牡蠣のシーズンもそろそろ終了ということで、日生(ひなせ)へ牡蠣を堪能しに行ってきました。
備前海の駅
日生に向かう途中で備前海の駅へ。
知らなかったけどここはスーパーのマルナカがやってるんですね。魚市場とフードコート、おみやげコーナー等があります。
カキフライ定食(780円)
この値段でこの牡蠣の量。もちろんおいしくてかなり満足。
福来(ふくろう)
カキオコを食べにお好み焼き屋へ。カキオコとカキ鉄板焼を注文しました。
カキオコ。自分たちでマヨネーズ・青のり等をトッピングするスタイル。8等分くらいに切り分けて食べたのですが、どこを食べても牡蠣が入っているくらいたっぷりの量。
カキ鉄板焼。メニューには8ケと書いてあるんですがどう見ても8個以上あるような。レモンとよく合って何個でもイケる感じです。
店の方も感じが良くて、なかなか良いお店でした。
その他のカキオコ店
日生には他にもたくさんカキオコの店があります。一つ注意が必要なのは、その殆どが駐車場が少なく、また場所もわかりづらいことです。町自体が狭い港町なので仕方がないのですが、車で行く場合は事前に下記サイトでチェックしておくことをオススメします。
*日生商店街の中にあるカキオコ店の駐車場をチェックしてきました。下記記事内で紹介しています。
五味の市・海の駅しおじ
今回は見るだけでしたが五味の市にも行ってきました。昼過ぎだったので既に市場は店じまいの雰囲気が漂っていましたが、牡蠣フライをソフトクリームに乗せたカキフライソフトのコーナーには行列ができていました。皆さんチャレンジャーです。
外では翌日の「ひなせかき祭」の会場が設営されていました。
隣の「海の駅しおじ」ではバーベキューができるスペースが有り、かなりいい匂いを漂わせ、皆さん賑やかに楽しんでいました。
写真はかき祭のものですが、U字構を使うんですね。
町中でやたらスーパーの袋を抱えて歩いている集団がいるなと思っていたのですが、どうやらアルコールを調達してここに向かっていたようです。カキ殻入れが宴の盛大さを物語っています。ちなみにこの他にも同様のカキ殻入れが2、3ありました。駐車場も大混雑でした。
岡山いこいの村
宿泊は日生ではなく、瀬戸内市邑久町虫明(むしあげ)の岡山いこいの村。場所は山の上で自然散策とかが趣味でない限り出歩くこともできないですが、海を一望でき、景色が良く気分がいいです。施設内にはヤギやエミュー、うさぎ、犬などが飼われています。なぜかヤギがやたらと柵に向かって頭突きをしていました。
夕食
特にプランに明記はされていませんでしたが、写真の他に当然のように牡蠣フライが出てきました。軽くテンションが上って写真を撮り忘れてしまいました。
料理は程よい量でした。よくある旅館の食べきれないほどの豪勢な食事が好きではないので満足です。陸の孤島のような場所なのでたくさん食べる人は何か買い込んでおいたほうがいいかもしれません。プランによって食事の量は違うと思いますが。
お品書きのようなものがあるとペースを考えて食べられるんですが、ここはありませんでした。
朝食
朝食も焼き魚とシンプルなおかずのみ。御飯と味噌汁はおかわりができます。これも程よい量でした。
朝日
朝日が絶景とのことでしたがこの日はあまり天気が良くなく、太陽の位置が高くなってからしか見えませんでした。
夕陽のような写真になってしまいました。
その他
布団敷きはセルフで行うとのことでした。若干面倒くさかったですが、誰も部屋に入って来ないということなので、貴重品やらの管理をあまり気にしなくていいのは、いいかもしれません。
それから建付けが悪いのか扉の開け閉めがガタつくところがありましたが、細かいことは気にしてもしょうがないかなと。
まとめ
充分に牡蠣を堪能できる旅でした。その中でどうも日生では牡蠣の価値が違うらしいというのを感じました。
たぶん現地の方たちにとっては牡蠣を食べることが日常すぎるのだろうなと。カキオコも地域おこしのために作ったのではなく、冬はお好み焼きに牡蠣を入れるのは普通だったようだし。お店の人たちも勿体ぶらずに牡蠣を出してくるし。牡蠣のインフレが起きているような。
おかげで滅多に食べることができない他所の人にとっては、手頃な値段でお腹いっぱい食べられる幸せな場所になっています。
駐車場が少ないのが難点ですが、逆に電車で来ればもっと幸せになれるかもしれません。駅から歩ける範囲に大抵のものはあるし、お酒も飲めるし。
岡山市からのアクセス
車で約一時間(一般道)