徳島市の繁華街にある阿波地鶏の食べられる焼き鳥屋「竹の家(たけのや)」に行ってきました。
場所は、紺屋町の阿波おどりの時期には演舞場となる大通り沿いにあります。徳島駅から徒歩で13分、地元の人のメジャーな待ち合わせ場所らしい「アクティ21」からはわずか徒歩2分です。
外観
看板や暖簾が渋めの外観。間口が狭く中の様子も伺えず、若干入りにくい感もありますが、店前にはメニューが貼り出されているので、おおよその雰囲気は掴めるかと思います。
店名の通り、外装に竹が用いられています。上の方にも看板がありますが、こちらも渋めになっています。
店内
店内は間口が狭く奥に長い、いわゆるウナギの寝床タイプの間取りとなっています。一階と二階があり、一階は詳しくは分かりませんが、少人数用のテーブル席がある模様。
2階は靴を脱いでの座敷席がいくつか。落とし気味の照明でいい雰囲気です。ただテーブルの下に暗い影が出来ていて、掘りごたつか?と思って足を入れようとしがちですが、掘りごたつではないので注意が必要です。あれっ?てなります。
座敷席なので色々とレイアウトを変更して、宴会などにも対応しているようです。横幅が狭く細長い構造なので、声は結構響きます。全席喫煙可。
メニュー
阿波地鶏の焼き鳥、肉巻きの串メニューが右側に並んでいます。串はほぼすべて2本ずつでの注文・価格となっています。
徳島のブランド鶏「阿波尾鶏(あわおどり)」を使った鶏ももステーキや唐揚げもあります。
その他のメニュー。刺身なんかもありますが、やっぱり鶏を使ったメニューが多めの印象です。麻婆豆フや鶏チリソース等の中華っぽいメニューも散見されます。
期間限定の地鶏鍋と年中やってるちりとり鍋メニュー。
午後9時頃から注文できるという中華そば。なかなか本格的な徳島ラーメンっぽくて美味しそうです。
ドリンクメニュー。まずまずの種類ですかね。
徳島の名産品であるスダチを使ったサワーやハイボール、カクテルのメニュー。これは壁の掲示のみだったので、最初気づきませんでした。
お通し
鶏肉とゴボウのきんぴら。お通しから鶏肉が入っていてこだわりを感じられます。
チャンジャ(350円)
あれ?って一瞬思ってしまったかわいらしい量のチャンジャ。かなり辛めで、ちびちびやるのが丁度いい。
大根サラダ(480円)
野菜が新鮮な大根サラダ。ムシャムシャと食べてしまいます。
リッキー すだち&ウォッカ(380円)
カットされたすだちが浮かぶ、すだち&ウォッカ。レモン等とはまた一味違う爽やかさ。
ちなみにブランド名かと思っていましたが、「Rickey(リッキー)」とは、1:3~4の割合でスピリッツをソーダで割って、レモンなどの柑橘類を絞ったドリンクだそうで、キリンが流行らそうとしているみたいです。
やきとり(380円) ねぎま(380円) ずり塩焼き(320円)*各2本の価格
定番の焼き鳥たち。どれも塩にしましたが、良い塩加減で鶏肉の旨さが引き立っています。
つくねおろしポンず(2本 400円)
大根おろしがのったつくね。この大根おろしにうまい具合にポン酢を付けるのに難儀しましたが、さっぱりとした味わいで、味が一本調子になりがちな串物にアクセントをつけられます。
オクラ豚肉巻き(2本 420円)
青々とした新鮮なオクラに豚肉の旨味が口の中で広がり美味しい。あまり焼くことないですが、オクラって焼くと美味いんですね。
阿波鶏唐揚げ(チューリップ)(580円)
個人的には餃子の王将でぐらいしか馴染みのない手羽中の唐揚げ、チューリップ。スダチを絞り、少しマヨネーズを付けて食べます。ジューシーな肉とカリカリの皮がいいパランスで、骨を掴んで食べる感じから程よいサイズ感まで、何から何まで良いです。
焼き鳥は食べるつもりでしたが、これを食べる口にはなっていなかったこともあって、今回一番気に入りました。両手に一個ずつ持ってニッコニコであと10個ぐらい食べたい気分でした。
本当はシメに徳島ラーメンを注文したかったのですが、もうお腹いっぱい。ラーメンはまた今度ということで。
竹の家(たけのや)
住所:徳島県徳島市紺屋町29
営業時間:17:30~27:00
定休日:日曜
駐車場なし/喫煙可