倉敷の美観地区近くにあるホテル「ザ・ワンファイブガーデン倉敷」に宿泊し、ウェルカムサービスのアフタヌーンティーを楽しんできました。
場所は美観地区の西側、近くに倉敷ロイヤルアートホテルやドーミーイン倉敷などいくつかのホテルが建ち並ぶ一角にあります。かつてはコートホテル倉敷だった場所で、倉敷駅から徒歩10分、美観地区の大原美術館からは徒歩５分弱という便利な立地です。
ホテルの詳細については下記記事で紹介しています。
会場
アフタヌーンティーは一階にあるラウンジで提供されます。高い天井に豪華なシャンデリアでなかなかいい雰囲気。チェックイン時に希望の時間を伝え、その時間にラウンジに行くと席に案内されます。
（アフタヌーンティー提供時間：14:00～20:00（19:00オーダーストップ））
案内されたのは窓際の席。外塀をつたう緑がいい感じです。外にはテラス席もあり、気候の良い時期は、そちらで楽しむのも気分が良さそうです。
アフタヌーンティー
席に着くと早速お菓子類がのったティースタンドが運ばれてきました（2名分）。一気にテーブルが華やかになり、テンションが上がります。パティシェの格好をした従業員の方がトレイにのったお菓子類それぞれの説明をしてくれました。
紅茶などドリンク
飲み物はドリンクバー方式で飲み放題となっています。テーブルに用意されている紙コップを持って奥のコーナーに行き、好みのドリンクをいれます。
お茶類メニュー。ダージリンやディンブラといった定番の紅茶から、ジャスミンティーや鉄観音茶まで種類が豊富です。これらは大阪の茶葉専門店「Tearth(ティーアース)」のもので、ティーバッグでの提供。
これだけ種類が色々あると、ドリンクバーコーナーで迷ってしまいがち。なので事前にこのメニュー表で飲みたいものを決めてから行くとスムーズです。このメニュー以外にも、コーヒー系のマシーンも置いてあり、紅茶等に入れるレモンやミルクなども用意されています。
コップが紙コップで、飲み物を変える時も取り替えてくれないようなのが残念ですが、たまにドリンクに制限があるアフタヌーンティーのお店もあったりするので、好きなだけ飲めるこのシステムは嬉しいです。
ティースタンド（"あまおうアフタヌーンティー with ＃猫” ）
上段（洋菓子セレクション "お花畑"）
ストロベリー ボルドーカヌレ／花びら舞うストロベリーのパンナコッタ／ストロベリーリッチガトーショコラバー／レジェロール いちごのシュークリーム クロカン仕立て
「あまおうアフタヌーンティー with ＃猫”」と名付けられたティースタンド。上段は苺を使った春らしいお菓子が並び、お花畑をイメージしているそうです。
＃猫（ハッシュタグねこ）
そしてこの上段は、トレー中央のチョコレートガナッシュに別皿のチョコで出来た顔のパーツをピンセットを使って自分で配置し、猫の顔を作ることで完成となります。２月の猫の日（22日）を意識した面白い趣向ですが、センスを問われます。
そして配置して見ました。残念ながらあまりセンスはなかったようです。正直どうしていいのか分からず、こういうのに正解はないのでしょうが、正解を知りたい、と真摯に思ってしまいました。でも盛り上がって楽しいです。
その他、パンナコッタの蓋を開けるといきなりバラが顔を出したり…
ブーケフレジェロールの花の下にチョコレートのテントウムシが隠れていたりと、年頃の乙女でなくてもキュンキュンしてしまいそうな仕掛けがたくさん施されています。ちなみにこの花も食べられるようです。
艶やかなお菓子たちは勿論どれも美味しく、なかでもほんのりラム酒の風味が大人な、もっちりとした食感のカヌレが気に入りました。
中段（創作和風洋菓子 "いちごの里"）
モンプラン大福／練乳みるく寒天
中段は和な雰囲気で、いちごの里をイメージ。シンプルですが、繊細さを感じさせるトレーとなっています。上段とはまた違った春の雰囲気で、メリハリが効いた構成です。
モンブラン大福は、中にイチゴが丸ごと一個入っていて嬉しい驚き。イチゴのモンブランクリームもたっぷりで美味しく、幸せになる味です。
下段（セイボリー "春色の草原")
ローストビーフとラタトゥイユのタルティーヌ／ペコロスのペルシャード／小エビのフリッター 瀬戸内レモンソース
下段はセイボリー、軽食系が並んだトレー。ソラマメやクレソンの鮮やかなグリーンが印象的です。
小エビのフリッターは、瀬戸内レモンソースがとても爽やか。
ほどよい塩味のローストビーフがのったオーブンサンド。三段目は、スイーツで甘ったるくなった後の〆にちょうどよい、引き締まった味の軽食が並んでいます。
まとめ
チェックイン後に、美味しいお菓子とお茶で優雅なひとときを過ごせました。お菓子はどれも工夫が凝らされ、目でも楽しませてくれて会話も弾みます。量も程よく、質を重視した内容で満足度も高いです。
これがそんなに高くない宿泊料だけで楽しめるので、かなりお得感があります。スイーツの内容が変わる季節ごとにまた訪れてもいいかも、と思ってしまいました。観光目的での宿泊だと、すぐに切り上げて早く観光に行きたくなったり、食べ過ぎて夕食時に差し支えないかと心配になったりと、あまりゆっくり楽しめないような気がしないでもないですが、余裕をもって過ごすつもりならばかなりお勧め出来るサービスです。
ちなみに「ザ・ワンファイブ」ブランドのホテルはその他に岡山市など全国に数か所ありますが、ウェルカムサービスとしてアフタヌーンティーが提供されるのは、現在福岡の「ザ・ワンファイブヴィラ福岡」とこの「ザ・ワンファイブガーデン倉敷」だけです。
その他
アフタヌーンティー以外でのラウンジ利用
アフタヌーンティー以外でラウンジを利用する場合は、テーブルチャージとして1,000円支払う必要があります。支払いを済ますとホテルのロゴ入りタンブラーが貰え、アフタヌーンティー同様にドリンク類が飲み放題となります。
以降はこのロゴタンブラーを見せれば滞在中はいつでも無料で使えるようになり、さらには次回以降、全国にいくつかある同ブランドのホテルの宿泊の際にもこのタンブラーを見せればどこでも無料で使えるようになるようです。一瞬、テーブルチャージ1,000円は高いなと思ってしまいましたが、何度もここのホテルを利用するつもりなら逆にお得かも知れません。
宿泊者以外のアフタヌーンティー利用
ここのアフタヌーンティーは宿泊者しか味わえないのかと思っていましたが、アフタヌーンティーだけの利用もできるようです。12時から14時という時間限定ですが、２名8,000円（ロゴタンプラー付）で提供されています。
オープン記念でフォロワー割やリピーター割などもあるようですが、２名6,000円以下で宿泊できるプランがあるので、せっかくなら宿泊した方が楽しくお得かと思います。
ザ・ワンファイブガーデン倉敷
住所：倉敷市中央２丁目２−２６
駐車場あり（契約駐車場／有料）／WIFIあり／館内禁煙
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＊アフタヌーンティーのみの利用
提供時間：12:00～14:00（LO13：30）
定価：２名様￥8,000 （ロゴタンブラー付き）
割引：インスタフォローでインスタ割（￥2,000）／ロゴタンブラー持参でリピーター割（￥1,000／人）
