前回の続きです。
は虫類・夜行性動物エリア
太陽の動物舎
熱帯の動物や夜行性の動物が見られる建物。館内は生暖かったり、薄暗かったりとちょっとしたアトラクション感があります。
コモンマーモセット
切なげな、いい表情をしています。
ヨウスコウワニ
ほとんど動かないワニ。
インドホシガメ
なぜかマリオカートを連想してしまう一角。なんか投げたくなります。
グリーンイグアナ
口の周りが妙に気持ちの悪いイグアナ。何かを食べてるのでしょうか?
草食動物エリア
アカカンガルー
だらしないとも、セクシーとも取れる格好をしたカンガルー。本人はどっちのつもりなんでしょうか。
チャップマンシマウマ
全身見事にゼブラ柄。当たり前ですが。色んな角度から体の模様を見入ってしまいます。
カバ
写真じゃ伝わらないと思いますが、圧倒的な体積のデカさに驚かされます。こんなんに体当りされたらひとたまりもありません。
水の中のほうが温かいからかずっと水中にいましたが、閉園の時間が近づくと水から上がって宿舎に戻る支度を始めていました。常に一緒で仲の良い夫婦だなと思っていましたが、どうやら親子のようです。
類人エリア
チンパンジー
訪れる数日前に死んでしまった日本最高齢のチンパンジー「ジョニー」のために設けられた献花台。この動物園で64年間を過ごしたそうです。
訪れる時間が遅くて、猿たちは引き上げてしまい、残念ながら一匹も見ることが出来ませんでした。これはサル舎の一角に置かれたバランスがおかしい模型。不気味です。
象・猛獣エリア
アジアゾウ
宿舎に引き上げたゾウ。大人しくじっとしていますが、そのデカさに圧を感じます。
アムールヒョウ
閉園時間が迫り、帰りたそうにしています。
ユキヒョウ
クールな表情のユキヒョウ。
ライオン
あまりいい写真じゃありませんが、こんな近くでライオンを見ることが出来ます。常にウロウロしていて、オスとメスが交互にこの展示窓の前にやって来ていました。
ジャガー
元気に動き回っていたジャガー。いい表情です。ちなみにジャガーミシンがスポンサーをしていました。
遊園地
園内には遊園地もあります。昔ながらの遊園地といった感じで懐かしい雰囲気が漂っています。
こぶりなメリーゴーランド。
通行を妨げるように唐突に置かれている動物たちのオブジェ。どういう意図なのか、気になってしまいます。
ワニを型どったスロープ。こういうの好きです。
メチャクチャ時代を感じてしまう「ロボコン広場」の案内看板。今どき、これに食いつく人って、子供から大人まであまりいないんじゃないかと思ってしまいます。
でも、いざ実物を見ると、なんか嬉しくなります。意外とデカイです。
階段の両サイドにある、ゾウの滑り台。これもなかなかいい造形です。
遊園地内にはレストランもあります。
旧ハンター住宅
もともと神戸の異人館にあった洋館を移築した建物。かなり立派な建物ですが、この日は中を見ることが出来ませんでした。時期によって公開したり、してなかったりするので確実に見たい人は、事前に確認しておいたほうが良さそうです。
まとめ
この王子動物園は、動物園としては小さな方だと思いますが、パンダを始め、ライオン、象、キリン、コアラ、シロクマなど、人気の動物はほぼ網羅しているんじゃないかと思えるほど充実したラインナップの展示が行われています。なので、そんなに歩き回ることなく、いろいろな動物を見ることが出来て逆に効率的かもしれません。
ただ見応えがありすぎて、個人的には丸一日ないと十分に楽しめないな、と思ってしまいました。今回は昼から半日の予定で見たのですが、全然、時間が足りない感じでした。一日のんびりと過ごすつもりで朝から訪れるのがいいのかもしれません。
たまに動物園を訪れると、でかいなとか、強そうだなとか、山の中で出会ったらヤバいなとか、小学生のような感想が次から次と出てきます。最近はキャラクターになったりして動物の可愛さばかりが強調されることが多いような気がしますが、たまには実物を見てサイズ感やらワイルド感を実感するのは、結構重要なことかもしれないなと思いました。
神戸市立王子動物園
住所:兵庫県神戸市灘区王子町3-1
営業時間:9:00~17:00(3~10月)
営業時間:9:00~16:30(11~2月)
休園日:水曜(祝日の場合は開園)、年末年始
入園料:大人(高校生以上)600円、小人 無料
駐車場あり(有料)/園内禁煙
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