岡山市の表町にあるカフェ「ザ・キッサ フジ(THE KISSA FUJI)」に行って来ました。
場所は、表町商店街の桃太郎大通り寄りにあります。岡山シンフォニービルの斜め向かいで、北時計台のすぐ近く。路面電車の電停「城下」駅から徒歩2分、岡山駅から徒歩15分の距離です。
外観
お店は、全面がガラス張りで中の様子はよく分かりますが、大きな看板もなく、上部の赤白青のストライプ模様のサインが床屋を連想させて、あまりカフェとは気付かなさそうな外観です。
実は、ここは床屋とカフェが併設されたお店となっています。右側のガラス面に「@BARBAR」「@KISSA」「@BAR」と記載されています。床屋は「ザ・バーバー フジ(THE BARBER FUJI)」として営業しているようです。面白いですね。もともと床屋で、カフェも併設した感じでしょうか。
店内
奥に細長い構造の店内で、左側がキッチンカウンター、右側がカウンター席となっています。席数は4席ほどで、座れますがコーヒースタンドみたいなイメージでしょうか。
奥の壁には床屋のサインポールのようなフレームが3つ並んでいます。この壁の向こう側が床屋スペース。一席のみの個室だそうで、こちらも気になります。
カウンターの上には大量の果物のシロップ漬けが置かれていて、軽くテンションが上がります。
カウンターの下の棚には、販売用?の整髪料も並んでいました。
こちらは窓際の本棚。パンダのミニチュアが集うコーナーが可愛い。おそらく店内禁煙。
メニュー
ドリンクメニュー。「自家製八朔スカッシュ」など名前に「自家製」とついているドリンクが、先ほどのシロップを使ったものだと思います。
そして、ショーケース内の焼き菓子。スコーンやパウンドケーキなどがありました。
自家製レモンシロップのサワー。カウンターの上にあったシロップが気になって見ていたら、お酒にもできると教えてもらったのでテイクアウト用で作ってもらいました。カップに貼られたお店のロゴがグッときます。
皮を剥いて丸ごと凍らしたレモンが氷替わりに入っています。少しずつ溶かしながら飲むといい感じ。フレッシュで爽やか、アルコールでほろ酔い気分になってなんだか楽しくなってきました。
スコーン 全粒粉(250円)、スコーンサンド あんバター(330円)
こちらはテイクアウトで自宅に持ち帰ったスコーンとあんバターのスコーンサンド。あんバターは注文後にその場で作ってくれました。
まずはあんバターのスコーンサンド。
たっぷりあんこにバターがのっています。あんこは、つぶ感がありつつもなめらかな舌触りで、程よい甘さ。バターの塩分とよく合って絶妙なハーモニーを醸し出しています。
こちらは全粒粉のスコーン。高級なパンのような小麦の香りがすでに漂っています。先ほどのあんバターもこのスコーンで作られています。
そのまま食べてもいいのでしょうが、今回はクロテッドクリームとジャムを用意しました。
ちなみにジャムは以前紹介した「紅だるま」も作っている吹屋・さとう紅商店の「ゆずニャーニャーレード」。今回は表町の天満屋地下のお土産屋「岡山贔屓」で入手しました。
スコーンを半分に割って…
クロテッドクリームとジャムをたっぷりとのせます。
スコーンは、ボソボソしすぎずしっとり感があり、ボロボロと崩れないまとまりがありました。素材の良さが伝わってきます。たっぷりのクリームとジャムで食べても、しっかりとスコーンの風味が感じられます。
これに美味しい紅茶があれば、ちょっとしたアフタヌーンティーぽくなります。簡単に優雅な気分が味わえるのでお勧めです。
ザ・キッサ フジ(THE KISSA FUJI)
住所:岡山市北区表町1丁目3−9
営業時間:11:00~16:00
定休日:日・祝
駐車場なし/禁煙