きび六

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ゆるい雰囲気で楽しめる!徳島で行われた無料の野外フェス【阿波国THE SOLAR BUDOKAN】

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徳島県で行われたロックフェス「阿波国THE SOLAR BUDOKAN 2018」に行ってきました。

 

「THE SOLAR BUDOKAN」は、ソーラーエネルギーを100%活用して行われる野外ロックフェスティバル。すでに岐阜県の中津川市で2013年から毎年行われていますが、それに加えて今回、このフェスのオーガナイザーであるTHEATRE BROOK(シアターブルック)の佐藤タイジの出身地、徳島県で初めて行われることになりました。しかも今回は無料のフェスとなっています。

 

 

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会場は月見ヶ丘海浜公園(板野郡松茂町)のテントで囲まれたあたり。奥はすぐ海で、空も広く最高のロケーション。バーベキュー、デイキャンプができるエリアや、コテージ、遊具などもあって、公園としてもいい所です。

 

公園には無料駐車場がありますが、こちらは普通に公園を訪れる人用で、イベント来場者用に、隣の「アクアきらら月見ヶ丘」に臨時駐車場(1000円)が用意されていました。位置的にはすぐ隣なのですが、塀に阻まれているので迂回する必要があり、駐車後に会場まで結構歩くことになります。料金支払い後は、駐車券を見せれば駐車場に何度でも出入り自由です。

 

その他、徳島などからシャトルバスも出ていたようです。

 

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開場前で事前入手していたデジタルチケットを見せ、リストバンドを受け取り入場。このあたりは無料ではあるけど、管理上必要な手続きなんでしょうね。リストバンドにより何度でも入退場可です。

 

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会場内には飲食のブースが色々と出店しています。こういうブースが出ているのか、事前に情報がなくて、まさか無いことはないだろうと思いながらも少し不安だったので安心しました。その他、出演アーティストの物販ブースもありましたが、こちらはアーティスト側があまり売る気は無いようで、ほとんど品数もなく寂しい感じになっていました。

 

写真の右の奥に映っている小さなテントがDONAISHION(どないしょん)ステージ。メインステージでセッティングしている間の、つなぎのステージが行われます。

 

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会場の全体の雰囲気。最高の天気です。

 

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メインステージ、Zomekkion(そめっきょん)ステージ。

 

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ステージの両脇にはソーラーパネルが並んでいます。思っていたよりもパネルは少なくて、これですべての電力がまかなえるのかと意外でした。

 

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真ん中辺りから後ろに皆が椅子やシートを広げています。なだらかな坂となっていて、シートに座っていてもステージ上の出演者たちを観ることが出来て、なかなかいい感じです。

 

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タイムテーブル。

 

真心ブラザーズ目当てで行ったのですが、ジュンスカイウォーカーズの宮田和弥、フライングキッズの浜崎貴司といった懐かしい面々、大御所の仲井戸"CHABO"麗市など、なかなか個人的には嬉しいラインナップとなっています。 

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目当てのミュージシャンの時は、ステージ前まで行くのですが、こんな近くていいの?って逆にビビるくらい近くて、最高でした。

 

ちなみにここは空港に近く、ときおり結構な音で飛行機が飛んでいくのですが、それにどう対処するのかがミュージシャンの腕の見せどころ、みたいになっていました。

 

やっぱ音楽業界を生き延びているだけあって凄いわ、と感心させられるベテラン勢の貫禄と、ステージ上を動き回る若さあふれる若手の勢い、両方を感じられるいいフェスでした。

 

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そして、音楽と同時にフェス飯も重要です。気になったのは徳島の名物、半田そうめんのブース。普通のそうめんよりも麺がかなり太いそうめんです。

 

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干しエビいりこMix出汁

 

そうめんは2種類。こちらは干しエビといりこのMix出汁に、すだち、鳴門わかめ、梅、すだち鶏の鶏ハムなど徳島のものがたくさん入った、冷たいそうめん。エビの香りのスープに、すだち、梅干しでさっぱりと頂けます。

 

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トビウオいりこMix出汁

 

こちらはたまご、すだち、青のり、鶏ハムの具材に鰹節がたっぷりのった、温かいそうめん。優しい味と温かさにほっこりとなります。

半田手延べそうめん 375g (125g×3束) 竹田製麺

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すだちのハイボール、カツサンド

 

鳴門市のお店「Naruto BASE」のかなり大きなカツが入ったサンドイッチ。これだけでお腹いっぱいになりました。

 

会場には、その他にも徳島ラーメンや豆天玉焼き、名産品の鳴門金時、すだちなどを使ったフードメニュー等、徳島を感じるお店が多数出店していました。どのブースも大行列ができることもなく、そんなに待つことなく購入できるのでいい感じです。

徳島県産さつまいも 鳴門金時芋 Mサイズ 5kg詰め

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食べ物以外にも、藍染め体験などができるワークショップのコーナーなどもありました。

 

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日中は半袖か長袖か迷うような、暑いけど風は少し冷たい、みたいな気候。ただ日差しはスゴイので、日焼け止め、帽子は必須です。

 

日が沈み、あたりが少し暗くなってくると、風も出てきてだいぶ肌寒くなってきました。ちょっとしたジャケットではなく、ちゃんとした防寒具も必要です。

 

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完全に日が落ち、真っ暗になった会場。トリの佐藤タイジが熱い徳島への思いを語り、会場を盛り上げます。阿波おどりのリズムを取り入れた演奏に、完璧な阿波おどりで応える徳島県人たち。かっこいいです。大盛り上がりのクライマックスです。

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最後は出演者たちが勢揃いして、大団円です。

 

まとめ

会場は人の波で大混雑、というわけではなく、程よい距離感を保てる、のどかな雰囲気。トイレやブースに大行列ができるわけでもなく、後ろの方では子どもたちが走り回っていたりして、のんびりとした気分でゆるゆると楽しめました。

 

出演者によって前に行ったり、後ろの方で座って聞いていたりしたのですが、座っていてもステージの様子がよく分かるくらいの距離感で、十分楽しめます。

 

ただ今回持っていったシートが座れるくらいの小さなシートだったので、寝転がれるくらいのシートじゃないと長丁場になってくると流石にしんどくなってきました。あと、あったらいいなと思ったのはランタンや懐中電灯といった明かり。日が落ちると結構暗いし、帰りの駐車場までが真っ暗でした。

  

帰りもびっくりするくらいスムーズで、イベント後だというのに混雑することもなく、さっと帰れてノンストレス。

 

今後、回を重ねて大きく成長していくだろう阿波国ソーラー武道館。だけど初回のこのどこかのんびりとした雰囲気も残っていってほしいな、と思いました。

 

 

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