岡山市の駅前町にある本気のベトナム料理屋「サイ ゴン オカ(SÀI GÒN OKA)」に行って来ました。
場所は岡山駅近くの駅前商店街から北に向かい、しばらく歩いたところにあります。岡山駅から徒歩6分ほどの距離。
「サイゴン オカ」は、以前紹介した倉敷駅近くのベトナム料理店「サイゴン町」と同じ系列のお店のようです。
外観
交差点の角にあるお店です。ガチな外国料理店は入りづらい雰囲気があったりしますが、このお店は「ベトナム料理」「フォー」と書かれたノボリも立っていて、日本人もウェルカムな雰囲気が漂っています。外にメニューも置いてあるので事前に料理も確認できて安心です。
ベトナムと日本の国旗が描かれた日本語の看板も出ています。駐車場なし。
店舗から南に少し行くとベトナム食材店「thực phẩm Việt Nam Sachan店」もあります。おそらくここも系列店です。
店内
入り口周辺には二人席や六人席。
奥には壁際に6人席が並んでいます。今年10月オープンしたばかりの綺麗な店内です。
このあたりの店内のインテリアの感じは、倉敷の「サイゴン町」とよく似ています。店内禁煙。
店内Wi-Fiあり。パスワードはメニュー内に書いてありました。ただし結構難易度高めのパスワードなので入力に苦労します。
メニュー
日本でメジャーなベトナム料理のひとつ、フォーのメニュー。
バンミー(バインミー)メニューもあります。
どんな食べ物なのか想像できない本格的なベトナム料理メニューもたくさん並んでいます。でもどのメニューも写真と日本語表記があるので安心です。
普通にカエルを使ったメニューが紛れ込んでいたりするところに、ガチさを感じます。
冬にも良さげな鍋料理。値段的に大勢で楽しむボリューム感ですかね。
ベトナムスイーツもあります。
ベトナムのお酒やココナツジュースなどのフルーツジュースもあります。ただしあまり温かい系のドリンクは無いようで、あるのは日本の焼酎のお湯割りくらいだと思います。
お昼はランチもやっています。
この他にもまだまだたくさんメニューがあります。今回紹介しきれなかったメニューは下記記事に載せています。
サッボーサオズア(SÁCH BÒ XÀO DỨA) ハチノスとパイナップル炒め(850円)
まず注文したのはハチノスとパイナップル炒め。なかなか強烈なクセのある匂いを放ってやってきました。ハチノス、パイナップルの他に、トマトや玉ねぎ、ネギなどが入っていますが、すべてがハチノスのすごいクセに乗っ取られている感じです。
外国料理のお店に行っても無難なものを頼みがちなので、敢えて攻めたオーダーをしてみたのですが、攻めすぎてしまったようです。卓上の調味料でなんとかしようと思いましたが、ちょっとこれは個人的に口に合わなかったです。
ガウムオイ(GÀ Ủ MUỐI) 鶏塩ハム (1/2個) (900円)
続いては、鶏塩ハム。鶏半羽が豪快にぶつ切りにされています。運ばれてくる前に厨房でバンバンと騒々しい音が響いていたのですが、きっとこれをカットしていたからなのでしょう。
断面はこんな感じで、熟成したハムの味。レモングラスの効いたソースが美味しいです。もも肉やむね肉など、部位によって食感が違うのがよく分かるのも面白い。
ただよく冷えているので、メインというよりは前菜や酒のつまみ的な立ち位置でしょうか。冬はこれとビールだけとかだと体が冷えてしまうかもしれません。
ブン リェウ クァ(BÚN RIÊU CUA)(850円)
温かいものが欲しくなったので、麺料理のブンを注文。
具材はカニのつみれにすり身、揚げ豆腐、ハムにフイエット(豚の血を固めたもの)など盛りだくさん。これらの旨味がトマト風味のスープに溶け出して、味わい深いものにしています。
真ん中にのっているフイエット(豚の血を固めたもの)は、クセもなく味もなく、プルンとした食感を楽しむ感じのものですかね。
別皿にはもやしやパクチー、レモン。程よいタイミングで好みの量を投入できます。
ブンの麺は、平たいフォーとは違って丸くなっています。トマトのほのかな酸味と具材のダシが効いたやさしいスープによく合って、さっぱりと頂けました。
サイ ゴン オカ(SÀI GÒN OKA)
住所:岡山市北区駅前町2-4-16 ダイニチ駅前ビル 1F
営業時間:11:00~21:00
定休日:月曜
駐車場なし/禁煙
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