赤穂温泉のある赤穂御崎(あこうみさき)。温泉だけじゃない周辺の見所をまとめてみました。
無料駐車場は旅館が並ぶ一帯の真ん中にあります。周辺の道は狭いので車でウロウロするよりは、ここに停めて歩いて散策するほうが良いかと思います。
御崎カフェ
駐車場の目の前にあるカフェ。テイクアウトできるので、散策前に飲み物や軽食を入手して、どこか景色のいい場所でピクニック気分を味わうのも良いかもしれません。
ちょっとしたお土産や雑貨なども販売しています。
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マンホールや消火栓のデザインされた蓋。
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海岸遊歩道
瀬戸内海が一望できる遊歩道。景色が素晴らしく、気分が良いです。
大石名残の松
赤穂事件の大石内蔵助が赤穂を舟で去る際に、見返り名残を惜しんだとされる松。
多分この松ですが、ちょっとごちゃごちゃして分かりづらい感じになっています。調べると、枯れて何度か植え直されているようです。
畳岩
大石名残の松の麓の砂浜にある岩。おそらく大石内蔵助はこのあたりから船に乗り赤穂を去ったんでしょうね。
砂浜へは降りることが出来ます。潮の干満で畳岩までは行けたり行けなかったりします。
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謎の憩いの場。でもなんか惹かれます。こういう所で海を眺めながらぼーっと過ごしたいです。
木にぶら下げられた謎の浮き玉アート。この周辺のあちこちで見ることができます。
SAKURAGUMI (サクラグミ)
ナポリピザと海鮮ナポリ料理が食べられるイタリアン料理の店。フジロックに毎年出店しているみたいですね。人気店のようで事前予約したほうが良さそうです。
伊和都比売神社(いわつひめじんじゃ)
千年以上の歴史を誇る古社で、日露戦争開戦前には東郷平八郎が勝利祈願のため訪れたそうです。
水の出ないこの手水鉢は、赤穂事件の浅野内匠頭長矩が江戸城松の廊下で刃傷事件を起こした年に寄進されたもの。
こちらが現役の手水鉢。吊るされた手拭いが渋いです。
かなり広い境内で、鳥居から拝殿まで結構距離があります。
拝殿で参拝。
拝殿の横を通って本殿を覗こうとすると、その前にいる狛犬がギョロリとこちらを睨んだ気がしてちょっと怖くなります。
拝殿から振り返ったときの景色。鳥居越しに海が望めて、なかなか壮観です。航海安全や大漁祈願のために、海上の船から参拝されることも多いそうです。
本来は海岸から真っ直ぐ参道があるのですが、海岸から鳥居の前の坂道は危険防止のため立入禁止になっています。
SANPOU KOKUERY(さんぽう穀ワリー)
神社の境内にあるカフェ。お店の前に5台分の駐車場があります。
洋菓子や和菓子、お茶やコーヒーなどの販売もしているみたいです。
建物の目の前はオーシャンビューでなかなか景色が良さそうです。喫茶スペースは席数が多くないため、小学生未満の子連れ、ベビーカーでの利用はできないそうなので注意が必要です。
一望の席
鳥居をくぐって、境内のSANPOU KOKUERYとは反対側に設置されたベンチ。意外と見過ごされがちな場所にありますが、海が一望できる特等席です。赤穂御崎は日本の夕景百選にも選定されているので、ロマンチックにここから夕陽を眺めるのも良いかもしれません。「恋人の聖地」認定のプレートもありました。
きらきら坂
伊和都比売神社(いわつひめじんじゃ)から海岸遊歩道沿いにあるイタリア料理店SAKURAGUMIへ向かう坂道は「きらきら坂」と呼ばれ、小洒落たお店が数店並びいい雰囲気となっています。坂の上から見下ろすと、天気の良い日は海がキラキラしてそうです。
月に一度この坂を中心に日曜朝市「御崎マルシェ」も開催されています。
御崎ガラス舎
ガラス作家、オカモトヨシコさんの工房兼ショップ。ガラス作品の販売やガラス工芸体験を行っています。
かもめのマークが良いデザインです。
ケイプハウス :海ねこビーチハウス
可愛らしい建物の保護猫カフェ。窓の外からものんびりとした猫達の様子を見ることができます。
屋根に取り付けられた風見鶏ならぬ風見クジラ。
店の前に立てられた道標も可愛らしい。
まとめ
そこまでたくさんお店があるわけではありませんが、景色を眺めるだけのちょっと一休みから、温泉入ったり猫カフェ行ったり遊歩道を歩いたりの数時間まで、色々な時間の過ごし方が出来る場所です。
もちろん周辺の温泉旅館に泊って、たっぷりとこの地を楽しむのもおすすめです。
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