伊予の小京都とも呼ばれる愛媛県大洲市。様々な映画やドラマのロケ地にもなった、絵になる風景が残る城下町、大洲市の見どころをまとめてみました。
おはなはん通り
1966年4月から1年間放送されたNHKの朝ドラ「おはなはん」のロケ地となった、蔵などが建ち並ぶ通り。平均視聴率が約45%だったということで、見ていた人はピンとくるのかもしれません。
通りの真ん中あたりには休憩所が設けられ、資料を見ることができます。
わずか100メートルほどの通りですが、道幅などは藩政時代のままで、商家町と武家屋敷の境目の通りだったそうです。
明治の家並み
おはなはん通りのすぐ近くにある通り。明治、大正頃のなまこ壁の土蔵が残っています。このあたりが小京都っぽい雰囲気ですが、若干荒れかけている雰囲気もあります。
東京ラブストーリー
この周辺は、1991年の人気ドラマ「東京ラブストーリー」で、織田裕二演ずる完治の故郷という設定でロケが行われた場所でもあります。
大洲神社
明治の家並み近くにある、長い階段が印象的な神社。手前は昭和天皇即位を記念して建立された「昭和燈」。完治と鈴木保奈美演じるリカが参拝しました。
ポスト
おはなはん通り近くに佇む何の変哲もない丸ポスト。ここでリカが別れの手紙を出しました。
大洲まちの駅あさもや
おはなはん通りの近くにあるまちの駅。観光案内所があり駐車場もあるので、車の場合はまずこちらに寄って情報収集するといいかと思います。
名物「とんくりまぶし」や定食、蕎麦などが食べられるレストラン「分油屋(わけあぶらや)」やお土産販売コーナーもあります。
志ぐれ
大洲市の郷土菓子「志ぐれ」。小豆、米粉、もち粉などを使った蒸し菓子の一種で、食べた感じういろうみたいな食感でした。
これは柚子、栗、よもぎなど様々な種類の味が楽しめるオトクな詰め合わせになっています。
色々な和菓子店が販売しているので、食べ比べてみるのも面白いです。このまちの駅でも、周辺の各和菓子店でも購入できます。
おおず赤煉瓦館
明治時代に大洲商業銀行として建てられた、赤レンガの建物。
1階は伝統工芸品やハンドメイド雑貨などを販売。2階は休憩スペースとなっています。入館無料、駐車場あり。
雰囲気のいい中庭。奥の別館はアンティーク家具や映画資料のギャラリー(有料)やカフェがあります。
ポコペン横丁
昭和の雰囲気を体験できるポコペン横丁。赤煉瓦館からもアクセスできます。
奥にある大きな建物、「思ひ出倉庫」内では昭和30年代の横丁の風景を再現しているそうです。「思ひ出倉庫」は入館料大人200円、子供100円。
この日は台風通過中のため、営業しているのか、休業中なのか不明な状態で閑散としていました。
おそらく写真では閉められているお店が全てオープンして、いつもは賑やかになっているのだと思います。
大洲炉端油屋
赤煉瓦館の向かいにある食事処。まちの駅に2号店「分油屋」も出店しています。
大洲城
街のシンボル的存在の大洲城。
(その2に続きます)