きび六

岡山県発、地域情報を発信するブログです。

鳥取名産「とうふちくわ」!工場直売の【とうふちくわの里 ちむら 布袋店】@鳥取市河原町

f:id:kibi6:20200625201854j:plain

鳥取名物「とうふちくわ」の直営店「とうふちくわの里 ちむら 布袋店」に行って来ました。

 

場所は鳥取市河原町の国道53号線沿い。道路の上は鳥取自動車道が走っていて、鳥取南インターチェンジの近くです。

 

 

「とうふちくわの里 ちむら」は、創業150年の老舗とうふちくわメーカー「ちむら」が運営する店舗。この布袋店に加えて、同じ鳥取市内に元魚町本店、かろいち店、鳥取大丸店、白兎道の駅店の計5店舗あります。

 

外観

f:id:kibi6:20200625201928j:plain

大きな和風の建物。背後に四角い建物の工場が接続しています。おそらく本社工場で、工場直売所という位置づけです。

 

f:id:kibi6:20200625201953j:plain

駐車場あり。かなり広くて、観光バスなども停められるようになっています。ツアーバスなどが立ち寄りそうな感じです。

 

店内

f:id:kibi6:20200625202054j:plain

清潔感があって明るく広い店内。写真右上のガラス越しに工場見学もできます。訪れたときは日曜だからか、遅い時間だからか、照明が落とされてラインは動いていませんでした。

 

f:id:kibi6:20200625202213j:plain

とうふちくわを中心に、たくさんの練り物、その他製品が並んでいます。素晴らしいのがそのほとんどが試食できること。お酒を片手に店内を回りたくなります。勿論できませんが。

 

そのほか贈答品を購入できるギフトコーナーや、わずかですが普通の鳥取のお土産も販売しています。

 

ジェラートコーナー

f:id:kibi6:20200625202258j:plain

その一角にはなぜかジェラートコーナーも。バラエティ豊かな種類の中には、ちむら自家製の豆乳を使ったオリジナル「とうふアイス」というのもあります。

 

できたて工房

f:id:kibi6:20200625202437j:plain

その奥にあるのは「できたて工房」。ここで練り物を揚げていて、出来立てを購入することが出来ます。

 

f:id:kibi6:20200625202526j:plain

できたての練り物はここに並びます。ここも種類豊富で、そしてほとんどが試食できます。

 

イートインコーナー

f:id:kibi6:20200625202610j:plain

軽食・喫茶が出来ます。

 

f:id:kibi6:20200625202653j:plain

練り物屋とは思えない洒落た雰囲気。

 

f:id:kibi6:20200625202950j:plain

練り物を使用したうどんやお好み焼きなどの焼き物、そして創作天ぷらを使った天ぷら丼が食べられます。豆乳スイーツの「豆花(トウファ)」とパフェのデザートもあります。

 

ドリンクはコーヒーと、最近では猫も杓子もといった様相になっているタピオカドリンク。

 

鳥取の誇り 30選

f:id:kibi6:20200625203037j:plain

こちらは鳥取の誇りといえるものを紹介するコーナー。写真左は「千代川の伏流水」で飲むことが出来ます。その横では大豆とその伏流水でつくる「ちむら」自家製豆乳も無料で飲めるとの事でしたが、遅い時間に訪れたので品切れなのか置いてありませんでした。

 

購入・実食

f:id:kibi6:20200625203125j:plain

というわけでツナマヨっち(280円)、チーズっち(280円)、レモンとうふ(250円)、カレーとうふ(250円)の4つを購入しました。パッケージも垢抜けています。

 

「とうふちくわ」とは?

で、とうふちくわって何?という話ですが、木綿豆腐と白身魚のすり身を7:3の割合で混ぜて蒸しあげた鳥取県東部の食べ物。豆腐を加えた生地で作ったちくわといったイメージです。

 

江戸時代初期の鳥取藩は、漁港の整備が遅れてあまり魚が採れず貴重だったそう。そのため当時の鳥取藩主・池田光仲が、魚ではなく豆腐を食べるよう奨励したことから誕生したのが「とうふちくわ」なのだそうです。

 

海の近くなのになかなか魚が食べられないなんてことがあるんですね。不思議な気がします。

 

f:id:kibi6:20200625203358j:plain

練り物は意外と糖質が多かったりしますが、とうふちくわは練り物に豆腐を加えている事から、通常のちくわよりは糖質(炭水化物)は低いようです。ただカロリーは高め。

 

写真は「レモンとうふ」「カレーとうふ」の成分表示。豆腐の割合が多いノーマルの「とうふちくわ」とは違って、魚肉の方が多いみたいですが。

 

レモンとうふ

f:id:kibi6:20200625204001j:plain

構図はこれでいいのかと不安になりますが、丸々一本の写真。蒸しているので焼き色がついておらず、どことなく表面が豆腐っぽい。所々にレモンのつぶが埋まっていることが分かります。しっかりとした固さで持っても崩れるということはありません。

 

f:id:kibi6:20200625204331j:plain

通常のちくわよりも舌触りがなめらかで、まるで豆腐のよう。レモンが爽やかです。

 

カレーとうふ、チーズっち

f:id:kibi6:20200625204409j:plain

盛り付け方が間違っているような気がしますが、左が「カレーとうふ」、右が「チーズっち」。

 

カレーとうふはカレーの風味がいいです。というか、カレー味にハズレはない。

 

f:id:kibi6:20200625204442j:plain

チーズっちは表面がなかなかグロテスク。ですがチーズとちくわで美味しくないわけがない。別の食べ物で例えてしまいますが、チーズ入りの笹かまのような味。

阿部蒲鉾店(BM-2S) 仙台笹かまぼこ詰め合わせ

阿部蒲鉾店(BM-2S) 仙台笹かまぼこ詰め合わせ

 

 

自分的には全部とうふちくわのつもりで購入したのですが、チーズっちと次のツナマヨっちは表面が焼かれている事からも分かる通り、とうふちくわではなく普通のちくわ製品でした。道理でネーミングの方向性が違うわけです。でも美味しいから問題なしです。

 

ツナマヨっち

f:id:kibi6:20200625204516j:plain

断面にツナマヨが練り込まれているのが良く分かる「ツナマヨっち」。ツナの風味がしっかりとしています。

 

たこガーリック天(230円)、チヂミ天(230円)

f:id:kibi6:20200625204613j:plain

「できたて工房」の魚のすり身と食材を混ぜ合わせた創作「因幡揚げ」から2種類。チヂミ感が良く出ている「チヂミ天」と、たこの旨味とガーリックのパンチが混ざり合った「たこガーリック天」。

 

まとめ

正直その存在を知らなかった「とうふちくわ」。なめらかな舌触りとふんわりとしたやわらかな食感で、いつもと違うちくわの感覚で面白いです。今回はそのまま頂きましたが、おでんなんかでも食べてみたい。

 

そして、ちくわとうふも普通のちくわも、小腹が空いたときのおやつやお酒のつまみにちょうど良さそうなサイズ感。切り分けたりせずにそのままかじりつきたい感じ。種類も豊富なのが良いです。お土産にしても喜ばれそう。

 

化学調味料や保存料を使っておらずヘルシーでもありますが、その分、賞味期限は要冷蔵で4日ほどと短めとなっているので注意が必要です。

 

 

とうふちくわの里 ちむら 布袋店

住所:鳥取県鳥取市河原町布袋556

営業時間:9:00~19:00

定休日:元旦

WEB:とうふちくわの里 ちむら

駐車場あり

 

その他

f:id:kibi6:20200625204651j:plain

こちらはスーパーのマルイで購入した別メーカー(角蒲鉾)のとうふちくわ。枝豆入りとねぎ入りの2種類です。この二つは岡山県内のマルイでも売っていると思います。といっても県南は大福店しかありませんが。

 

 

kibi6.hatenadiary.jp

kibi6.hatenadiary.jp