倉敷名物ぶっかけうどんのお店「ぶっかけふるいち 仲店」に行って来ました。
場所は駅前の商店街「倉敷センター街BIOS(びおす)」内。駅からは徒歩5分弱で到着します。
「ぶっかけふるいち」はこの仲店の他に、「JR岡山駅 新幹線上りホーム店」など倉敷・岡山市に8店舗、大阪に1店舗あります。倉敷市内の堀南店は過去に下記記事で紹介しています。
この他、お酒も飲める夜メインの「麺処 方丈」、ラーメンを中心とした「古市商店」等も展開しています。
外観
倉敷駅南口を出て左側、天満屋の前を通ってペデストリアンデッキを歩いて行くと、大通りの向こうに見えるのが「ふるいち本店」と書かれた建物。大きなビジョンが目立っています。
ただこの建物はラーメン店「古市商店 本店」があるだけ。目指す仲店はさらに先にあります。
「古市商店 本店」の建物の脇を通って奥に進むと仲店に到着です。商店街の中にあり、黄色い丸に「ぶ」の文字の看板で分かりやすい。
建物右側の窓口では持ち帰り用のうどん玉や汁などを販売しています。粒あんも売っていて不思議な気がしますが、もともとは大判焼屋だったからだと思います。最近は配達もやっているみたいです。
お店の外にメニューがたくさん貼り出してありますが、何が食べられるのかな?と立ち止まろうものなら、すぐに中から店員さんが出てきて丁寧にグイグイと接客してくれます。これは先ほどの「古市商店 本店」でも同じなので、会社の接客方針みたいです。お客さんが減っている今だからなのか、観光地という場所柄だからなのか分かりませんが、グイグイ系。
店内
入り口付近では、お土産用のぶっかけうどんの販売をしています。訳アリでお買い得のものも。
奥に厨房があってその前にテーブル席、反対の壁側は仕切りのついたカウンター席となっています。席数は少なめ。
ただ、お土産を販売している場所に階段があり、そこから行ける2階にも席があります。おそらく2階はもっと席数があるかと思います。店内禁煙。
メニュー
うどんはぶっかけタイプと汁うどんタイプがあります。その他天ぷら単品や天丼などのミニ丼、いなり寿司などのご飯物があります。
温玉カレーぶっかけなどの期間限定メニューもあり。
自家製餡を使ったぜんざいもあります。
ふるいちの他の店舗はセルフ方式ですが、この仲店だけが店員さんに注文して運んでもらう方式だそうです。
きざみぶっかけ 冷 並(580円)
ゆで卵、ネギ、海苔、かまぼこ、天かす、昆布、しいたけに油揚げがトッピングされたきざみぶっかけ。温かいのと冷たいの、どちらかを選べますが、今回は冷たいうどんを選択しました。
よくかき混ぜてから頂きます。昆布やシイタケからでた旨味が、甘いタレと混じり合って濃厚な味わい。よく冷えたコシのあるうどんにしっかりと絡みます。添えられたワサビがとても良いアクセントで効いています。
油揚げは中身がみっちり詰まっていて肉厚。これにたっぷり沁み込んだ出汁の旨味が口の中で広がります。肉っ気はありませんが、この油揚げだけでかなりの満足感を得られるうどんです。
揚げもちぶっかけ 温 並(640円)
期間限定の揚げもちがトッピングされたぶっかけうどん。こちらは温かいうどんにしてみました。冷たいうどんよりはコシが弱くなりますが、その代わりにもっちり感が出て優しい感じになります。
揚げもちは揚げたてで、外側のカリッとした食感が良く、香ばしい。家ではお餅を煮たり焼いたりはしますが、揚げる事はまずないのでなんだか久々の感覚。テンションが上がりました。
ぶっかけふるいち 仲店
住所:倉敷市阿知2丁目3−23
営業時間:9:00~21:00
定休日:不定休
駐車場なし/禁煙