きび六

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本格うどんが美味い人気居酒屋!お酒を飲むのも〆にも最適なミシュラン店【ふじ心】@倉敷デパート

倉敷駅近くの倉敷デパートにあるうどんが美味しい居酒屋「ふじ心」に行ってきました。

 

場所は倉敷駅前通りからセンター街に入り、そのまま東に進んだところにある倉敷デパートの中。倉敷中央病院の近くです。倉敷駅から徒歩10分弱の距離。

 

 

「ふじ心」は本格的なうどんが食べられる居酒屋で、「ミシュランガイド岡山2021」のミシュランプレートにも選ばれた人気店です。

 

外観

倉敷駅からアーケードのあるセンター街を通り抜け、鶴形商店街の屋根のある歩道を歩いていると見えてくる「ふじ心」の看板。

 

ここを左に入ると倉敷デパートです。レトロでなかなか趣があります。手前の「丼物・生そば やっこ」なんてまるで映画のセットのように昭和ですが、まだ営業もしているようです。

 

ちなみに以前紹介した「居酒屋とも」もこの倉敷デパートの中にあります。

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奥に進むとお店に到着。

 

周囲のレトロな空気感に馴染みつつも洒落た雰囲気を醸し出しています。

 

店内

写真の右奥が入り口。入ってすぐにキッチンとレジがあり、そこを抜けるとテーブル席が並んでいます。カウンター席も数席。それほどテーブル数は多くなく、昔の食堂ぽい雰囲気です。2階席もあるようですがこちらの詳細は不明。店内禁煙。

 

お客さんが帰っても数分後にはすぐに席が埋まってしまうような状態だったので、訪れる前に予約しておいた方が無難そうです。

 

メニュー

本日のお品書き。さわらやホタルイカ、サトイモに親鳥など、絶対お酒に合いそうな食材を使ったメニューが並んでいます。

 

ちなみに右下にある「店長のジューシー唐揚げ」はじわじわ来るネーミングですね。

 

おでんメニュー。下津井のタコ串もあります。

 

そしてお店の目玉、うどんメニュー。

 

居酒屋とは思えないほど種類豊富です。

 

うどんは注文後に手切りして茹で上げるため、出来上がりに20~30分ほどかかるとの事。〆で頼む場合は逆算して早めに注文しておくとスムースそうです。

 

ドリンクメニュー。

 

日本酒もこだわりがありそうな品揃え。

 

クラフトビールもあります。

 

おでん だいこん(180円)、がんも(150円)、角ハイボール(550円)

 

まずはおでんにハイボール。

 

だいこんが想像していた以上に分厚くて嬉しいです。よく味が染み、しみじみとした味わい。がんもはたっぷりとだし汁を吸ってジューシーです。

 

岡山虫明酢牡蛎(780円)

 

そして酢牡蛎。ビジュアルからしてもう美味しそうです。

 

牡蠣はかなり大きい。酸味強めな味付けで、ペロリとイケます。そして鼻からふわっと抜ける磯の香り。お酒がすすんじゃいます。

 

国産牛すじの土手煮(830円)

 

次は土手煮。あっさりめの味噌味で、たっぷりねぎと柚子胡椒が効いています。すじ肉は口のなかでとろけていく柔らかさ。食感の違うこんにゃくが良いアクセントになっています。

 

鹿児島カンパチの胡麻汚し(720円)

 

こちらはカンパチを胡麻で和えた胡麻汚し。

 

九州のものなのか、かなり甘い醤油で頂きます。カンパチはゴロゴロとしたサイズ感。食べ応えがあります。ゴマの風味と香ばしさに醤油の甘辛さ、それに辛子も加わると、とても濃厚で複雑な味わいです。

 

アマレットジンジャー(640円)

 

2杯目は杏子のリキュールを使ったカクテル、アマレットジンジャー。いい感じにお腹も心も満たされてきたので、ここで前もってうどんを注文。このお酒と運ばれてきた料理でのんびりやりながら、うどんを待つことにしました。

 

鶏天鬼おろしぶっかけ 冷(1,120円)

 

そしてやって来たのが、鶏天鬼おろしぶっかけうどん。たっぷりのかつお節に大根おろし、そしてネギがのり、天かすも添えられています。

 

熱々の鶏天はサックサクの食感。ただ汁に浸かった部分はしんなりしてしまうので、サクサク感を最後まで楽しみたい場合は別にトッピングを注文するといいのかもしれません。

 

麺はこんな感じ。本気だから結構コシがあるんだろうなと思いながら一口食べて見たら、その予想をはるかに上回ってくるコシの強さでびっくり。食べごたえありです。

 

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つゆはかなり甘めで、いわゆる倉敷のぶっかけうどんの味。添えられたワサビを溶かすと甘辛くなっていい感じです。うどんを食べ終えた後の汁に残るざっくりとした天かすや大根の鬼おろしは、これだけでもつまみになってしまいそう。満足感のある一杯でした。

 

たまごおろし 温(820円)

 

こちらはうどんの上に大根の鬼おろし、生卵がのっかった「たまごおろし」。添えられただし醤油をかけていただきます。小さなお盆に赤い器、黄色いたまごとヴィジュアル的にも素敵です。

 

こちらも同様にかなりコシの強いうどんですが、温かいうどんなので先ほどよりは柔らかめ。だし醤油は甘くなく、キリっとしています。よくまぜて卵が絡んだうどんに生姜が良いアクセント。そして、意外とゴマが良い仕事をしていました。

 

まとめ

かなりの人気店で店内は終始混雑しており、〆のうどんを食べるためにやって来たらしい、既に出来上がっちゃってるお客さんも多かったので、結構な騒々しさでした。店員さんも大忙しで、注文のために呼ぶのが大変な時間帯もありました。たまたまなのか、ここ数年のあれこれで忘れてしまっているだけで、もともと居酒屋ってこんな感じだったのかもしれませんが。繁盛ぶりがとても印象的です。

 

そして名物というだけあって、うどんは予想を上回ってくる美味しさでした。それにうどんだけでなく、その他の一品メニューもクォリティが高い。まさにうどんも酒も楽しめる居酒屋です。ここで最初から飲むのも、飲んだ後の〆としてうどんを食べにやって来るのも、どちらもアリなお店です。

 

ふじ心

住所:倉敷市鶴形1丁目4−4

営業時間:18:00~00:30(火~土)

営業時間:18:00~23:00(日)

定休日:月・第1・第3日曜

 

 

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