男木島へのアクセス
男木島への船は岡山側からは出ておらず、高松港へ行く必要があります。高松港からは8:00から約2時間毎(最終18:10)に出港しており、女木島経由で約40分で島に到着します。
今回は平日の10:00のフェリーに乗ったのですが、乗船時かなりの混雑で座ることができませんでした。夏休みということもあってか女木島への海水浴客も多いようでした。女木島到着後にかなりの客が降りていったのでその後は座ることができました。
男木島の攻め方
所要時間
男木島にはバスがなく、移動手段は徒歩になります。途中休憩したり食事したり猫と戯れたりしながら周りましたが4時間ほどですべて見てまわることができました。16ある作品は行ったり来たりするのではなく、一筆書きをするようにぐるっと回りながら見ることができるので右回りか左回りか決めるだけで大丈夫です。
男木漁港から豊玉姫神社へ向かう道はかなり傾斜がきつい坂道なので心しておいてください。
作品鑑賞が終盤に差し掛かったら戻るフェリーの時間を意識するようにしましょう。こちらも2時間毎の出発なので、タイミングが悪いと最悪2時間フェリーを待つことになります。
食事
男木島は展示会場にカフェが併設されてるところもあり、それ以外にもそれなりにカフェがあるので中心部で食事に困るということは無いかと思います。
暑さ対策
夏会期は炎天下の中を歩くことになるので帽子と水は必需品です。汗でダクダクになるのでどこか冷房でキンキンに冷えた所で休憩したくなりますが、そんなところはありませんので心の準備をしておいてください。島内のカフェなども開放感のある感じで、扇風機や海からの風で涼を取るエコでロハスなスタイルです。
虫
島だからか暖かいからかハエがめちゃくちゃでかくて怖いです。蜂みたいです。
猫
猫の多い島ということでも有名ですが、たくさんではないですがそれなりに見ます。暑いので皆日陰にいます。日陰を要チェックです。
ただ島内では猫による被害に困っているようで色々な貼り紙を見かけました。強引な駆除ではなく、地域猫として繁殖を防いでいこうと啓蒙活動をしている感じです。実際見かけた猫たちは耳カットされていました。
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053 ジャウメ・プレンサ / 男木島の魂
フェリーが到着すると目の前に見えてくるのがこの作品。島の情報を入手できる案内所でもあります。
当然フェリー到着後は人でごった返すので、情報入手やトイレを済ませたらさっと出発して、島内散策を終えて戻ってきてからゆっくりと見るのがおすすめ。タイミングが悪くなければ、人はまばらです。
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054 眞壁陸二 / 男木島 路地壁画プロジェクト wallalley
島のあちこちで見られる作品。
意外と島の風景に馴染んでいてうっかりすると見逃してしまいそうになります。
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055 イム・ミヌク / Lighthouse Keeper
木下恵介の映画「喜びも悲しみも幾歳月」に着想を得ているようです。
灯台守の孤独感が伝わってくるような作品です。
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056 オンバ・ファクトリー / オンバ・ファクトリー
オンバとは乳母車のこと。道が狭い島では荷物の運搬に大活躍しているそうです。田舎の軽トラ、島のオンバといったところでしょうか。
そのオンバをカラフルに装飾しています。なんとなくアメリカンな感じもするオンバたちは、それぞれが個性的で見ていて楽しくなります。おじいちゃん、おばあちゃんが趣向をこらしたデザインを考えてマイオンバを発注しているのを想像すると面白いです。
このオンバファクトリーではなく、島を歩いていて見つけた現役で活躍中のオンバ。
ONBA Cafe
残念ながら定休日(水曜日)だったONBA cafe。
テラスで海を見ながらコーヒーを飲むとか良さげです。マステや手ぬぐいなどのオリジナルオンバグッズも購入できるようです。
ONBA cafe
営業時間:9:30~16:00
定休日:水曜(会期中)
定休日:平日(会期外)
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057 川島猛とドリームフレンズ / カレードスコープ ブラック&ホワイト
自分が万華鏡の中に入ってしまったかのような錯覚が起きてしまいます。
トイレにも作品があります。
Dream Cafe(ドリームカフェ)
併設されているドリームカフェ。
バーガー、サラダ、唐揚げ等のフード、かき氷などのスイーツが食べられます。店内で購入して外のデッキで食べるスタイルです。
めおんバーガー(630円)2つと生ビール(580円)・ハイボール(400円)
めおんバーガーは瀬戸内海産の魚すり身のカツ、干しエビ、ハム・野菜に落花生のソースをかけたバーガーです。魚のすり身のカツがおいしくてビールが進みます。海の眺めも気持ちいい。
Dream Cafe(ドリームカフェ)
営業時間:11:00~16:00
無休(会期中のみの営業)
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058 松本秋則 / アキノリウム
定期的に風が起こり、風を動力にそれぞれの楽器が音を鳴らします。
幻想的な音楽と個性的な楽器の影に心が癒やされます。
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(その2へ続く)
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