岡山市中区東川原にある老舗のラーメン屋「中華そば 一仙」に行ってきました。
場所は岡山赤穂線(県道96号線)で旭川を東に渡って少し行った道路沿いにあります。山陽本線・赤穂線「西川原・就実駅」から歩いて12分ほどの場所。
詳細はよくわかりませんが、この「中華そば 一仙」は、御津にある「玉松」からのれん分けしたお店で、松系・仙系と呼ばれる岡山ラーメンの一派のようです。店名に「松」や「仙」が入っているのが目印。「松」は「玉松」の「松」でわかるのですが、「仙」はどこから来たんでしょうね。
以前紹介した「中華そば専門店 広松」もこの松系・仙系のラーメン店だそうです。
外観
マンションの一階に入った店舗。同じマンションの一階には「キムラヤ」や喫茶店が入っています。
駐車場は建物の前にあります。このマンションの前の駐車スペースはすべて停めていいようですが、それでも9台分。縦幅が車の長さ分しかなく、切り返したりバックで停めようとすると歩道にはみ出さないといけないので、停めにくいです。
少し和風の趣のある外観なんですが、その前が駐車場なので車が停まっていると気づきにくいかもしれません。夜は黄色い看板が目立っています。
店の前の道路は中央分離帯があるので、反対車線からはどこかでUターンする必要があります。
店内
入るとまずはメニューサンプルなどがディスプレイされたスペース。もう一つドアを抜けると店内です。
店内は細長くなっていて、窓側にはテーブル席。
反対側が厨房とカウンター席で、真ん中にもテーブル席があります。
カウンター席、テーブル席の奥には小あがりの座敷となっています。結構な広さがあります。
質素ですが清潔感があります。店内禁煙。
メニュー
中華そばメニュー。基本の中華そばに、もやし入り、わかめ入りなどトッピングが違うメニューが並んでいます。トンカツ入りや唐揚げ入りなど、岡山ラーメンらしい?メニューもあって、さらにトッピングは別に追加できます。替え玉もあります。
中華そばにご飯やギョーザを組み合わせたセットメニューもあります。もちろん岡山名物カツ丼(デミカツ丼)のセットもあります。
ギョーザや揚げシューマイなどの一品料理、おにぎりなどのご飯ものメニュー。
6種類のトッピングから2種類を選べるミックスそばというのもあります。
季節ものの冷麺と飲み物のメニュー。持ち帰り用のラーメンも販売しています。
卓上のレンゲ入れがなんかいいです。
レディースカツ丼セット(1000円)
中華そばと半ミニカツ丼がセットになったレディースカツ丼セット。もちろん男性も注文して大丈夫。漬物がついています。
中華そば
チャーシューにメンマ、ネギがトッピングされた中華そば。味噌っぽい見た目のスープですが、豚骨ベース。野菜・蜂蜜・スパイスが加えられているそうです。豚骨のクセのある味が最初に来て、後味はほのかに甘い、少し不思議な感じのするスープ。好みが分かれそうです。
麺は細めのストレート。岡山ラーメンっぽいです。確かに同じ松系・仙系の「広松」と似ているかも。ただこちらのほうが味はあっさりとしている印象。その分、甘みを感じます。
半ミニかつ丼(デミカツ丼)
トンカツにデミグラスソースがかけられた岡山名物デミカツ丼。ソースが濃くなくすっきりとしていて、なかなかいい感じです。ただやっぱりラーメンと一緒に食べる意味は謎です。
中華そば ギョーザ入り(850円)
こちらは、おそらく一品料理のものと同じジャンボギョーザがトッピングされた、ギョーザ入り中華そば。パリッとした皮にトロっとした餡の揚げ餃子は、なかなかの美味です。スープに浸かってふにゃっとした皮の部分も悪くない。けど、敢えてラーメンに入れることはないのかもと思ったり。
中華そば 一仙
住所:岡山市中区東川原184-3 コンフォートケヤキ 1F
営業時間:11:00~22:00
定休日:第3水曜
駐車場あり/禁煙