きび六

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風情ある宿場町の桜並木【がいせん桜まつり】@新庄宿

岡山県の西北端、新庄村(しんじょうそん)。桜並木と古い町並みで桜の名所となっている、がいせん桜通りへ行ってきました。

 

 

場所は旧出雲街道の宿場町、新庄宿です。

 

御幸橋を過ぎるとさっそく桜が見えてきました。御幸橋から町尻までの360メートル間に137本の桜があり、日露戦争での勝利を記念して1906年に植えられたものだそうです。

 

訪れた4月15日は「がいせん桜まつり」が行われており、出店屋台が出ています。人も多くてかなりの賑わい。

 

ただ、今年は例年より開花が早かったのか、花びらがだいぶ散っていて、すでに葉桜となっています。

 

雲州候本陣(うんしゅうこうほんじん)

松江藩松平氏が参勤交代の際に休憩、宿泊に利用していたお茶屋跡。現在の建物は明治時代後期のものです。

 


 

出店は特産品や名物だけでなく、ポップコーンやコーヒー、ケーキなどバラエティに富んでいます。これはカレー屋。やまめカレーが気になります。

 

このお店は「ひのきの森 by BMD」で、東京・大阪・岡山・広島に店舗があるそうです。

「おいしくてほっとできる、毎日が楽しくなるように」 - ひのきの森 by BMD

 

黛まどか句碑・新庄剛志選手足型

俳人黛まどかがこの地で詠んだ句の碑と元メジャーリーガー新庄剛志の足型。

 

新庄剛志はこの地に縁もゆかりもないそうですが、「新庄」つながりというだけの理由で足型が展示されています。ただ新庄選手が阪神時代に実際にこの村を訪れて、足型をとったそうです。そして新庄村も村をあげて新庄選手を応援していたようです

恋する俳句 (小学館文庫)

恋する俳句 (小学館文庫)

 

 

脇本陣木代邸(わきほんじんきしろてい)

脇本陣。木代家は醤油製造を行っていたそうで、醤油蔵は改装されて「お食事処さくら茶屋」となっています。

 

ちなみにこの木代邸の前の桜は「桜開花予想木」となっています。

 

なお隣に小さく「がいせん桜募金治療木」という表示もあります。植えられているソメイヨシノは本来平均寿命が60年なので、枯れてしまってもおかしくないのですが、今の景観を保つために延命治療をしているそうです。

 

内部の1階部分は自由に見学できます。(無料)

 

光と影がいい感じです。

 

離れも見学できます。

 

この離れは「史紀庵」と呼ばれ、村や街道の歴史的資料を展示するスペースとなっています。

 

すみれ食堂

この店構え、絶対美味しそうです。

 


 

いろいろな出店のメニューなどで「ひめのもち」とワードをよく見かけたのですが、新庄村特産の餅米の品種だそうです。

 

カラフルな色合いの大福が目を引きます。というわけで、花より団子です。

 

色んな種類が入って、どれから食べようか迷ってしまいます。もちが思っている以上に柔らかく、頬張ると幸せな気分になります。

29年岡山県産ヒメノモチ10kg【5?×2袋】

29年岡山県産ヒメノモチ10kg【5?×2袋】

 

 

たにぐち

この古い町家の外観に、「ラーメン」の暖簾がなんとも言えずいい味を出しています。ここはさくら祭り中だけの出店かもしれません。

 

咲蔵家.

自由に使える休憩所。パソコンやフリーWi-Fiを備えています。ただ、コワーキングスペースでもあるみたいであまりくつろげる感じではありませんでした。どんな利用を想定しているんでしょうか。

 

中で休憩していたら、イベントを終えたゆるキャラの「ひめっ子」が、付き添いのお姉さんに手を引かれながら、疲れ果てた様子で奥の方に消えていきました。

 

堅ちゃんの餅つき隊

こちらでは賑やかに餅つきをしていました。つきたての餅がよく伸びる様子を見せてくれたりしていて、食欲がそそられます。餅はそんなにたくさん食べられないのがネックですね。ペース配分を考えたほうが良さそうです。

 

愛宕

愛宕山愛宕宮への入り口。手水鉢がいい感じです。

 

参道の先には鳥居があって、そこから石段が続いています。

 


 

分かりづらいですが、宿場町に桜のマンホール。

 

このあたりから人通りが少なくなり、街道の両側の水路を流れる心地良い水の音がよく聞こえてきます。

 

水は清く澄んでいます。水路には所々にいけすが設けられ、鮮やかな鯉が泳いでいます。かつては山での貴重なタンパク源として、また客をもてなすために、鯉を料理していたそうです。

 

見事にカットされた植木。

 

ほぼ人通りがなくなった宿場町の端。このあたりの桜は満開でした。少し離れた道の駅へ新庄川を越えて向かいます。

 

道の駅「がいせん桜 新庄宿」

「メルヘンの里新庄」から名前を変えて、18年4月にリニューアルされたばかりの道の駅。開放感のあるおしゃれなスペースになっていました。ただこの日は大混雑していました。

 

購入したのはパクチー。この量でこの値段、安いです。

 

そして、真庭市の名物ですが落合羊羹。旅館の茶菓子にあって、表面が固くなるまで放置してから食べると美味しいということを知りました。

 

しだれ桜通り

道の駅から街道まで戻らず、途中の新庄川の堤防を歩きます。こちらはしだれ桜が植えられており、「しだれ桜通り」と呼ばれているそうです。

 

街道の桜と違って、しだれ桜は満開で見頃です。

 

行きとは違った道で、違った桜を楽しみながら帰ることが出来て、得した気分です。

 

駐車場

普通の日であれば道の駅に車を停めて散策すれば大丈夫だと思いますが、がいせん桜まつりのこの日はすでに駐車場は一杯でした。

 

とはいえ、いたる所に交通整理の人がいて、臨時駐車場に誘導してくれるたのでストレスなく車を停められました。ただ駐車場は無料と有料があるようなので注意が必要です。事前にWEBなどで情報を確認しておいたほうがいいかもしれません。

観光サイト|岡山県新庄村公式観光サイト - 癒しTRIP 新庄村

 

まとめ

古い町並みの宿場町に桜の並木が並んでいて風情があります。桜の名所はたくさんありますが、こんな場所はなかなかないんじゃないでしょうか。沢山の人が訪れ、賑やかで、昔の宿場町も人が往来してこんな感じだったのかな、などと当時の様子を想像してしまいます。祭りの前の数日間はライトアップもしているそうなので、それも気になります。

 

なかなか貴重な体験で楽しかったですが、この賑やかさの中で、色々と見逃していることも多そうなので、何もイベントがない、人が少なそうな時にもう一度来て、ゆっくりと見て回りたいなとも思いました。

 

それから、4月といえどもかなり寒かったです。防寒対策は抜かりなく。

 

 

kibi6.hatenadiary.jp

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