浅口市寄島(よりしま)の名物・寄島カキを食べに「海鮮食堂 海賊亭」に行って来ました。
場所は浅口市の南側、海岸沿いを走る県道47号線沿いで、寄島漁港の少し西側にあります。鴨方駅から車で10分弱の場所。
外観
一階平屋建ての建物です。訪れたこの日は中から明かりは漏れていますが、外側の照明はほぼ消えている状態でした。薄暗くて、やってる?と若干不安になってしまいましたが、ちゃんと営業中でした。
こちらが看板。小さく書かれていますが、牡蠣直売を行なう三宅水産の直営店です。
建物の一角はその三宅水産になっています。おそらくこちらで牡蠣を購入することも出来るのだと思います。駐車場は建物まわりにあって、20台ほど停められそうです。
こちらがお店の入り口。ベンチが置いてありますが、牡蠣のシーズンの休日のお昼はかなり混雑するみたいです。
店内
店内はL字型のスペース。
入り口右側の手前の壁側がボックス席で、反対側がカウンター席。奥に厨房があります。ちなみに熱いお茶はセルフサービスで、ボックス席の奥に給湯器があります。
ボックス席の奥、厨房の手前で右に曲がると、ここにもスペースが。2人掛け、4人掛けのテーブル席がいくつかあります。
入り口左側は小あがりのテーブル席が3つ。それぞれ6人ほど座れます。
そしてカウンター席の向こう側には、鉄板が設置されたテーブル席が4つ並んでいます。こちらは焼きガキ・蒸しガキ専用のコーナー。外観から想像するよりも席数は多めの店内です。店内禁煙。
メニュー
まずは鉄板がある席でのみ注文可の焼きガキなどの牡蠣メニュー。自分で調理できるので、エンタメ感もあって楽しそうです。
そして牡蠣のカンカン焼きや酒蒸しなど。
さらには牡蠣フライや天ぷら、牡蠣クリームコロッケなどの単品や定食メニューがあります。充実の牡蠣メニューです。
牡蠣だけでなく、刺身定食や海鮮丼などの海の幸メニューもあります。
その他、チキン南蛮や唐揚げなどの定食もあります。
牡蠣の佃煮やイカそうめんなどお酒のつまみに良さそうな単品メニューと、カキめし、カキ汁のメニュー。
さらにおつまみメニューと、夜限定メニュー。夜はラーメンなどもあるようで気になります。
ドリンクメニュー。アルコールもあります。
牡蠣フライ定食(1080円)
注文したのは牡蠣フライ定食。牡蠣フライにご飯、味噌汁、小鉢に漬物がついています。
どうでもいいですが、茶碗が可愛い。そしてみそ汁は、出汁がよく効いた磯の香りのする味。漁師町に来たなと実感します。
そして大粒の牡蠣フライ。レモンもあると良かったのですが、ソースとタルタルソースがあるので大丈夫です。少し固めの衣に包まれた牡蠣は濃厚で、しっかりとした旨味が感じられます。堪能しました。
海賊定食(1480円)
こちらは海賊定食。メインの刺身に小鉢、サラダ、漬物にみそ汁、そして炊き込みご飯の定食です。
刺身は程よいサイズに切られた4種類。どれも新鮮でご飯が進みます。
そして焚きごみご飯、カキが2粒のっています。あまりご飯自体にカキの風味は感じられなかったので、普通の炊き込みご飯にカキをのっけただけなのかもしれません。でも刺身だけでなく、カキも食べられたので満足です。
まとめ
寄島では数少ない食事処で、しかも名物の寄島牡蠣が食べられるのだから人気なのも納得のお店です。牡蠣焼きが出来る鉄板席は、普通に食事している他の席とは少しテンションが違って温度差を感じますが、皆でワイワイガヤガヤと飲み食いする様子は楽しそうで、次回はあちらで牡蠣を堪能したくなりました。
ちなみに訪れたのは三月の終わり。牡蠣のシーズンが終わるとメニューから牡蠣がほぼなくなるので、おそらく今頃はオフシーズンのメニューに切り替わっているかと思います。今回紹介した牡蠣メニューを確実に食べたいのであれば、次のシーズンが始まる頃に訪れた方が良いかと思います。半年以上先となってしまいますが。
ただ牡蠣がシーズンオフでも旬の新鮮な魚介類は食べられるので、季節を問わず、眺めの良い海岸ドライブの途中で立ち寄るには良い場所かと思います。港町らしい雰囲気のあるお店なので、こちらも大らかな気持ちになって訪れたいお店です。
海鮮食堂 海賊亭
住所:浅口市寄島町3024
営業時間:11:00~14:00
営業時間:17:00~21:00
定休日:火曜
駐車場あり/店内禁煙