島根県松江市の洋菓子店のカフェ「ウィーンの森 小麦館」に行って来ました。
場所は島根県庁の東、南殿町商店街のすぐ近く。徒歩で松江しんじ湖温泉駅から20分弱、松江城大手門からなら7分ほどの場所です。
「ウィーンの森」は「珈琲館」グループが運営する店舗。「ウィーンの森」「珈琲館」ともに全国あちこちに同名の店舗があるのでややこしいですが、この「珈琲館」グループは松江市、米子市に複数の店舗を展開しています。
ちなみにこの店舗は、かつて「ウィーンの森 殿町店」として営業していましたが、20年2月よりパン工房を併設して「ウィーンの森 小麦館」としてリスタートしました。
外観
駐車場に挟まれて建つ細い建物が店舗。高級感のある佇まいで、ぱっと見では何のお店なのかが分からないかもしれません。
横から見た所。奥に細長い店舗です。
入り口付近に控えめに看板が出ています。
間口は狭いですが、木が植えられ、花が咲き、緑で溢れています。ちゃんと一つの世界観が出来上がっている感じです。
駐車場は店舗の東側、道路の向かい側にあります。
珈琲館 京店店
ちなみにこちらはすぐ近くの堀川沿いに建つ同グループの「珈琲館 京店店」。
レンガ造りで良い雰囲気です。40年以上の歴史があるそうです。
店内
1階
一階は販売スペース。奥のショーケースにはケーキが並んでいます。
手前側にはパンの販売コーナー。
種類はそんなに多くないですが、食パンやライ麦パンなどの自家製パンが並んでいます。
ショーケースの中にはフランボワーズのジャムなどのほか、サンドイッチも販売しています。
パンコーナーだけに目を奪われて、ここにあるサンドイッチは見逃してしまいがちなので気をつけたいところ。今回がっつりと見逃していて、後で気付きました。
苺のバターやブルーベリークリームチーズなどの自家製パテやチーズもあります。
入り口近くではマドレーヌやダックワーズなどの焼き菓子が並んでいます。
2階
焼き菓子コーナー付近の階段を上ると、2階の喫茶コーナー。
丸テーブルがいくつか並んでいます。落ち着いた雰囲気の上品な空間。
シュガーポットも高そうです。店内禁煙。
販売しているケーキやパンを食べたい場合は、1階でその旨を伝えると店員さんがピックして2階に案内してくれます。ドリンクは席に着いてからの注文。会計は食後に1階にて行います。
メニュー
ずしりと重い木製のメニュー。
珈琲や紅茶、フレッシュジュースなどのドリンクメニューが並んでいます。
珈琲館ブレンド(460円)
ロースト感が強く、スモーキーで独特なブレンドコーヒー。なかなかのこだわりを感じます。
クロワッサン(150円)
ふんわりとしながらも、もちっとした食感のクロワッサン。
ライ麦パン いちじくとピスタチオ(210円)
こちらはいちじくとピスタチオのライ麦パン。松江ではいちじくを見かける機会が多いような気がしていましたが、この地方の特産品のようです。
断面はこんな感じ。ハード系のパンでしっかりとした食べ応えがあり、そこに加わるイチジクのプチプチとした食感が良いです。ピスタチオの香ばしさもあって、かなり美味しい。
購入
折角なので、帰りに焼き菓子も購入しました。
ウィンナーシュバイゼ(モカ)(200円)、キャレアルザス(200円)
細長いのがウィンナーシュバイゼ、四角いのがキャレアルザスです。どうやらスティックタイプのフィナンシェを、ウィンナーシュバイゼと呼ぶようです。
しっとりした食感に、甘さとほろ苦さが共存するウィンナーシュバイゼのモカ味。
キャレアルザスは、ねっとりとしたアーモンドにサクサクのパイ生地、そしてフランボワーズのジャムが良いコンビネーションです。どちらも良いお茶と一緒に味わいたい上品な焼き菓子でした。
ウィーンの森 小麦館
住所:島根県松江市母衣町30
営業時間:9:00~19:00
定休日:無
駐車場あり/禁煙