倉敷にある「かすうどん KASUYA(カスヤ)倉敷店」に行ってきました。
場所は倉敷駅の北側の県道60号線沿い、駅から歩いて15分ほどの所にあります。山陽マルナカ チボリ店の近く。余談ですが、この「チボリ店」という店名には物悲しさを感じますね。
外観
2階建て建物の1階の一角が店舗です。それほど大きくはないですが、夜は煌々とライトアップされているので、結構目立っています。駐車場は店の前にそれなりのスペースがあります。
店の入口にはビリケンさんが。
大阪に本店がある「かすうどん KASUYA」は、関西を中心に20店ほどチェーン店展開しており、関西以外では東京、埼玉、そして倉敷に出店しています。
ちなみに岡山市北区の法界院にある「かすうどん みや家 岡山店」は、このカスヤ倉敷店のオーナーがカスヤに独自色を加えた店舗のようですが、詳細は不明です。
店内
4人~6人掛けのテーブルが並んだ店内。そのうち一列がカウンター席となっています。各テーブル毎に大きな仕切りがあり、ボックス席のようになっています。
夜11時くらいに訪れましたが、たくさんお客さんがいて、居酒屋のような賑やかな雰囲気です。店内は基本的に喫煙可ですが、昼に禁煙の時間帯があるようです。
メニュー
写真がテカリ気味で分かりづらいですが、うどんメニュー。
あまり聞き馴染みのない「かすうどん」ですが、大阪南部の伝統的な郷土料理で、うどんに油かす(油で揚げて水分を飛ばした牛のホルモン)をトッピングしたものです。なんか"かす"って言葉にマイナスイメージがありますが、元々は、食肉から食用油脂を取り出した後の残りカスをうまく再利用した料理だそうです。
様々な種類のうどんがありますが、基本のかすうどんにそれぞれ天ぷらやワカメ、うどんなどを加えたものです。さらにこれらにトッピングを加えることも出来ます。
冷たい麺類や焼き牛丼、牛どて煮丼などの丼類のメニュー。かすうどんと丼のセットメニューもあります。テイクアウトメニューも合ったので持ち帰りも出来るようです。
そして、たくさんのホルモンなどの串メニュー。
その他の単品メニュー。こういった豊富なメニューがあるから居酒屋的な利用をしているお客さんが多く、賑やかな雰囲気になっているんですね。
豚ガツかすうどん(741円)
注文したのは豚ガツも入ったかすうどん。うどんの上に大量に乗ったホルモンは臭みもなく脂濃くもなく、弾力があり食べ応えがあります。それに合わせるようにうどんも固めで、スープは甘め。正直初めて食べるので、どれが油かすでどれが豚ガツかよく分かりませんでしたが、うまいんだから問題なしです。
もぐもぐと食べているとなんだかご飯が欲しくなってきます。おかずにも酒のツマミにもなりそうです。お店が居酒屋的になるのも分かるような気がします。
遅い時間の訪問でお店が居酒屋の雰囲気になっていて、食事の利用はちょっと気まずいかな、と思いましたが、店員さんが別にどちらでも、みたいな感じだったのも良かったです。
かすうどん KASUYA(カスヤ)倉敷店
住所: 岡山県倉敷市宮前368-1
営業時間:11:00~翌5:00
定休日:年中無休
駐車場あり/喫煙可(禁煙の時間帯あり)