
肥土山・中山・大部エリアの攻め方
移動手段
肥土山・中山
肥土山と中山、それぞれエリア内の移動は徒歩になります。車の場合は、各エリアの駐車場に車を停めて歩くことになります。
肥土山-中山間は1.5キロ位なので歩いていけないこともないです。バスも走っています。
大部
エリア内は徒歩での移動になります。大部公民館に駐車場があります。
大部へのアクセス
公共交通機関の場合、バスが土庄港から出ていますが、途中で乗り換えをする必要があるので注意が必要です。土庄港から33分+乗り継ぎ時間で到着します。
所要時間
肥土山/中山
肥土山ー中山間は車で移動して、大体2時間程かかりました。途中、農村歌舞伎舞台を見たりしてのんびりと周りました。

注意が必要なのは、1つだけ川の反対側にあるNo.075です。残りの反対側の作品をみるために川を渡る必要があるのですが、橋が近くになく、なかなか川を渡れません。かなり遠回りすることになります。

川の向こうに次の作品が見えているのに、なかなか近くへ行けず、もどかしい思いをします。
大部
大体1時間ほどかかりました。作品は二つで移動距離もそれほどないのですが、妙に海岸で長居をしてしまいました。
棚田

中山の斜面に広がる棚田。
ここで、映画「八日目の蝉」にも登場した、人々が松明をかざしながら歩く幻想的な行事、「虫送り」が行われています。と言うか、この映画の撮影がきっかけで、途絶えていたこの行事が復活したそうです。
農村歌舞伎

肥土山、中山それぞれに農村歌舞伎台があります。かつては島に30ヶ所ほどあったのですが、現在はこの二つのみが残っているだけだそうです。共に思ってたより立派な舞台で驚きます。

肥土山農村歌舞伎台。扉で閉じられていますが、小窓から舞台を覗くことが出来ます。舞台の前は階段状になっています。

この前に橋がかかっているので、このエリアの作品をグルっと回って見ていく場合、自動的にここを通ることになります。

中山農村歌舞伎台。

こちらは天皇・皇后両陛下もご高覧されたそう。
肥土山(ひとやま)
074 長澤伸穂 / うみのうつわ

撮影禁止。ハンモックのように吊るされた青く光る小船が展示されています。係の人の案内で、一人ずつこの小船に乗って身を横たえることが出来ます。
075 齋藤正人 / 猪鹿垣の島

害獣から農作物を守るための防護壁、「猪鹿垣(ししがき)」。小豆島の至る所でこの壁が築かれたそうです。万里の長城的な。

この猪鹿垣を現代の感覚を取り入れながら、修復したのがこの作品。しかし、この猪鹿垣の規模に驚きます。その強い意志というか、執念というか。農作物が採れなければ死んでしまうわけで、そうなると人間はすごいものを作り上げてしまうものだなと。
076 武蔵野美術大学わらアートチーム(代表:宮島慎吾) / わらアート

山間の、のどかな田園風景に現れる稲わらで作られた巨大なサルたち。

今にも動き出しそうな、動きのあるよく出来た作品たちです。

親子のサルもいます。

母ザルがなかなかいい表情をしています。
中山
077 ワン・ウェンチー(王文志) / オリーブの夢

棚田の広がる風景の中にぽつんと見えるドーム。竹で編み込まれた小屋です。

内部は段差があり、最上段で靴を脱いで、下で寝転がることが出来ます。

寝転がり見上げると、竹の網目がまだらなことが分かります。ジェームズ・タレルの作品のように切り取られた空がなんか良いです。
床も竹なので、小銭などを落とすと、隙間をすり抜けてしまい、拾うことが出来ないので注意が必要です。
大部
111 リン・シュンロン(林舜龍) / 国境を越えて・潮

砂で作られた子どもの像が並ぶ海岸。それぞれが世界の国々を表していて、その国の方角を向いています。


やがて波風で砂の体は崩れていき、中から白い花と国名が書かれた芯の部分が現れます。

訪れたのは秋会期ですが、波打ち際の砂の像はほぼ崩れ去っていました。

白い花をつけた国名を表す立て札が、まるで墓標のようです。なんだか寂しい気持ちになります。
112 竹腰耕平 / 小豆島の木

木の切り株を掘り出し、吊り下げたもの。長く伸びた根まで、きれいに掘り起こされています。繊細な作業です。しかしどうやってここまで運んだんでしょうか。

普段見ることのできない地面の下ではこんなに広い範囲まで根っこが広がっているんですね。木が密集している森などはどうなっているんだろうかと、想像が膨らみます。
ほぼ照明がなく、自然光のみで展示されているので、日暮れ時は、ほぼ真っ暗でよく見えなくなってしまいます。