香川県高松市にある讃岐うどんのお店「うどん棒 本店」に行って来ました。
場所は高松市中心部の南新町商店街から西側の通りに入って少し行ったところ。ことでん瓦町駅(かわらまちえき)から徒歩約6分ほどの場所です。
「うどん棒」は35年以上の歴史を誇るうどん店。讃岐うどん用に開発された小麦粉「さぬきの夢」を100%使用したうどんを提供するこだわりのうどん店で、セルフうどんではなく、店員さんが配膳してくれるフルサービスのお店でもあります。この本店の他に、大阪の梅田に「大阪店」があります。
外観
賑やかな商店街から横道に入り、しばらく歩くと看板が見えてきます。
いかにもうどん店といった和風の外観。
ですがその上は、なかなか渋い昭和モダンなデザインとなっています。中央のバルコニーが素敵です。
入り口左側はこんな感じになっていて、仕込みの時間帯には麺を打っているところが見られるのかもしれません。
右側にはサンプルが並ぶショーウィンドウとなっています。
店の前に置かれた出前用の岡持ちがいい味を醸し出しています。
特に何の表記もありませんでしたが、おそらくお店の左隣が駐車場で、6台ほど停められます。ただ見ての通り、縦に並べて駐車するタイプなので、色々と不便そうです。近くの時間貸し駐車場に停めることも考慮しておいたほうが良さそう。
店内
店内に入るといきなりおでん鍋。
その向こうに席が並んでいます。奥に細長い店舗で、奥の方は座敷席になっていて、それなりに席数はあります。店内禁煙。
メニュー
かまあげうどんやぶっかけなどの各種うどんメニューに、単品メニューで天ぷら、むすび、じゃこめしなどがあります。さらにおでんも各種。
文字だけではイメージしづらいですが、いくつかは写真もあります。しっぽくうどんやチャンポン(うどん)は気になりますね。
ちなみに店主の方はざるうどん発祥の店とされる「川福 高松本店」で10年修行されたそうです。その他、入り口付近ではお土産のうどんも販売しています。
温ちくぶっかけうどん(冷)(620円)
温玉にネギ、そしてちくわ天が載った温ちくぶっかけうどん。うどんは冷たいのを選択しました。麺は讃岐うどんとしては細めなんでしょうかね。コシがあってモチモチしています。だしも美味しい。ちくわ天は揚げたてで、冷たいうどんと良いコントラストとなって楽しめます。
たこ天うどん(温)(770円)
こちらは温かいうどんにたこ天が付いたたこ天うどん。うどん出汁はきれいに澄んでいますが、味はしっかりとしています。温かいうどんは冷たいうどんとはまた違って、つるつるとしてのどごしが良い。そしてこちらも揚げたてのたこ天は、噛むほどに旨味が広がる蛸とサクサクの衣で、お酒のつまみにも良さそうです。
まとめ
日曜日のお昼12過ぎぐらいに訪問。ピークの時間帯ということもあって、次から次とお客さんがやって来ます。時々満席となって外で数組が待つ時間帯もありました。慣れた感じで入って行くサラリーマンだったり、家族連れが多くて、さすが老舗のうどん屋といった感じでした。店の奥の個室のような座敷席では、お酒を飲んでいるのか、にぎやかに会食するグループも。
店員さんもいつもの事なのか、忙しそうではありますがテキパキとお客さんをさばいています。セルフうどんのお店も楽しいですが、フルサービスのお店で落ち着いてうどんも食べるのも良いですね。天ぷらも揚げたて熱々ですし。
営業時間について
お店入り口の貼り紙によると、21年3月1日より、当面の間は昼営業のみになるようです。
うどん棒 本店
住所:香川県高松市亀井町8−19
営業時間:11:00~15:00*
営業時間:17:00~19:00*
定休日:水曜(祭日の場合は振替)
駐車場あり/店内禁煙
*2021.3~当面のあいだ昼営業のみ