吉備中央町にある食事処「ごはんやさん どうぞのいす」で弁当をテイクアウトしてきました。
店名の「どうぞのいす」って変な名前だなと思ったのですが、絵本から取ったようです。
お店の場所は吉備高原都市の中心にあるきびプラザの中。岡山駅からは車で約40分ほど、ドライブにはちょうど良い距離です。
同じくきびプラザの2階にある「郷土料理 まきば」も系列店のようです。
外観
きびプラザの東側、正面駐車場近くの1階にあります。のぼりやソフトクリームの看板が見えています。
年季の入った小さな看板。可愛らしいイラストが描かれていますが、絵本を読んだことのある人ならピンとくる場面なんでしょうか。
駐車場はきびプラザの駐車場を利用。東側の正面駐車場の他に、北側駐車場もあります。
店内
入って正面がカウンターで、こちらで注文、会計をします。
店内にはテーブル席が3~4つほど。コロナ対策としてだいぶ席を間引いているようです。店内禁煙。
メニュー
弁当や丼、麺類のほか、ソフトクリームや手作りケーキなどのデザート類もあります。メニューは一部を除いてほとんどがテイクアウト可能。こちらもコロナ仕様のメニューのようですね。
メニュー上部には、マスク着用など色々な注意事項が書かれています。そのまま店内に入ろうとすると、カウンターから「入り口で消毒をお願いしまーす」と声がとんできました。かなり厳格にコロナ対策をしているようで、安心感があります。
カウンターで注文・会計。そこでテイクアウトの旨を伝えると、番号札を渡され15分後に再度お越しくださいとの事。待ち時間は会計後に伝えられるのですが、注文前に伝えてくれると嬉しいかも。この待ち時間は混雑具合により変動する模様です。
周辺散策
料理が出来上がるまで近辺をしばし散策。きびプラザ内にはコンビニ「ポプラ」やちょっとしたスーパーもあるので、ペットボトル飲料などはこちらで調達することもできます。
こちらは円形広場「さんさん広場」。この日は何やらダンスイベントが行われていました。
この周辺には立派な施設がたくさんあり、周到に計算された計画都市の綿密さに圧倒されつつも、計画通りにはいかなかった物悲しさを感じることができます。
その奥は吉備中央公園となっていて、緑が広がっています。
公園遊具もたくさんあり、子どもたちが走り回っていました。
芝生の広場。さらにこの奥にも公園は続いています。そのままこの公園でテイクアウトしたものを食べるというのも良さそうです。
弁当
ユーリンチー弁当(900円)
15分後に受け取ったのはユーリンチー弁当。ちなみに消費期限は、お買い上げ後30分以内。日持ちするような弁当として作っているのではなく、普通にお店で出しているものを弁当に詰めたという事だと思います。勿論、作りたてでホカホカです。
右上がユーリンチーで、右下はサラダ、左上は舞茸と豚肉の煮物となっています。地元の食材を出来るだけ使っているとの事で、サラダは新鮮。ちなみに舞茸は吉備中央町の特産品で、「舞茸ラーメン」というのもあります。
こちらがメインのユーリンチー。鶏むね肉のから揚げにネギ、そこに濃い目のユーリンチーソースがかかっています。もも肉ではなく胸肉なのが少し残念ですが、ご飯がバクバク進むやつです。
肉まきおむすび弁当(800円)
こちらは肉まきおむすび弁当。なかなかインパクトがあるビジュアルで、持つとずしりと重い。
右上は豚肉と舞茸の煮物と漬物、左上は鶏むね肉のから揚げ、そして肉巻きおにぎりが2個の陣容。見た目はほぼ肉が全体を占めています。
肉まきおむすびは、おにぎりをタレのしみ込んだ薄い豚肉で包んで焼いたもの。中の米は茶色くなるほど肉汁がたっぷりしみ込んでおり、旨味が口の中で広がります。ご飯はモチっとしているので、おそらくもち米も入っているかと。かなりボリューミーで、おむすび1個だけでもかなりの満足感。
外食するにもいろいろ気にしてしまう昨今だけに、たまには弁当を外で食べるというのも良いものです。ドライブの途中で青空の下、紅葉なんて見ながら美味しい弁当をパクついていたら、晴れ晴れとした気分になってきました。
ごはんやさん どうぞのいす
住所:加賀郡吉備中央町吉川4860−6
営業時間:9:30~16:00頃(夕方まで)
定休日:不定休
駐車場あり(施設駐車場利用)/禁煙
*コロナ禍のため暫定的な営業体制の可能性あり