
J1昇格一年目で盛り上がる【ファジアーノ岡山】の試合を観戦してきました。
観戦したのは9月13日に行われた明治安田J1リーグ第29節名古屋戦。

岡山駅のさんすて岡山「おみやげテラス」のエレベーター前では、対戦する両チームのユニフォームを着用して観戦コーデをしたマネキンがディスプレイされていました。
毎試合ごとにディスプレイを変えているようで、対戦相手も分かるし、気分も盛り上がるしで良いアイデアです。

岡山駅を出て、いざスタジアムへ。西口を出ると両チームのユニを着た人たちがたくさんいるので、みんなについて行けばだいたい大丈夫。
試合の日が近づくと、県内のあちこちでユニフォームを着て観光するアウェイチームのサポーターをよく見かけるようになりました。SNSなどを見てると、そんなところまで行ってるの?とその行動力に驚かされたりします。

スタジアムのある岡山県総合グラウンドに到着しました。銅像は岡山出身で東京オリンピック(1964)出場の水泳選手、木原光知子像。

スタジアム周辺では試合前のイベントが各種行われていました。こちらはファジステージの倉敷南高校吹奏楽部による演奏パフォーマンス。楽しげな演奏に皆の体が揺れています。

ファジアーノのマスコット、ファジ丸もいました。

ファジ丸ふわふわ(大型エア遊具)やキックターゲットなどが楽しめるキッズパークからは子供たちの楽しげな声が聞こえてきます。
その前には選手パネルが並んでいて、こちらは日本代表のW杯アジア予選最年少出場記録を更新した佐藤選手。
この他、岡山にはフィジカルモンスターのルカオ選手や、ヘディングでの得点数がリーグ一位で、泥臭いプレースタイルかと勘違いされそうなシュッとした司令塔・江坂選手、ゴール前に立ちはだかる守護神・ブローダーセン選手など、結構キャラの立った選手が多いような気がします。

フェイスペイントやワークショップなどのブースもたくさん並んでいます。この日は「倉敷サンクスマッチ」ということで倉敷市のブースも出ていました。
新スタジアム建設の署名ブースもあったので署名してきました。現行のスタジアムの収容人数は約1万5千人。今シーズンはチケット入手が困難な状況が続いています。ぜひデカいスタジアムが欲しいです。
今のスタジアムは、街の中心で新幹線も停まる岡山駅から徒歩20分ほどと立地は最高なんですけどね。貧弱な設備で対戦チームに天皇杯初戦のような気のゆるみを与える効果もあるような気もしています。

こちらはグッズ販売のブース。行列がすごいので今回はパスしました。地元だからいつでも買えると思って、結局何もグッズを持っていないパターンです。

スタジアム前には本日のスタメンメンバーのパネルが出ていて、気分が盛り上がります。

こちらは「JFE晴れの国スタジアム」の正面。「今日は雨の”晴れの国スタジアム”から…」みたいに、ネタにされやすそうないいネーミングのスタジアム名です。
ところで、この周辺にじっと立っている人がたくさんいて何をしているのかと思っていたのですが、VIPの入り口となっているのでそれ目当てのようです。
ちなみに写真を撮った時はまったく気づきませんでしたが、右手のジャケットの方はこの日のメンバーに入っていない岡山の選手のようです、多分。

そして試合前のファジフーズ。名古屋戦限定のフードやファジカフェもあります。

すごい行列でしたが、こちらは頑張って並びました。が、ようやく順番が来たと思ったら目当てのものはとっくに売り切れていたことが判明。せっかく並んだのだからと、慌てて別のものを注文することに。
悲しいけれどフード系のイベントでよくあるやつです。

というわけでゲットしたのがこれ。ファジアーノの紙袋は有料ですが、あると何かと使えて便利です。

角煮とうずら(600円)
うずらの玉子はなくなったそうで角煮だけの「角煮とうずら」。箸で簡単に割れてしまうほどホロホロで柔らか。甘辛でビールによく合います。カラシのアクセントも良いです。

焼きヤンニョムチキン(600円)
こちらは「焼きヤンニョムチキン」。ほどよい噛み応えの鶏肉に甘めの味付けです。これも当然ビールによく合います。
ファジフーズは、こういう場所のフードにしてはお安めなのがイイ。

ビールを飲んでまったりと過ごしていたらだいぶ日が落ちてきました。
なんだか郊外のフェス会場みたいな雰囲気になっていますが、これでも駅チカです。

スタジアムにも照明が灯りました。そろそろ中へ移動します。

チケットを見せ、手荷物検査をして入場。この時、スマホでチケット画面を開いたり、カバンの中身を見せたり、マッチデープログラムを受け取ったりとワチャワチャしがちなので、落ち着いて対応したいところ。
ゲートをくぐってピッチが見えるとテンションが上がります。満員のスタジアム。席はリセールでなんとかゲットしたSB指定席です。

対面はビジター席。名古屋サポのびっくりするような大声援が響いていました。
しかしかなり席数が少ないので、アウェーサポはチケット確保が大変そうです。SB席の前はメインミックス指定席でしたが、ほぼ名古屋のユニを着たサポーターでした。

ビッグフラッグも広げられ、スタジアムの雰囲気が一層盛り上がってきました。

そして選手入場。ドキドキしてきました。

この日はJリーグとサンリオがコラボした「フェアプレーリボンプロジェクト」の対象試合。

来場者プレゼントとしてクリアファイルが配られました。全然ハローキティには興味がなかったのですが、いざ手にするとめちゃくちゃ可愛い。悪目立ちしないファジカラーも渋くて使いやすそうです。
この他、「倉敷サンクスマッチ」なので倉敷市長のあいさつ、江坂選手の300試合出場記念セレモニーなどもありました。

そして試合開始。両チームが良さを潰し合うじりじりとした展開。試合だけでなく、配信中継では見られないピッチ外の様子も分かるのが現地観戦の楽しいところ。
写真は名古屋のサブメンバーで、日本代表にも選ばれたGKピサノ選手。同じユース出身の小柄な鈴木選手と仲良さげな感じが微笑ましかったです。

前半は0‐0で終了。ハーフタイムで小休憩です。この日はかなり湿度が高く、座っているだけでもじっとりと汗をかき、不快指数が高め。多くの人がうちわを使っていました。
試合をしている選手はもっとキツいはず。大変です。

この間、ファジ丸が名物?の脚立芸で色々楽しませてくれました。ミックス席の反応薄めの名古屋サポたちと交わす無言のコミュニケーションがなんか面白い。
なかなか良いキャラだと思うので、ファジ丸にはひとりでイベント営業に行けるくらいにはなって欲しいところです。

後半が始まりました。SB席はピッチがかなり遠く、アウェー側のゴール付近でないと選手の見分けがつきません。大型ビジョンも見づらい。
前半と同じような展開でしたが、コーナキックから失点して追いかける展開に。ずるずると時間は過ぎ、そのまま試合終了かと思ったロスタイム、田上選手のゴール!
スタジアムがどっと盛り上がります。土壇場で同点に追いつきました。

…と思っていたらVARチェックが入ってしまいました。ざわつく場内。もどかしい時間が過ぎます。そして結果は…。
まさかのゴール取り消し。がっくりです。

その後は惜しいシュートがありながらも、そのまま0‐1で試合終了。悔しい敗戦となりました。
試合後には審判団がブーイングされたりしていましたが、選手が押したか押していないかで言えば押しているので、VARになった時点でファール判定されてしまうのは仕方がない。
J1でそこそこやれている岡山ですが、J2との違いで一番戸惑うのはVARかもしれません。選手もサポーターも判定への不満を引きずってしまうところに初々しさが出てしまっているかも。
とはいえ岡山は今シーズン、終了間際の劇的なゴールを3回くらい取り消されているような気がするので、なかなかつらい洗礼です。慣れません。

悔しそうな試合後の選手挨拶。拍手を送ります。岡山は、負けそうな時も最後まであきらめず、がんがんと攻めるので好きです。勝った時に優勝したのかと思ってしまうほど皆で大喜びするのも好き。

試合後に言葉を交わす両チームの選手。何を話しているのか気になってしまいます。中央当たりでは、両チームの選手がVARの話でもしているのかとちょっとドキドキ。
悔しさを胸にスタジアムを後にします。

スタジアム前では、地元テレビ局の中継で解説をしていた元日本代表の加地さんと奈良橋さんが試合後の収録をしていました。
町中のスタジアムだけに、帰路につく人たちが駅に向かうだけでなく、自転車だったり、バスだったりでそれぞれの方向に帰っていくのが印象的。現地解散で三々五々に散っていきます。都会っぽい。
まとめ
降格候補の筆頭に挙げられながらも、健闘して中位をキープするファジアーノ岡山。格下相手の戦いなんて用意している余裕などないとばかりに、カップ戦ではJ3のギラヴァンツ北九州にシーズンダブル(天皇杯・ルヴァン杯)を食らって早々に敗退しているのも面白い。
毎週の試合にドキドキして、なかなか楽しいJ1初年度を過ごしています。地元にプロのトップチームがあるってイイです。家から30分くらいの距離で、気軽にスタジアムに行けてしまうのも嬉しい。
また試合を見に行きたいですが、チケット入手が困難なのがネック。色々課題があるのは承知ですが、J1に定着して新スタジアム建設の機運をどんどんと高めていきたいところです。