きび六

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瀬戸内国際芸術祭2016 【小豆島】 お接待まみれの三都半島編 その2

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(その1の続きです。)

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080 尾身大輔 / 空想と虫籠

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木彫りの昆虫たち。リアルな上にでかいので、結構グロテスク。

 

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害虫。

 

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カマキリはメスがオスを食べているところだそうです。

 

ちなみにここは元瓦工場とのことで、鬼瓦なんかも見ることができます。駐車場有り。

 

 

081 久保寛子 / 段山遺跡群

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この地に古代文明があって、その遺跡という設定。

 

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こういう無駄にでかいものって、そんな感じしますね。この足のリアルな感じがなかなか良いです。

 

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中に入ることもできます。

 

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これは王の墓っぽいです。

 

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少し離れたところにいる猿。これだけ2色使いで味があります。

 

顔、足、猪の場所と、猿の場所にそれぞれ駐車場があります。猿の近くの駐車場では、「島の家よしの」があり、「お接待」をやっていました。

 

082 黒田大祐 / チョウジガマズミについて

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小豆島に自生するチョウジガマズミという木についての展示。

 

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この作品への出入口がある三都公民館裏でも、「お接待」をしていました。公民館の駐車場に車を停めて、ここと次の作品No.083を見ることができます。

 

083 友定睦 / 島の誕生

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小豆島の誕生を映像で表現。

 

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最初、海に塩を撒いているのかと思ったのですが、どうやら白い粉が積もって、島となるようです。どちらにしても壮大なイメージです。

 

084 土井満治 / 境界線の庭

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鳥居が地中に埋まっているような作品。山と海の境界線を表現しているそうです。

 

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鳥居の上にも、小さな鳥居があるのが面白いです。境内の地図のようなものを表しているんですかね。 

 

駐車場有り。

 

085 チャールズ・ウォーゼン / ひとりおどり

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太鼓蔵に収められたテトラポッド。こんな形のテトラポッドもあるんですね。シーロックというみたいですが。

 

確かに山車みたいで、お祭りの時に皆でこれを引いても違和感ないような。

 

この作品から作品No87までは、「島の家こうのうら」か海沿いにある駐車場に車を停めて、そこから歩いて鑑賞します。島の家ではお接待をしていました。

 

086 ジェームズ・ジャック / 夕焼けハウス:存在の言葉としての家

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地域の集会所を再生した作品。

 

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円形をモチーフにしているそうで、色々な所に「円」を見つけることができます。

 

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ちゃぶ台もあったりなんかして、テレビにも足が生えていたりして、時間が止まっているようでもあります。

 

087 赤坂有芽 / stories-House-

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プロジェクターを用いた作品。

 

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畳の上を泳ぐ鯉や、何もない床の間に映し出された掛け軸。幻想的です。 

 

088 入江早耶 / ククリヒメノソノ

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小豆島の産業の一つである電照菊のモチーフで飾られた庭。奥の母屋と手前の離れに作品が展示されています。

 

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作品は、様々な絵を消しゴムで消し、そのかすを集めて立体物を作るというもの。

 

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掛け軸の鯉と虎の絵を消しゴムで消して…

 

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その消しゴムかすで作られた鯉と虎。まるで掛け軸から飛び出てきたよう。なぜか一休さんを思い出します。

 

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離れの、床の間に飾られた光る電照菊と掛け軸、そして、そこから作られた千手観音。

 

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かなり精巧です。

 

その他、掛け軸に描かれた三段飾りの雛人形をすべて作ったりして、なかなかのクレイジーっぷり。こういうの好きです。

 

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そして、もう一つの見所は離れの昭和感。恐らく子供部屋ですが、スチールの学習机や鉄腕アトムの絵が描かれた椅子、何故か座布団が敷かれたソファー。

 

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壁に貼られたチェッカーズのポスター。どうにも昭和です。この中にも作品があったりして、この家の歴史のようなものも、作品に取り込んでいる所に好感が持てます。

 

089 伊東敏光+康夏奈(吉田夏奈)+広島市立大学芸術学部有志 / 潮耳荘

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ガウディを思わせるような巨大な建造物。

 

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背後にはラッパのようなものが海に向かって突き出ています。

 

写真ではこの作品に登っている人たちがいますが、登っちゃダメです。この人達は製作者だそうです。

 

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中に入ることもできます。杭のような無数の木材。

 

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外のラッパのようなものは、内部の二つの穴とつながっていて、耳を近づけると波音を聞くことができます。

 

この作品の近くに駐車場があり、これとNo.88の作品を見ることができます。

 

090 伊東敏光 / 怪物と少年Ⅱ/この彫刻は一万年の生命を持ちヒトの一生の間には10mほど歩くⅢ

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三都半島の先端にある作品。駐車場有り。

 

奇妙な生物の彫刻が絶景に映えます。

 

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この作品の背中に乗ってもいいそうです。脚立を使ってよじ登ってみましたが、結構高くて怖いです。そして、幅が広くゴツゴツしていて跨り難かったです。でも、いい写真は撮れました。

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写真を見ていて気づいたのですが、少年を背にして跨ると秘宝館っぽい絵になりそうですね。

 

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その先の砂浜にも作品はあります。海と山と島々と謎の生物。一体ここは何処なんだ?と、一瞬不安な気持ちになります。

 

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SF映画のワンシーンのような。

 

ちなみにこちらの作品は、よじ登るのは禁止です。

 

 

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