きび六

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牡蠣を満喫!オーシャンビューの【料理旅館 鹿久居荘 日生店】

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備前市日生(ひなせ)にある「料理旅館 鹿久居荘(かくいそう) 日生店」に泊まってきました。

 

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場所は国道250号線を南に入った所で、すぐ目の前は日生湾です。赤穂線日生駅からは徒歩7分ほどの場所。

 

鹿久居荘はこの日生店の他に、隣の兵庫県赤穂市に赤穂店があります。


 

 

外観

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6階建ての建物。1階は海鮮料理が食べられる食事処となっていて、三階と四階が客室になっています。

 

駐車場は建物の南側にあります。一階の食事処と共通の駐車場で50台ほど停められます。

 

 

玄関

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昔ながらの伝統的な旅館の玄関といった趣。本日の宿泊者の一覧が「○○御一行様」と玄関に貼りだされていました。

 

館内

フロント

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入ってすぐがフロント。その隣のドアの向こうが食事処です。フロントの左側では品数豊富とは言えませんがお土産品も販売しています。

 

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見上げれば、鹿のはく製が飾ってあります。「鹿久居荘」だけに、といった所でしょうか。 この近くに野生の鹿がたくさんいる鹿久居島があるので、旅館名はそこから取ったのかもしれません。

ハンティングトロフィー ドアライト イエローディール

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  • 発売日: 2013/06/08
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客室

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部屋は8畳。年季は感じますが清潔感のある部屋です。

 

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床の間にはテレビと金庫。室内着として用意されているのは浴衣ではなく作務衣です。前がはだけたりしないので快適ですが、この格好で食事会場に行くのは躊躇われたので服に着替えて行きました。

 

壁はそこまで厚くないのか、大き目の声で喋れば隣室にも響いてしまうようです。話の内容までは分からず、何か喋っているなというのが分かる程度ですが。

 

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広縁部分には定番のテーブルと椅子2脚。冷蔵庫と湯沸かしポット、グラス類もあります。椅子が邪魔になって冷蔵庫のドアが上手く開かないのはご愛嬌。

 

窓の向こうは海でオーシャンビュー。悪くない雰囲気です。

 

バス・トイレ・洗面所

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バス・トイレ・洗面所はビジネスホテルに見られるような標準的なタイプ。ドライヤーもあって、アメニティー類は充実しています。

 

Wi-Fi

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館内Wi-Fiあります。割と良い速度が出ていますが建物の端の部屋だったからか安定感はなく、時々モバイル通信に切り替わったりしました。

 

家族風呂

この旅館には部屋の浴室以外に家族風呂が別にあって、チェックイン時に時間を予約して入ることが出来ます(45分間)。

 

浴室があるのは宴会場のある2階。時間になると電話で知らせてくれます。余談ですが2階のエレベーターの所にも鹿のはく製が飾ってあって、部屋に戻るとき一瞬ギョッとするので注意が必要です。

 

脱衣場

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脱衣場はあまり広くありませんが、必要なものはそろっています。

 

浴室用のタオルが用意してあって、部屋のタオルを濡らさなくてもいいのが嬉しいです。浴場で使ったタオルを部屋に持ち帰って干すのってめんどくさいですよね。朝ちゃんと乾いてなかったりして。

 

浴室

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浴槽は大人が4人くらいは足を延ばせて入れそうな大きさ。部屋の狭いユニットバスに入るよりは全然ゆったり出来ていいです。

 

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お湯は温泉ではないですが、入浴剤が貰えるのでそれを使いました。

 

オリーブの湯 2本セット

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入浴後は脱衣場の電話でフロントに連絡し、その旨伝えます。この後、旅館の方がお湯を抜いて掃除をし、再度お湯をためて、次のグループへ連絡、という事をしているみたいなので、結構大変そうです。 

 

食事会場

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食事会場は一階のお食事処。奥に長い店内で、中央に大きな水槽があり魚が泳いでいます。いわゆるいけす料理店ですがここでは「水族館割烹」と呼んでいるみたいです。

 

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窓際は4人座っても余裕のあるテーブル席。仕切りが大きいので個室感があります。

 

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店の奥にも座席があるようです。

 

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水槽の向こうはカウンター席。

 

夕食

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今回のプランは「≪ミネラルたっぷり≫★カキ華膳♪」というプラン。日生名物の牡蠣をたっぷり食べられるプランです。

 

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お酒のすすむ前菜の五種盛り。奥の二つはつくだ煮など牡蠣を使ったもの。

 

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サラダにも牡蠣が入っています。こうやって旅館の食事でサラダが出てくることってあまりない気がするので、なんかうれしい。罪悪感が減る感じ、あります。

 

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ドリンクメニュー。こちらは別料金です。

 

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卵がついた鍋物。これの蓋を開ける時ってなんかワクワクします。

 

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ふたを開ければそこにも牡蠣が。牡蠣すき鍋です。

 

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煮立ってきました。すき焼きなので卵につけて食べてもいいし…

 

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卵でとじてもいい。お酒に合うような濃い目の味付け。どちらもいい感じ。

 

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こちらはカキフライ。ソースかタルタルソースで頂きます。11月末なのでまだ牡蠣は小ぶりですが、ホクホクです。

 

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そして、ご飯物は牡蠣めしかとおもっていたら寿司でした。でもよくみるとこの巻き寿司に入っているのは牡蠣の天ぷら。天むすみたいな感じでうまい。このお店では「殿中巻」と呼んでいるようですが、そう呼ぶのはこのお店だけかもしれません。

 

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緑のハランで隠れていましたが、反対側には牡蠣の握りが。初めて見ましたがそこまで珍しいものでもない感じなんですかね。

 

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何の変哲もないような茶碗蒸しも、少しディグれば牡蠣。

 

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味噌汁も少し飲めば牡蠣が顔を出します。嘘偽りなく牡蠣づくし。堪能できました。

 

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そしてデザートは柿。ここでダジャレを言うと負けな気がします。でもたまに食べる柿は美味しいです。

 

全部食べ切るとかなりお腹いっぱいで、食べ過ぎたなと感じる量。食べきれないくらいこれでもかとやけくそな感じで出されるのも嫌だし、少ないとしょぼく感じてしまうので、これくらいの量が個人的には丁度よく感じます。しかも思ってた以上に牡蠣尽くしで大満足です。

 

その他メニュー

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このお店は普通に食事だけでも利用できるので、そのメニューを少し紹介。こちらは定食メニュー、お子様メニューです。

 

さわら丼や煮魚定食など魚介系が多いですが、ステーキ定食やハンバーグ定食などもあります。

 

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こちらは御膳メニュー。この中の「牡蠣華膳」は今回の食事とほぼ同じ内容の料理っぽいです。

 

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この他、仕切り板には今月のおすすめの魚が貼りだされています。それぞれ造りや煮付け、塩焼きなど好みの料理法で調理してくれるようです。水槽の中の魚たちが使われるのかもしれません。

 

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こちらは本日のおすすめの魚介のメニュー。

 

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カキオコやカキ釜飯など日生名物の牡蠣名物も充実しています。今回食べた「殿中巻(カキ巻寿司)」もありました。

 

朝食

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清く正しい旅館の朝食といった内容。焼き魚を食べ始めるとなぜか無口になってしまいます。ご飯にはこだわりがあるようですが、もちもちタイプで個人的には少し苦手でした。これは好みの問題ですね。

 

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醤油は備前の醤油「鷹取醤油」。

鷹取醤油 にんにく醤油 #67 100ml
 

 

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朝食にもサラダがついてなんかうれしい。

 

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湯豆腐。温かくてほっこりします。

 

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味噌汁も。魚で取った出汁が港町感があって良いです。

 

その他

近くにコンビニなどはないので、買い出しをするなら事前にしておくことがおすすめです。

 

フロントの方が朝食会場の手伝いをしたり、2階の宴会場の担当の方が家族風呂の管理もしていたりと、効率的なオペレーションがされているようです。そのせいか、従業員の方がきびきびとしていて、あまり接点はありませんが何かあれば感じのいい接客で対応してくれて好印象でした。

 

料理旅館 鹿久居荘 日生店

住所:備前市日生町日生639−34

駐車場あり/Wi-Fiあり

 

 

 

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日生産殻付き牡蠣3kg

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