きび六

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吹屋ふるさと村の散策の合間に!ベンガラの町のだんご屋さん【松栄館】@高梁市成羽町

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高梁市のベンガラの町・吹屋ふるさと村にあるだんご屋さん「松栄館(しょうえいかん)」に行って来ました。

 

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「吹屋(ふきや)ふるさと村」は伯備線・備中高梁駅から車で40分程の山中に突如現れる町。ベンガラと銅の町として栄え「『ジャパンレッド』発祥の地」として日本遺産に認定されています。

 

「松栄館」の場所はその吹屋ふるさと村の真ん中あたり。お土産屋などが並ぶ一番賑やかなあたりにあります。

 

 

ちなみにこのお店なんですが、正式な店名が分かりません。少し前までは「tayori(たより)」という雑貨&テイクアウトのお店でしたが、現在はその看板も外されているので違うお店になっている気がします。なので便宜上、かつてこの建物が旅館だった時の商号「松栄館」と呼んでいます。

 

外観

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ベンガラの町だけに建物は若干赤みのある色。他の建物同様、歴史のありそうな古い建物です。明治中期ごろの建築だそうで、かつての商号「旅館 松栄館」の古い看板が掲げられています。

酸化鉄・赤 (ベンガラ) 10g

酸化鉄・赤 (ベンガラ) 10g

  • メディア: その他
 

お店の駐車場はおそらくありませんが、吹屋ふるさと村の観光駐車場が周辺にあるので、それを利用することができます。

 

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その軒先では炭火で団子を焼いていて、惹かれてしまいます。

 

店内

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基本的にはテイクアウトのお店ですが、店内でも食べることができます。玄関付近の土間にはテーブル席。

 

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通りに面した格子戸の前も土間になっていて、こちらにもテーブル席。

 

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その奥は畳敷きとなっていて、座敷席があります。

 

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奥から格子戸方面を見た写真。昭和な扇風機がいい感じです。畳敷きの間には座敷席が全部で4つほどで、店内にそんなに席数はありません。外には格子戸の前に4人ほど座れそうな縁台があります。

 

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棚には皿や壺などが飾られています。昔ながらの日本家屋の趣。店内禁煙。

 

メニュー

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店先で焼いているダンゴは、草餅と白餅の2種類あり、それぞれ味もみたらしと味噌が選べます。

 

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コーヒーなどのドリンクの他に、フロートやアイスもあります。

 

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だんご(草餅・みたらし)(400円)、マンゴージュース(400円)

 

注文したのは草餅のみたらし団子とマンゴージュース。店内で注文を聞かれて、出来上がると席まで持ってきてくれました。

 

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マンゴージュースは濃厚な味。

 

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焼き立ての温かな団子。結構大きいです。中にあんこが入っていないタイプ。

 

まとめ

古い町並みの中にある団子屋さん。通りの散策の合間にちょっと休憩するのにちょうどよい場所です。趣のある店内でのんびりとするのもいいですし、そのまま食べ歩きするのも良さそうです。

 

吹屋ふるさと村は周辺に何もない山奥の観光地で、営業時間が短かったり、不定休だったりするお店が多く、食事できる場所は限られています。今回、中途半端な時間に訪れて食事難民になってしまいそうでしたが、このお店が営業していて助かりました。

 

松栄館 *正式な店舗名は不明

住所:高梁市成羽町吹屋300

営業時間:不明

定休日:不明

駐車場なし(観光駐車場利用)/禁煙

 

 

kibi6.hatenadiary.jp

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