愛媛県大洲市にある「大洲炉端 油屋(おおずろばたあぶらや」に行ってきました。場所は大洲城やおはなはん通りの近く、おおず赤煉瓦館の向かいにあります。
外観
司馬遼太郎の「街道をゆく」にも登場した旅館「油屋」の蔵を改装したお店です。
夜のため写真からはわかりませんが、当時の雰囲気を窺わせるような佇まい。
店の前には広めの駐車場があります。ただ周辺の道は狭いので注意が必要です。
店内
店内入るとまず目に入るのは大きなカウンター。その中で座布団に正座した大将が串ものを焼いています。奥にテーブル席、カウンターの後ろは座敷の個室があります。
天井が高く、雰囲気のある照明で、明るく開放的なスペース。
2階にも座敷の個室があります。
昼間は大洲城や肱川(ひじかわ)橋も見えて景色がいいみたいです。
ランチタイムは全面禁煙で、それ以外の時間は分煙。
メニュー
店の雰囲気から想像するよりもお手頃な価格。じゃこ天や大洲コロッケ、さつま汁やしらす丼、鯛めし等この地方の名物もあります。東京の恵比寿でお好み焼き屋もやっているそうで、お好み焼きメニューが充実していますね。
何を頼むか迷ってしまう場合は、おまかせでお願いすると旬のものが出てきそうで良いかもしれません。
お通し。
取り皿も小粋です。
アボカドとトマトのかるいづけサラダ(600円)
アボカドやトマトが見えないほど薬味がのったサラダ。良いです。
串盛合4種盛(750円)
カウンターの目の前で焼いて渡してくれる串盛合。どれも中身がふっくらとしていて美味しいです。
肉巻き野菜 三種盛(700円)
焼いても新鮮さの分かる野菜。トマトは熱々の果汁があふれます。
浜千鳥 もも肉焼(700円)
地鶏のもも肉焼。少し焦げ目の付いた皮はパリパリで、身はジューシー。
じゃこ天(400円)
少し炙ったじゃこ天を大根おろしで。いいツマミになります。
焼きおにぎり(200円)
熱々の焼きおにぎり。いつまでたっても冷めないで、白い湯気が立っています。ハフハフ言いながら食べます。
大将が目の前で色々なものを焼くのを、カウンター席で眺めているだけでも楽しい気分になります。恐らく「うす揚げ田楽に白葱」だと思うのですが、これを焼くために、うす揚げを怒ったようにパンパン叩いていたのが面白かった。
今回は頼みませんでしたが、さんまやサザエなどの魚貝類のろばた焼きも美味しそうです。
ランチはまた別のメニューになっていて、さつま汁や鯛めしの定食、すだち油そばなど観光地らしいメニューが並んでいます。栗と豚バラ肉を使った「とんくりまぶし」というのもあって気になります。
今回は訪れる前に電話したら満席ということで、時間をおいて再度電話して、空席を確認してから訪れました。人気店なので事前に予約をしておいたほうが良さそうです。
大洲炉端 油屋
住所:愛媛県大洲市大洲42
営業時間:11:30~15:00 (L.O.14:00)
営業時間:18:00~23:00 (L.O.22:00)
定休日:月曜日*月曜祝日の場合営業、翌火曜日定休
駐車場有/喫煙可*ランチは禁煙
分油屋(わけあぶらや)
油屋の分店、「分油屋(わけあぶらや)」が近くの「大洲まちの駅あさもや」内にあります。
こちらは夜の営業はありませんが、昼はランチタイムだけでなく17時までやっています。油屋と同じような内容のランチメニューだけでなく、蕎麦があるのが特徴でしょうか。
分油屋(わけあぶらや)
住所:愛媛県大洲市大洲649-1
営業時間:11:30~17:00
定休日:水曜日*水曜祝日の場合は営業、翌木曜日定休
定休日:12/29~31
駐車場有/禁煙