松江市にある岡本太郎のモニュメント作品「神話」を見に行ってきました。
場所は松江総合運動公園の中で、国道9号線の南側、島根県立大学のすぐ近くです。松江駅から車で10分、山陰自動車道 松江中央ICから5分弱の場所。
国道9号線から松江総合運動公園方面に南下すると道が分岐しており、左側を進むと自然と公園内に入っていくことができます。そのまま進み、一番奥の「1号駐車場」に車を停めるとモニュメントのすぐ近く。1号駐車場は169台停められるかなり広い駐車場です。
「1号駐車場」すぐそばの中央広場に向かうと、さっそく遠くにモニュメントが見えました。手前には等間隔で木が並んでおり、その先にあるという演出もいいです。訪れた時は紅葉がきれいでした。あいにく天気は悪いですが。
モニュメント前に到着。芝生で囲まれたスペースの真ん中に建っています。
このモニュメントは、1982年にこの地で行われた国体(国民体育大会)「くにびき国体」を記念して建てられたそうです。
岡本太郎らしい曲線のモニュメント。カッコいいです。
周辺には顔のようなオブジェや、丸や四角のオブジェもあって、これも作品の一部となっています。
モニュメントの左側にあるのは陸上競技場で、この上からだと全容を一望できそうですが、競技場内に入るには受付が必要でした。入場料も必要かもしれませんが詳細は不明。
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上から見るとこんな感じ。
ぐるっと回っていろんな角度から見てみます。
角度が変われば、印象も違って見えるから面白い。
周辺の丸や四角のオブジェもよく見ると顔っぽいですね。
これらのオブジェはそれぞれ石畳で中央のモニュメントにつながっています。出雲神話のスサノオノミコトと八岐大蛇の神話をモチーフにしたそうなので、周辺オブジェはオロチの顔ということになりそうです。
陸上競技場の反対側は野球場。
もともと白かったオブジェが経年劣化で黒ずんだりしていますが、それがまたいい味を出しています。貫禄ある野生動物のよう。
写真の撮りようによっては、不穏な出来事が起こりそうだったり...。
希望の光が差してきたようにも見えます。生き物のような躍動感があるモニュメント。堪能しました。
さらっと見ることも出来るし、山陰自動車道のインターにも近いので、出雲・松江観光の帰路につく前に、最後に少し立ち寄るのもいいかもしれません。岡本太郎好きならぜひ訪れたスポットです。
岡本太郎作モニュメント 「神話」
松江総合運動公園 内
住所:島根県松江市上乃木10丁目4−1
営業時間:6:00~22:00
駐車場あり