きび六

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海も見える眺望抜群の現存天守 【宇和島城】

現存する12の天守のうちの一つ、愛媛県宇和島城に行ってきました。

 

宇和島城現存天守の中でも最西端、最南端に位置する天守。これを聞いたとき、最南端?それは高知城でしょ、って思ったのですが、改めて地図を見ると確かに最南端です。道理でここまで遠かったわけだと、妙に納得しました。

 

駅から歩いて5分ほどのところにある商店街、きさいやロード。道幅も広く、立派なアーケードが伸びています。残念ながら人通りも少なく、お店もあまり開いておらず、立派な商店街だけに寂しさが際立っています。

 

 

 

通りにはカラーのデザインマンホールがたくさん設置されています。うわじま牛鬼まつりの牛鬼(うしおに)と、闘牛の2種類のデザインがありました。統一感のある渋い色合いのデザインです。

 

商店街を4、5分歩くと宇和島城の案内が見えてきました。

 

アーケードの向こうの山の上にお城がかすかに見えます。

 

商店街を外れて150メートルで登城口に到着です。門の前には有料ですが駐車場もあります。

 

この門は家老だった桑折氏(こおりし)の武家長屋門で、戦後にこの地に移転され、市の指定文化財となっています。

 

門には、杖が置かれています。これがあるってことはこの先は険しい道なのか?と不安になります。

 

 

少し歩くと道が2つに分かれています。険しいが近道と、緩やかだが遠回りの道。童話や昔話でよくある展開だな、と試されている気分になり身構えます。

 

 

石段が近道です。この日は台風が近づく雨。急がば回れで緩やかで遠回りな道を選択しました。天気が良ければ行きと帰りで違う道を通るのもありですね。

 

この城山は約430種の草木が自生しているとのことで、自然豊かです。良い意味で完全に管理されていないようなワイルド感があります。

 

 

木の根っこも、切り株もワイルド。木立が雨を防いでくれて、傘をささずに歩けます。

 

少し開けた場所に出ました。城山公園(児童公園)と配水池になっています。

 

宇和島城」の石碑が現れ、石垣が見えてきました。もう一つの登城口、上がり立ち門からの道もここに繋がっています。

 

石段を登りきった所に城山郷土館。入場無料です。

 

歩道にはほとんど柵がないのですが、下を覗くと結構切り立っていて危険です。子連れの場合は注意したほうがいいかもしれません。

 

ここで2つに分かれていたもう一つの道、「険しいが近道」の石段と合流します。

 

更に石段を登ります。両側に積まれた黒い土嚢が石垣のようにも見え、意外と格好いい。

 

目の前に大きな壁となって、突如現れる石垣。積み上げられた小ぶりな石たちが苔むしていて歴史を感じます。兵どもが夢のあと感あります。

 

空が広くなり、天守が近い気配が漂います。

 

 

 

石段には仮設スロープが。現在城の整備工事を行っているそうで、ここに来るまでも幾つかそれらしき工事現場を見かけました。解体した石垣と思しき、番号が書かれた幾つもの大きな岩が転がっている場所もあります。

 

登城口からのんびり歩いて30分ほどで、ついに現れた宇和島城。覚悟していたよりも楽な道でした。

 

三層三階建てでこじんまりとしていますが、唐破風と千鳥破風を組み合わせた外観はなかなかのものです。この天守藤堂高虎が創建し、宇和島伊達家2代藩主の宗利が改修の際に新造したものだそうです。

 

振り返ると、眼下には宇和島の町と海が広がり、一大パノラマとなっています。ここから見える町の部分は埋立地で元々はすべて海だったそうです。

 

天守を見上げながら中へ。入場料金は大人200円、中学生以下無料。

 

一階は伊達家7代当主、宗紀(むねただ)、8代当主、宗城(むねなり)の肖像画や甲冑、城の模型などが展示されています。廊下の内側に障子戸が残る形式は珍しく、現存唯一らしいです。

 

天井の梁には大きな矢が。改修行為の際に、安全祈願として置かれているそうです。

 

おもに外国人観光客向けに折られた籠の折り紙。おもてなしの心ですね。隣にはスタンプなども設置されています。

 

2階に上がると愛媛県松山市出身の墨絵アーティスト、茂本ヒデキチによって宇和島伊達家初代藩主の秀宗とその父親政宗等が描かれた屏風が展示されています。

NEO BLACK―茂本ヒデキチ画集

NEO BLACK―茂本ヒデキチ画集

 

 

天守の最上階三階には、1700年頃に宇和島城を南西の方角から描いた鳥瞰図、「宇和島城下絵図屏風」のレプリカが展示されています。

 

当時の絵図も展示されており、海城だったことが良くわかります。

 

城下もよく見えます。

 

まとめ

お城自体はあまり大きくはないですが、登城口から天守までの山道の自然や苔むした石垣に見応えがありました。また、天守からの景色も良く、特に海が見える所がポイントが高いですね。

 

出発地にもよりますが、宇和島へはアクセスしづらいので、現存12天守の中でもなかなか訪れるのに難易度が高いお城のような気がします。でも来てみるとやっぱり良いですね。

 

これで現存12天守、全てを制覇しました。ちなみに個人的ベスト1は、松本城です。まぁでもどのお城も印象に残っています。

 

駐車場について

登城口の桑折氏(こおりし)武家長屋門前に市営の城山下駐車場がありますが、有料(100円/時間)です。

 

少し遠いですが「道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場」に車を停めるという手もあります。ここから登城口までの徒歩での所要時間は15分程です。レンタサイクルも行っているので、それを利用するのもいいかもしれません。

 

道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場

お土産品から野菜、鮮魚、特産品の真珠など充実した品揃えです。お城付近ではあまりお土産屋を見かけなかったので、そういったものはここで買うのがいいかも。西日本唯一のチョコレートのROYCE'(ロイズ)の通年販売店でもあります。

 

鯛めしなどの宇和島名物が食べられる地元の人気店「かどや」「ほづみ亭」「和日輔(わびすけ)」が出店しているフードコートもあります。

 

観光案内所もあり、ここでマンホールカードも入手できます。

 

駐車場が広い割には、分かりづらく、入りづらいのが難点ですが、寄って損はないところです。

 

 

SVアコヤ本真珠CZリング/8.5-9.0mm/グレー/7-17号 (13)

SVアコヤ本真珠CZリング/8.5-9.0mm/グレー/7-17号 (13)

 

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