きび六

岡山県発、地域情報を発信するブログです。

瀬戸内国際芸術祭2016 日没の高松港編

瀬戸内国際芸術祭。沙弥島を訪れたついでに公式グッズを手に入れるため高松港へ。ついでに日没ギリギリでしたが周辺の展示も見てきました。

 

アクセス

パスポートを持っていると2回まで高松シンボルタワー周辺の2つの駐車場に無料で駐車することが出来ます(20時まで)。複数人で行けば結構利用できることになります。本来は島に行く時に利用するんでしょうけどね。

 

171 大巻伸嗣

明るければもっとカラフルに見えるんでしょうけど日没時もいい感じです。半分負け惜しみです。月がきれいです。

 

172 リン・シュンロン(林舜龍)

中に銅鑼が設置してあります。本来は中に入れるようですが、修復作業中のため入れませんでした。

 

ちなみにこの日はテレビ中継のために、テレビ局の照明でライトアップしているとのことです。ある意味貴重な姿かもしれません。

 

189 ジョゼ・デ・ギマランイス

これは見つけるのに苦労しました。ミケイラという港の見えるレストランの玄関付近にあるのですが、海側を歩いてしまい危うくその先にある灯台の方まで歩いて行ってしまいそうになりました。そして周辺を何度も行ったり来たりして探し、見つからないので諦めて帰ろうとした時に発見しました。

 

まぁこんな真っ暗な時間に見に来る方が間違っています。

 

高松港旅客ターミナルビル

こちらで公式グッズを購入できます。手ぬぐいが充実していてます。パスポートケースと手ぬぐいを購入しました。今後もテンションが上がるたびに他のグッズを追加購入してしまうかもしれません。

 

 

手ぬぐいは割とリアルな”いりこ”柄です。使いみちに困りそうです。

 

また、ここではトリエンナーレの案内所があり、周辺の展示などについて詳しく教えてくれました。

 

まとめ

高松港周辺は島への行き帰りで時間を持て余した時や、一泊するときに余裕を持って見たほうがいいですね。間違っても日没後に慌てて走り回るように見ないほうが吉です。

 

 

瀬戸内国際芸術祭2016公式ガイドブック

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瀬戸内国際芸術祭2016は【沙弥島】から! 沙弥島編

今回で行われるのは三度目となる瀬戸内国際芸術祭(トリエンナーレ)。まずは沙弥島(しゃみじま)会場を訪れました。春会期のみ開催される場所なので、綿密な計画をたてるのが苦手な人は早めに訪れることをオススメします。

 

ちなみに島って言ってますが埋め立てにより、現在は四国と地続きとなっているので船に乗る必要はありません。気軽に行くことが出来ます。無料で見られる展示も多数あるのでちょっと雰囲気を味わいたいだけの人にもオススメです。

setouchi-artfest.jp

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アクセス

会場へは車で行きました。周辺には臨時駐車場も含めると4箇所の無料駐車場があります。平日だったので余裕で一番近い場所に停められました。JR坂出駅よりバスや乗合タクシーも出ているようです。

 

工業団地を通り抜けると会場に到着します。

 

まずは総合案内所へ。パスポート前売り券はここでパスポートと引き換え。会場の地図ももらえます。

 

坂出市のうどんマップなどの観光パンフレットも置いてありました。

 

 

130 ジティッシュ・カラット

沙弥島は現在は陸続きとなっているのであまり島感を感じられないのですが、少し離れて見てみると確かに島っぽい雰囲気があります。

 

 

131 藤本修三

ここからは瀬戸大橋が一望できます。橋と海を眺めながらここでしばらく座って休憩。あまり長居すると他の座りたい人にとっては迷惑になってしまいますが。

 

この展示は会場の中では一番離れたところにあります。

 

132 ターニャ・プレミンガー

登れます。

 

133 藤山哲朗+富井一級建築設計事務所

海の家。中央のらせん階段を登り屋上に上がることが出来ます。ここでは食事もできます。

 

134 五十嵐靖晃

砂浜に立てられたカラフルな漁網。瀬戸大橋でつながる島々の島民の方々と一緒に制作したそうです。

 

見る角度や天候により見え方が変わって面白い。

 

135 神戸芸術工科大学(かわいひろゆき/戸矢崎満雄/しりあがり寿/さくまはな)

旧沙弥小中学校校舎内で展示。パスポートまたは料金が必要。校庭のカラフルな鯉のぼりが出迎えてくれます。校内のこじんまりとした様子もいいです。

  

かわいひろゆき

沙弥島の展示の中で一番テンションが上がったのがコレ。教室の中に大量の塩が敷き詰められまるで雪のよう。

 

そこに瓶詰めの島名産 金時にんじんのピクルスが大量に置かれています。

 

レインブーツに履き替えて、中を歩くことが出来ます。

 

 

戸矢崎満雄

全てボタンで制作されています。

 

しりあがり寿

散乱する本と回転するネジ。

 

136 中山玲佳

 

137 藤山哲朗

ナカンダ浜にて展示。ここも瀬戸大橋が一望できて景色がいい。サッシを開け閉めすることで色の重なりが変わり見え方も変わる。

 

190 蓮沼昌宏

万葉会館内で展示。パスポートまたは料金が必要。何故か中国製らしいパンダの置物がお出迎え。

 

パラパラ漫画です。なんでこういうのって時間も忘れて見ちゃうんでしょうね。何度も見たくなります。

 

これだけ作品番号が違うので春会期が終わったら別の場所で展示されるんでしょうかね。 

 

会館内には立派な舞台があり、ここでイベントも行われる模様。イベントがないときはここで休憩っていうのもいいかもしれません。

 

ここからの海の眺めもいいです。

 

食事

会場内には食事できるところが2箇所あります。 

 

西ノ浜の家(10:00~14:00)

作品番号133でもある西ノ浜の家でわかめうどん、おでん、ふぐ弁当(限定)が購入できます。周囲にはうどんの出汁のいい香りが漂っていました。

 

建物の前にはテーブルが設置されているので、海を眺めながらリゾート気分で食事が出来ます。

 

土日はこれ以外にも島の食事メニューが有るようです。

 

うどんWiFi飛んでます。

 

えのきCafe(旧沙弥小中学校内)10:30~16:00

校舎内の展示は有料ですが恐らくこのカフェは無料で入場できるかと思います。古い校舎内でお茶するのもいいですね。覗いただけですがレトロな雰囲気が漂っていました。

 

注意点

・パスポート

この会場でパスポートを入手したのですが、パスポートと一緒に色々冊子がもらえてこれが結構うざい。時々冊子を眺めたり、写真撮ったりしていたら、肝心のパスポートがかばんの中でどこかに行ってしまってモタモタしてしまいました。

 

事前に入手しておくなり、一旦落ち着いて整理してから動き始めるなりする方がいいです。パスポートは期間中ずっと持ち歩くものなので紛失したり、ボロボロになったりしたら悲しいですからね。僕は公式グッズのパスポートケースを購入しました。

 

・公式グッズ

さらっと購入しましたって書いてますが、実は会場ではグッズは売っていません。島バッジのみ売っているようですが。この後、高松港まで移動して購入しました。

公式グッズ・リデザイングッズ完成! | 瀬戸内国際芸術祭 2016

 

・靴の脱ぎ履き

この会場は万葉会館、旧沙弥小中学校内ではスリッパに履き替えます。ブーツなどの面倒な靴を履いていると往生します。

 

・食事の時間に注意

会場付近には食事できるところが殆ど無い(瀬戸大橋記念公園内の施設には有るのかも)ので注意が必要です。昼時は混雑するから後で戻ってきたら食べよう、などと思っていると、ひもじい思いをすることになるかもしれません。

 

・無料の展示のスタンプ

有料展示の場合は受付でパスポートにスタンプを押してくれるのですが、無料展示の場合は案内板にスタンプがぶら下がっているので自分で押しましょう。って別に押す必要はないんですけど、まぁ記念に。

 

後で気づいてまとめて押しました。きっとこの先、たくさん押されたスタンプを見て、ニヤニヤする時があるような気がします。

 

会場周辺

せっかくなんで周辺の観光も。

 

香川県立東山魁夷せとうち美術館

入り口へと続くスロープも美しい建物。中には見晴らしの良いカフェがあります。設計は谷口吉生。

香川県立東山魁夷せとうち美術館

 

えなが石

なんかよく分かりませんでしたが。

 

ナカンダ浜遊歩道

程よい距離の遊歩道。

 

柿本人麻呂にゆかりのある場所らしい。

 

またこの辺りは遺跡となっていて出土品の土器などが万葉会館で見ることが出来ます。

 

好きな人にはいいかも。

 

瀬戸大橋記念公館

瀬戸大橋建設の概要について学べる施設。入場無料。いろいろ展示を工夫しているので子供にはいいかも。写真の銅像は瀬戸大橋の最初の提唱者 大久保諶之丞。実はかなり小さい銅像です。瀬戸大橋を眺めるように立っています。

http://www.setoohhashi.com/amusement/

 

 

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「猫」という言葉に釣られて【丸亀市 猪熊弦一郎 現代美術館】

正直言って猪熊弦一郎という画家を知らなかったのですが、「猫」という言葉に釣られて「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)」を訪れ、企画展「猫達」を鑑賞してきました。

猪熊弦一郎 - Wikipedia

 

 

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)

駅の真ん前です。車は駅の地下駐車場へ。美術館受付で駐車券を見せると2時間無料となります。

 

設計は谷口吉生。 

谷口吉生「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・図書館」―建築を見る (エスキスシリーズ)

谷口吉生「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・図書館」―建築を見る (エスキスシリーズ)

 

 

 

落書きかな?と思わせる壁画。

 

猫達

受付でもらえる「猫達」の猫型パンフレット。数種類の中から一枚選べます。

 

驚いたのは写真撮影が全面的にOKという事。絵画では珍しいのではないでしょうか。こういう所で写真を撮るのはドキドキしてしまいます。

 

カメラに写りこまないように美術館員の方がそっと隠れるのがちょっと面白いです。

そのうち三脚とか持ち込む人が増え、撮影禁止にならないことを祈ります。

 

日曜日に訪れましたがあまり人はおらず、落ち着いて見ることができました。

 

 

 

 

額に入れて飾られている事に軽く感動する絵。褒めてます。

 

少しですがオブジェもありました。

 

常設展

常設展。確かな技術があるんだな、と安心します。

 

マルティーノ・ガンパー100日で100脚の椅子

子どもがいたら絶対作品に何かやらかすだろうなと思わせる同時開催「マルティーノ・ガンパー100日で100脚の椅子」。これは座れません。見るだけです。

 

ミュージアムショップ

ミュージアムショップがあまり充実していないのが残念でした。もっと物欲を満たすようなアイテムを色々取り揃えて欲しい所。購入したポストカードと手拭ハンカチ。

まとめ

美術館に行くと半日ぐらい費やしてぐったりしてしまうのですが、ここは1時間半ほどで見て廻れるので気楽に楽しめます。いい意味でこじんまりとしています。

 

都会の美術館はいつ行っても人が多くて騒々しかったりするので、こういう地方の小さな美術館は大好きです。

 

猪熊弦一郎展 猫達|企画展|MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

会期:2015年6月13日(土)-9月27日(日) 会期中無休

 

ねこたち (猪熊弦一郎猫画集)

ねこたち (猪熊弦一郎猫画集)

 
いのくまさん

いのくまさん

 

 

周辺の観光情報はこちらにまとめました。

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