瀬戸内国際芸術祭。家プロジェクトが展開されている本村エリア編です。
アクセス
宇野港からのアクセスの場合、直接本村港行きのフェリーに乗る方法と、宮浦港からバスで向かう方法があります。
宇野→直島(本村港)
定員が100人未満の旅客船です。本数も少ないので時間が合えば使うのがいいかと思います。小型なのと瀬戸内海が穏やかなせいもあって、まるでテーマパークの乗り物に乗っているような気分がします。
乗船時間20分。往復チケットは宮浦港→宇野港でも使えるようです。
宮浦港→本村エリア(農協前)
アートの島っぽいバス。船の到着時間との兼ね合いもあるかと思いますが結構混んでいます。観光客で一杯で地元の方は大変だろうな、と。町民専用バスがあるようですが。
こんな渋い色のバスも走っていました。
007 三分一博志 / 直島ホール
関係ないけど"三分一"って変わった苗字ですね。山口県にルーツがある苗字のようです。
住民のための多目的施設。町が潤っている感じがします。
文化の香りがする島っていいですね。
008 安藤忠雄 / ANDO MUSEUM
009 宮島達男 / Sea of Time ’98ほか
「家プロジェクト」の一つ。館内撮影不可。古い家屋の中に大きく水がはってあり、デジタルの数字が光る。非日常感が半端ない。
010 杉本博司 / 護王神社 / アプロプリエイトプロポーション
「家プロジェクト」の一つ。どこにでもありそうな神社の鳥居をくぐって、階段を登ると、そこに作品が。
本殿に階段がかかっており、それが地下まで続いています。
地下には石室があります。横から懐中電灯を持って狭い通路を通り、石室に入ることが出来ます。石室は撮影不可。
BRUTUS特別編集 杉本博司を知っていますか? (マガジンハウスムック)
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011 ジェームズ・タレル / 南寺 / バックサイド・オブ・ ザ・ムーン
「家プロジェクト」の一つ。館内撮影不可。混雑時は整理券が配られるようです。
館内は何にも見えない真っ暗な空間。手探りで前に進み、壁際のベンチに座ります。本当に真っ暗なので、小学生の頃、体育館が真っ暗になった時に、テンションが上ってキャッキャ言ってた感じになりますが、それがあまりにひどいと注意されるので、気をつけましょう。
遅れてやってきてこれをやると、既に着席して冷静になっている人たちに、冷たい目で見られます。見えないけどね。
真っ暗だと思っていた空間も、しばらくすると前方にかすかな光が見えるようになります。15分ほどすると係りの方の指示で、自由に歩けるようになります。何か今まで見えなかったようなものが、見えるようになるというのは不思議な感覚です。
012 須田悦弘 / 碁会所
「家プロジェクト」の一つ。館内撮影不可。
013 千住博 / 石橋 / ザ・フォールズ / 空の庭
「家プロジェクト」の一つ。館内撮影不可。
墨絵のように濃淡のみで表現した襖絵や滝の絵画を見ることができます。ここは家自体も立派で、古民家としても見応えがあります。
014 大竹伸朗 / はいしゃ / 舌上夢 / ボッコン覗
「家プロジェクト」の一つ。館内撮影不可。
支離滅裂、メチャクチャな感じがして面白いです。
自由の女神も中にいます。
015 内藤礼 / きんざ / このことを
「家プロジェクト」の一つ。春会期はメンテナンスのため見ることが出来ないようです。また、見るには事前予約が必要。
本村ラウンジ&アーカイブ
農協前バス停近くにあります。ここで「家プロジェクト」関連の作家のグッズなどが購入できます。
まとめ
このエリアの作品は歩くのがそんなに苦にならないほどの距離に固まっており、また鑑賞時間もそれぞれそんなに長くはならないので、朝から動けば余裕で全て見れそうです。予約や整理券が必要なところは早めに対策を打つ必要はあると思いますが。
この辺りは飲食できる場所も多いのでのんびり過ごすのもいいかもしれません。