下記の続きです。
坂利太(さりーた)
イタリアの伝統的なお菓子「アラゴスタ」などを販売する洋菓子店。ちなみにアラゴスタとはイタリア語で「伊勢海老」の意味で、伊勢海老の尻尾のような形をしているお菓子なのだそうです。だからのれんが伊勢海老なんですね。
黒板にも書かれているソフトクリームは、コーン部分がアラゴスタになっている世界初のソフトクリーム、らしいです。インスタ映えするみたいで、お店の前でソフトクリームを持って自撮りをしている人たちがたくさんいました。
赤穂御崎にあるイタリアレストラン「SAKURAGUMI(さくらぐみ)」のシェフがオーナーだそうです。
坂越まち並み館
観光案内所や資料館を備えた施設。
坂越で使われていた古い道具などが展示されています。
古い道具だけでなく、こういう謎のメカなんかも展示されているのが面白いです。これは現在の富士フィルムが昭和30年頃に出した「バーディキット」というもので、スクリーンを内蔵したポータブルのスライド映写機だそうです。あとで調べてわかりました。
これらは一切説明はなく、ただ置いてあるだけなので、何に使うのか、いろいろと想像を膨らませてみるのも面白いかもしれません。
この建物はもともとは大正時代に開設された銀行だったとのことで、その名残の金庫が残っています。大きくてかなりの威圧感です。
紡木(つむぎ)
古民家を改装した古道具、古家具、衣料を販売。洋風のドアや窓、店の前に置かれた椅子などが、古民家とうまくマッチしています。2階にも上がれます。
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暖木(のんき)
古民家を改装したカフェ。ちょうどいい位置にあります。上で紹介した「紡木」とは姉妹店。
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高瀬舟
大道の千種川側にある喫茶店。
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その他
大避神社(おおさけじんじゃ)
大道から海沿いを少し歩いた場所にある大避神社。秦河勝(はたのかわかつ)を祀った神社です。
階段の両サイドに並んだ灯籠がなかなか圧巻です。
ちょっと面白いフォルムの狛犬と神門。
神門には随神と仁王像が背中合わせに鎮座しています。これは神仏習合の影響だそうです。
神門から振り返ると、海の向こうに秦河勝の墓と言われる生島が見えます。
拝殿。秦河勝は古代キリスト教の教派のひとつ「景教」を信仰していたので、その礼拝堂だったのではないかという説があるそうです。
階段や石柱の数など様々なものが、キリスト教で重要な数字「12」になっていて、なるほど謎めいています。フランシスコ・ザビエルがキリスト教を伝えた1549年のずっと前に、既に日本に伝わっていたとなるとロマンをかき立てられます。
絵馬堂に掲げられた絵馬。
船も納められていました。この神社では、瀬戸内海三大船祭りの一つである「坂越の船祭り」も行われています。
境内にはイノシシに関する注意書きがあちこちにあってちょっと笑ってしまいました。ただ野生のイノシシはガチでヤバいので気をつけて下さい。
海の駅 しおさい市場
新鮮な魚貝類や産直品が購入できる「海の駅 しおさい市場」。「くいどうらく」「おうみや」「海稚(うおわか)」等複数の店舗があります。
古い町並みからは少し離れた場所にあるので車などで向かうのが良いかと思います。駐車場は大きいサイズの車だと入りにくく、停めにくいかもしれません。
冬場は牡蠣の食べ放題を行っています。
食べ放題は屋内と屋外で料金などが違うので注意が必要。釣り堀もありました。
穏やかな瀬戸内海が目の前です。牡蠣の作業場周辺にはカモメが群がっていました。
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