすすむとレンガギャラリー2となっています。

 

ドア周りの装飾も凝っていて、とても雰囲気のあるギャラリーです。作品も映えます。

 

天井は高く、木造です。広々とした空間。

 

建物裏側

外に出てレンガ塀の外を奥に行ってみました。

 

敷地の裏はこんな感じでした。

 

まとめ

軽い気持ちで訪れたのですが、赤レンガ塀に寺社仏閣風建築の和洋折衷ぶりがカッコよく、そして本館内部の豪奢さに心奪われてしまいました。津山にこんなところがあったのか、と驚いてしまいました。

 

こんな良いところなのに少しもったいないなと感じてしまうのは、ググりづらい名称です。どんな場所なのかはイメージしやすいのですが、アルファベット表記なのか日本語表記なのか曖昧だし、長い名前なのに定まった略称もなく、SNSや検索で情報を見つけづらい。正式名称はそれでいいとして、もっとググりやすい愛称を決めて推していけばもっと知られるような気がします。

 

観光地の城東地区からは少し離れていますが、カフェとしても利用できるし、面白そうな展示もやっているし、建物も素敵だしと是非立ち寄りたい場所です。

 

ポート アート&デザイン津山(PORT ART&DESIGN TSUYAMA)

住所:津山市川崎823

営業時間:10:00~18:00

定休日:火曜*/年末年始

駐車場あり/Wi-Fiあり/禁煙

*祝日の場合は次の平日

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