小豆島の醤油蔵が軒を連ねる「醤(ひしお)の郷」。ここの新名物「ひしお丼」を食べてきました。
ちなみにひしお丼とは下記の三条件を満たすものだそうです。
ひしお丼のお約束
・「醤の郷」で作った醤油やもろみを使っている。
・小豆島の魚介、野菜やオリーブなど地元の食材を使っている。
・箸休めはオリーブか佃煮を使っている。
今回は小豆島で最も古い醤油屋さん ヤマサン醤油が運営する「ヤマサン醤油 気まぐれ麹部屋」を訪れました。周囲はほのかに醤油の香りが漂っています。
外観
場所はヤマサン醤油の工場の前にある直売所内。
なかなか趣のある建物です。建物前にはメニューの看板があるので、じっくり検討できます。
駐車場は、この直売所の通りを挟んだ向かい側にあります。広めの駐車場で、車で行くにも便利。
店内
店内に入るとまず、工場で作られた醤油などの直売所があります。駄菓子も置いてありました。その奥が食事の場所となります。
入り口で注文してから席につきました。お茶はセルフです。オリーブ茶なんてのもありました。
食事する場所はそれほど広くはなく、数組で一杯になってしまいそうです。
メニュー
自家製醤油のチャーシュー丼
注文したのは自家製醤油のチャーシュー丼。分厚いチャーシューに、目玉焼きのような卵焼き、ミニトマト、きゅうり等の野菜が載っています。
チャーシューは割と甘めで、どこが「ひしお丼」なんだろ、って一瞬思ったのですが、その下のご飯を食べようとした時に分かりました。ご飯に醤油がまぶしてありました。これが、チャーシューの甘さと絡み合って何とも言えない旨さ。醤油ってこんな美味しかったっけ、って思うほど。美味しいです。
そして、丼に添えられた「もろみ」。もろみとは醤油麹と塩水の混合物で、これを絞った液体が生醤油だそうです。
チャーシューに少量付けてお食べ下さい、とのこと。醤油とは違った塩味の強い味で、これも甘めのチャーシューによく合います。
メニューはその他、ひしお丼として、オリーブハンバーグ丼やハマチ丼等もありました。ひしお丼のなんとか丼とか、ちょっとややこしいですね。
*注意点
今回は特に予約もせずに食べることができましたが、あとでネットで調べると、要予約と書いてあります。訪れたのが平日だったので、たまたま予約なしで大丈夫だったのかもしれません。
席数もそれほど多くないので、訪れる前には事前に電話確認・予約をしたほうが良さそうです。
その他
この敷地内に設置されている公衆トイレは、瀬戸内国際芸術祭の展示作品の一つとなっています。
作品名は「おおきな曲面のある小屋」。
まとめ
醤の郷のほぼ中心にあり、駐車場もあって、お土産も買え、観光案内所の役割もあるそうなので、観光の際には是非、寄りたい場所です。
ヤマサン醤油 麹(こうじ)部屋
住所:小豆島町馬木甲142番地
営業時間: 9:00〜17:00
定休日:不定休
駐車場あり