きび六

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セカチューの景色が広がる【純愛の聖地 庵治・観光交流館】

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「セカチュー」って言って通じるのは何歳の人までなんでしょうか?大ヒットした映画「世界の中心で、愛をさけぶ」、略してセカチューのロケ地である香川県高松市庵治(あじ)にある「純愛の聖地庵治・観光交流館」に行ってきました。

 

場所は屋島の東側の庵治半島、高松市中心から車で約30分ほどでアクセスできます。

 

 

寫眞館の珈琲(雨平写真館ロケセット)

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敷地内でひときわ目を引くこの建物は、映画の中で「雨平写真館」として登場したロケセットを復元したもの。

 

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建物の隣にはセカチューを撮った行定勲監督の石碑が立っています。

 

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ちなみにこの復元されたロケセットはカフェとなっています。

 

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ランチや15:00まで頼めるモーニングまであって、屋島カレーなど食事メニューも豊富。普通にカフェとしても使い勝手が良さそうです。

 

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農協の米蔵を改装した施設。

 

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この周辺はセカチューのメインのロケ地となっていて、映画に登場した場所が写真で紹介されています。

 

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各写真にはシーンの説明やエピソードが添えられています。

 

映画の内容を忘れてしまった人もこの写真を見ていたらいろいろと思い出してくるかもしれません。個人的には杉本哲太が森山未來をボコボコにしたシーンだけはなぜかよく覚えています。

 

ロケ地マップも置いてあって、二人が語り合った防波堤やブランコのある神社もこの近くなので、地図を片手に周辺を巡るのもいいかもしれません。二人が行った無人島、稲毛島(劇中では夢島)も海岸から見ることが出来ます。

 

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こちらでは映画の簡単な紹介とちょっとしたクイズコーナーとなっています。

 

瞳をとじて

瞳をとじて

 

色々思い出して来たら、無性に平井堅が歌う主題歌「瞳をとじて」を聞きたくなってしまいました。館内で流すとか、ボタンを押すと曲が流れるシステムがあったりすると良いかもしれません。

 

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そして、映画の中で森山未來が乗っていたスクーター。実物だそうです。かなり貴重なものだと思うのですが、割と雑に置いてあって驚きます。ベタベタ触っていいのだろうか。

 

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イベントスペースになっている場所もあって、この時は庵治石で作ったあかりの展示をしていました。

オンリーワン 庵治あかり KAKU-SEN 簡易配線 ST3-AJKSKH
 

 

むすび地蔵

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「純愛の聖地」ということになっているのでこんなお地蔵さんもいます。地蔵の小指に、カップルそれぞれが願い事を書いた「小指の短冊」を赤い糸で結びつけるという趣向のようです。「赤い糸証明書」というのもあります。なんだか書いていてこっ恥ずかしくなってしまいます。

 

それはともかく、このハートマークの前のベンチに座って写真を撮れば、インスタ映えしそうです。

 

合格地蔵

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純愛だけだとアレだと思ったのか、「合格地蔵」というのもいます。ここ庵治町は四国の最北端にあります。四国=四県=試験。

北は古来、水を顕す方位であり水は学問、知恵を意味します。

合格地蔵 – 純愛の聖地庵治・観光交流館(高松市庵治町)

 

なので、四国の最北端=試験に効く、だそうです。お地蔵さんの台の左には五角形のラインが彫られていて、このラインを触れば合格するとのこと。5角のライン=合格ライン。信じる者は救われるの世界です。

 

テトラパック

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片隅にひっそりとあった石のオブジェ。「テトラパック」というタイトル。

 

このあたりは墓石などに使われる庵治石の産出地として知られていて、地蔵といい、これといい、石を使いたくて堪らない感が滲み出ています。

 

庵治半島の西側の道路を走ってこの交流館にやってきましたが、途中の道の両側には石材店が数多く並び、それぞれが商品や加工の技術をアピールするために灯籠や仏像、はたまた謎のオブジェなどを並べていて、なかなか壮観で見応えがありました。

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駐車場

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駐車場は道路を挟んだ向かい側にあります。10台停められるかどうかで、それほど広くありません。

 

映画の公開は2004年。色あせた看板には風化の気配が漂いつつあります。実際、ひと気はあまりありませんでしたが、逆にゆっくり見ることが出来てよかったです。

 

庵治半島のドライブの途中に気軽に立ち寄るのもいいし、あえて今映画をじっくり見て、がっつりとロケ地をめぐるのもいいかもしれません。

 

純愛の聖地 庵治 観光交流館

住所:香川県高松市庵治町5824番地4

開館時間:9:00~17:00

営業時間:9:30~16:30(寫眞館の珈琲)

休館日:火曜 *火曜が祝日の場合は開館 翌月曜休館

駐車場あり

 

 

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