直島にあるリ・ウーファン美術館に行ってきました。リ・ウーファンはヨーロッパを中心に活躍する韓国のアーティストです。
設計は安藤忠雄。
門の脇の狭い歩道を通って館内に向かいます。コンクリートの壁と大きな柱が印象的。
柱の広場
「関係項―点線面」
館内入口前の広場。大きな柱と岩、鉄板のオブジェ。どことなく枯山水の世界を感じさせます。左手に入り口への通路があります。
コンクリートの大きな壁があり、テーマパークの行列整理のために設けられる通路のように館内入口にたどり着くまでに左から右へ、右から左へと歩いていきます。
「関係項―しるし」
その途中に見られるテラコッタのプレート。
通路を通り抜けると館内入口、受付があります。館内は撮影禁止。
次の展示スペースがあります。
- 照応の広場
- 出会いの間
- 小間
- 沈黙の間
- 影の間
- 瞑想の間
それぞれをじっくり見ても一時間ほどで見終えることができるかと思います。
この中で個人的には「瞑想の間」が良かったです。靴を脱いで入る小さな絵が飾られたスペースで床に座り込んで文字通り瞑想をすることができます。訪れた時は他に人が誰もいなかったのでとても静かで、休憩も兼ねつつとても落ち着くことができました。
広場の向かい側、海岸に向かうなだらかな斜面にも展示物があります。
「関係項―対話」
「関係項ー休息または巨人の杖」
まとめ
正直リ・ウーファンについてはほとんど何も知らなかったのですが、建物含めなかなか楽しめました。禅の精神を感じる作品群でした。
でかい石と鉄板を送りつけて、「適当にいい感じに置いといて。お前のセンスに任す。」みたいなアーティストと館員のやり取りがあったんじゃないか、なんて勝手な妄想をしたりするのも面白いですね。
アクセス
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