岡山市北区中山下(なかさんげ)にあるトルコ料理店「メルハバキッチン(Merhaba Kitchen)」に行って来ました。
場所は清輝橋行きの路面電車が通る大通り(柳川筋/国道180号/国道53号)から県庁通りの一本北の通りに入って少し行ったところ。電停「郵便局前駅」からだと徒歩2分の場所にあります。
外観
店内が見渡せる全面ガラス張りの入り口。夜は店内の明かりが周辺を照らしていて目立っています。
赤いトルコ国旗とテント屋根が目印です。駐車場はおそらくありませんが、すぐ隣に時間貸し駐車場があります。
店内
入り口右側にはトルコの器や食品、革小物など、様々なものがディスプレイされた階段。これは外からもよく見えます。
階段の後ろには壁にくっついたテーブル席。壁にはなぜか拳銃がディスプレイされ、その上にはカバンも飾られています。もしかしたらカバンや革製品は販売も行っているのかもしれません。
その後ろがキッチンで、カウンター席もあります。
キッチンの手前にはテーブル席が二つ。席数はあまり多くなく、20人も入れば一杯になりそうな感じです。
こちらの壁にはお皿が飾られ、ガラス製のライトもトルコっぽいです。店内は明るくて良い雰囲気。
外観
フードメニュー。聞き慣れないメニューが並んでいてワクワクします。
ドリンクメニュー。トルコのビールやイエニラキという強いお酒もあります。メニューはこれだけのようなのでそんなに品数はありません。
トルコの瓶ビール(750円)
まずはトルコのビール「Bomonti Fabrika(ボモンティ・ファブリカ)」。飲みやすい味です。
トルコのピクルス(400円)
ピクルスは辛いのと辛くないのがあるとの事で、迷っていたらお店の方が両方を半分ずつ盛り付けて、ひと皿にしてくれました。ミニキュウリなどが辛いやつなのですが、辛さの程度が分からず恐る恐る食べたら震えるほどの辛さ。いつまでもジンジンと辛さが口の中で残ります。唐辛子はもっと辛い。震えます。
辛くない方のピクルスは、もちろん辛くはないのですが酸味がとても強い。もはや辛いのか酸っぱいのかわけが分からなくなる感じです。どちらもお酒のつまみにとても良い一品。辛い辛い、酸っぱい酸っぱいと言いながらもついつい手が伸びて、結局全部なくなってしまうやつです。
Today's meat(850円)
日替わりの本日のお肉。この日はラム肉のロールサンドでした。ラム肉のミンチと一緒に野菜などを薄い皮で包んだもの。肉はラム肉だということを忘れてしまうほどクセがなく、そこに新鮮な野菜とマヨーネーズソースが合わさって、一口頬張るごとに幸せです。両手で持たないといけない少し大き目なサイズ感も良いです。
ピラキ(インゲン豆のトマトソース煮)(700円)
続いて豆料理。しっかりと冷やされたインゲン豆の上にかかった香草がよく効いています。味は濃い目で少しずつ食べる感じ。
ピタパン(350円)
こちらはプレーンのピザのような、ナンのような一品。ローズマリーとオリーブオイル、塩で味付けされています。これだけで食べてもシンプルに美味しいし、先ほどのピラキなどをおかずのようにして食べてもよく合います。西洋料理のパンのような役割でしょうね。
グラスワイン 赤/白(各700円)
赤と白のグラスワインを注文。
ヒマワリの種
残ったピクルスなどを齧りながらしばしまったりしていたら、サービスでヒマワリの種を出してくれました。個人的には、中国人がポケットにそのまま入れたたくさんのヒマワリの種を、一つずつ手を使わず器用に割って中身だけ食べ、殻をペッと吐き出しつつ歩く姿を思い出してしまいますが、世界的に割とポピュラーなおやつですね。塩気がいい感じで、黙々と殻をむいて中身を食べる作業に集中してしまいます。
まとめ
岡山ではあまりないトルコ料理を食べられるお店。ちょっとした異国情緒を楽しむのに最適です。メニュー数が少ないのでがっつり飲み食いするというよりも、とりあえずの軽めの一軒目や、まだ飲み足りない時に利用するのが良いかもしれません。
ちなみに今回の料金は6,000円でした。消費税込みできっちり6,000円となる事はあまりないかと思いますが、注文した分を計算すると消費税を含めて5,720円(ビールは2本注文)なので、注文した以外にサービス料金的な何かの料金が発生するみたいです。もしかしたらサービスだと思っていたヒマワリの種がサービスでなかった可能性もありますが。
メルハバキッチン(Merhaba Kitchen)
住所:岡山市北区中山下1丁目7−27
営業時間:17:00~25:00
定休日:不定休
駐車場なし/禁煙